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新型コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が増えた今、いつもは手早く自分で作ってしまう料理を、子どもと一緒に作ってみる事にしました。
新型コロナウイルスの蔓延を防ぐため、子どもたちの学校が休みになったり外出も自粛するようになり、家族で家で過ごす時間がとても増えました。
いつもの日常が様変わりした事で、私たち親子も最初は戸惑いがありましたが、なんとかこの時期をみんなで乗り越えていこうと話し合うようになりました。
子どもたちの生活面では勉強や遊びについての工夫などがありますが、今回は「一緒に料理を作る」という経験について書きたいと思います。
我が家の子どもたちは二人姉妹ですが、2人とも私が料理を作っていると「自分も何かやりたい!」とよく言ってきます。
慌ただしい毎日の中、限られた時間で手早く料理を作ってしまいたい私は、野菜を洗うところとか、小麦粉を水で溶いたものをかき混ぜるところとか、簡単な部分だけ手伝ってもらって、「ありがとう!あとはお母さんがやるね。」となんとなくごまかしてしまいがちでした。
でも、今はちゃんと一緒に料理を作るいい機会なので、ハンバーグを次女と一緒に作る事にしました。
今までも、ハンバーグのタネを手でこねてもらった事はありましたが(これだけでも後の手洗いが大変です)今回は玉ねぎを切るところからやってもらいました。
玉ねぎは手が滑りやすいし、切っていると目が痛くなって涙が出てくるのでよく見えなくて危ない気がしていつも私が切っていたのですが、初めて次女に切ってもらいました。(ちなみに、玉ねぎは冷蔵庫で冷やしておくと切る時に目が痛くなりにくいそうです。)
今まで子どもたちに野菜などを切ってもらう時は、子ども用の包丁を使わせていたのですが、玉ねぎをたくさんみじん切りにするには小さすぎて不便だと思い、私が使っている包丁を初めて使ってもらいました。
これだけでも横で見ているとヒヤヒヤしましたが、次女にとっては刃渡りの長い包丁が使いやすく感じたようで、「これからはこれで切る!」と宣言していました。
最初の方から目が痛くなってきて涙目になっていたので、「かわろうか?」と助け船を出したのですが「いい!最後までやる!」と言い張るので、黙って見守る事にしました。
最後までみじん切りをやり切った次女の目からは涙がこぼれていましたが、達成感でいっぱいの様子でした。
今回はひき肉が解凍したばかりで冷たかったので、いつもそういう時は私がやるのですが、手が冷たいのを我慢して一生懸命こねてくれました。
そしてハンバーグの形を整えるところまで全部やってもらいました。
焼きあがったハンバーグをみんなで食べる時、次女は「全部うちがやったんやで!」と得意満面でした。みんなにも美味しいと褒められて大満足だったようです。
この分だと学校が始まって普通の生活に戻っても、ハンバーグは次女にお任せするようになるかもしれません。
うちは子どもが小学生と中学生ですが、お子さんが小さい場合は牛乳を加えて混ぜるだけでできるデザートなど、簡単なおやつを自分だけで作ってもらうのも達成感があっていいかもしれません。
家で過ごす時間を少しでも楽しくできるようにいろいろ考えていきたいと思います。
この記事のライター
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