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料理研究家・野菜ソムリエのsachiです。台湾では家庭料理だけじゃなく、屋台や定食屋さんで広く親しまれている庶民の味の魯肉飯(ルーローファン)は、近頃の台湾ブームの影響で、日本でも浸透しつつある人気のアジアンカフェごはんです。今回は、おうちで簡単に作れる魯肉飯レシピをご紹介します。
豚バラ肉を甘辛く煮て、炊きたてのごはんにかけて頂く魯肉飯は、牛丼や豚丼のような感覚で食べられる、日本人の口にもなじみやすいアジアンカフェごはんです。
作り方はとっても簡単!フライパンで炒めた豚肉に、調味料を加えて5分程煮込み、フライドオニオンと五香粉を加えて、ひと煮立ちしたら完成です!
本場では、フライドエシャロットを使用しますが、今回は手に入りやすい、フライドオニオンを使用しました。フライドオニオンは、甘辛いたれに深みとコクをプラスしてくれます。
魯肉飯の味の決め手は、五香粉(ウーシャンフェン)!八角やクローブ、花椒などの中国料理ではおなじみのスパイスを5種類以上ブレンドした混合香辛料ですが、これを数振りするだけで、一気にアジアン気分に浸れますよ〜♪
スーパーの香辛料売り場でも扱われている店が多いので、より本場の味に近付きたい方は、手に入れてみて下さいね。
豚バラブロック肉 400g
◎水 400ml
◎醤油 大さじ3杯
◎ざらめ糖 大さじ2杯
◎オイスターソース 大さじ1杯
◎にんにく(すりおろし) 大さじ1杯
◎しょうが(すりおろし) 大さじ1杯
フライドオニオン 50g
五香粉(ウーシャンフェン) 2〜3振り
味玉 4個
ターツァイ 適量
炊きたてごはん 茶碗4膳分
※付け合せのターツァイは、さっと油で炒めて塩コショウを振っておきます。ターツァイの他に、青梗菜などの青菜や、高菜の漬物を付け合せにしても、相性が良いです。
① 豚バラブロック肉を1cmの厚さにカットして、さらに1cmの棒状にカットします。
② 熱したフライパンに①を入れて、うっすら焼き色が付くまで炒めます。
③ ◎を加えて加熱し、フタをして弱火で5分程煮込みます。
④ フライドオニオンを加えて五香粉を振り、一煮立ちさせます。
⑤ 器にごはんをよそい、④をごはんの上からかけて、ターツァイや味玉をトッピングしたら、完成です。
魯肉飯は作ってみると意外と簡単で美味しく、しかも1人分250円程と、とてもリーズナブルなので、お家でも取り入れやすい丼物です。
新型コロナウイルスの影響で、おうちで過ごす時間が長くなってる今、たまには気分を変えて、アジアンカフェごはんで、ランチタイムを楽しんでみては、いかがでしょうか?
この記事のライター
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