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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。気温が上がってくると食べたくなるのがエスニック料理。エスニック料理を食べながら冷たいビールをごくりと飲めば、夏の暑さも楽しめるような気がしませんか?今回はビールのおつまみにぴったりなインドネシアの「サテアヤム」風の焼き鳥を作りたいと思います。サテアヤムは、インドネシアの調味料「ケチャップマニス」やスパイスを使ったつけだれに鶏肉を漬けて下味をつけますが、調味料は家にあるもので代用。ケチャップマニスは砂糖と醤油で、スパイスはカレー粉で、辛みを加える「サンバル」は豆板醤で代用して作ります。
たれに漬け込んだ鶏肉を串に刺してフライパンで焼き、ピーナッツのソースを添えます。
鶏肉は、もも肉を使えばジューシーに、胸肉ならさっぱりと仕上がります。皮も一緒に焼くとおいしいのですが、皮をとって使うと串に刺しやすくなりますよ。
ピーナッツバターは粒ありを使いましたが、お好みのもので。ピーナッツがしっかり感じられるタイプのものを使うとおいしくできます。
鶏肉 1枚(むね肉、もも肉お好みで)
A)醤油 大さじ2
A)砂糖 大さじ2
A)おろしにんにく 小さじ1
A)カレー粉 小さじ1
A)レモン汁 小さじ1
A)豆板醤 小さじ1
B)ピーナッツバター 大さじ2
B)醤油 大さじ1/2
B)砂糖 小さじ1
B)水 大さじ1
B)豆板醤 小さじ1
サラダ油 大さじ1/2
レモンまたはライム 2切れ
① 鶏肉は小さめの一口大に切る。Aの材料を合わせてつけだれを作り、鶏肉を入れて揉み込み、30分以上漬ける。
② 漬け込んだ鶏肉を串に刺す。
③ フライパンにサラダ油を入れて火にかけて串を入れ、両面を焼いて火を通す。
④ Bの材料を混ぜてソースを作る。
⑤ 盛り付けてレモン、またはライムを添える。お好みで玉ねぎのスライスやパクチーなど(分量外)を添える。
フライパンで焼いて作りましたが、グリルを使う際は、串を水に浸しておくと、串が焦げにくくなります。
スーパーやコンビニで売られている出来合いの焼き鳥を温めながらピーナッツソースを絡めたら出来上がり!火の通りも気にしなくていいので、手軽にエスニック気分を楽しめます。
焼き鳥(たれ) 4本
A)ピーナッツバター 大さじ1
A)おろしにんにく 小さじ1/2
A)砂糖 小さじ1/2
A)水 大さじ2
A)豆板醤 小さじ1/2~
A)レモン汁 小さじ1/2
A)カレー粉 小さじ1/2
① フライパンにAの材料を入れて混ぜながら火にかけ、煮立ったら焼き鳥を入れて水気が飛ぶまで加熱する。
たれの焼き鳥に、にんにくの風味やピーナッツのコクをプラス。豆板醤はお好みで加減してください。
レモンやライム、香菜などを添えると、出来合いの焼き鳥もエスニック風に大変身します。
家にいながら気分はアジアン。特別な調味料を使わなくても、エスニック料理の雰囲気を楽しむことができます。
汗ばむ日にはビール片手に、おうちエスニックにしませんか?
この記事のライター
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