更新日:2020年6月17日 / 公開日:2020年6月17日
今年も梅仕事の季節になりました。我が家では毎年、梅シロップを作ります。初めてでも失敗しない作り方のご紹介です。
今年も梅仕事の季節になりました。スーパーなどで青梅が並び始めると仕込みの開始です。
今年は4kgの南高梅で梅シロップを作りました。大小さまざまな保存瓶にいれて出来上がりが楽しみです。梅シロップを仕込んだ瓶を並べてニマニマしてしまう私です。
少し手間はかかりますが漬けてしまえば毎日お砂糖が溶けて水分が出てくる姿を見る時間は嬉しいものです。まだかな?あと何日で完成するかな?そんなことも手作りをする楽しさではないでしょうか?
手作りなら無添加で身体にも安心です。梅はなるべく自然農法で作られた無農薬で化学肥料を使ってないものを使用したいですね。なにせ皮ごとまるっとつけ込むのですから。
美味しいだけではない梅シロップは疲労回復や美肌効果にも。梅に含まれているクエン酸が疲れのもとである乳酸菌を分解し、血液中に滞らないようにする働きがあります。
甘酸っぱくって美味しい梅シロップ、1週間ほどで氷砂糖が溶けます。待ってましたとばかりに子ども達からの飲みたいコール。
今回は初心者さんでも美味しい梅シロップが失敗なく作れるいくつかのポイントをお伝えします。
青梅(南高梅)…1kg
氷砂糖…1kg
りんご酢…200cc
① 梅は丁寧に優しく水洗いします。買ってから時間が経った梅は2時間から3時間水につけておきます。水分を拭き取り、なり口を爪楊枝で梅を傷つけないようにとります。ざるに並べて梅を乾かします。保存袋に入れて一晩凍らせます。
② 大きな保存瓶(2Lから3L)をよく洗って熱湯を回しかけて綺麗な布巾の上で乾かします。食品にも使えるアルコール消毒液を瓶にかけキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
③ 瓶に氷砂糖→青梅→氷砂糖と交互に入れていきます。最後にりんご酢を入れて瓶を上下にしてなじませます。
④ 冷暗所において、1日1回瓶を優しく振ります。
⑤ 氷砂糖が溶けたら完成です。
できた梅シロップは水や炭酸水で割ったり、薄めずにそのままかき氷シロップとして美味しく楽しめます。
・瓶は必ず綺麗にしてから使います。
・梅は一度凍らせます。(氷砂糖が早く溶け、発酵せずに完成できます)
・りんご酢を加えることにより発酵を防げます。
氷砂糖の他に粗糖やメープルシュガーで仕込んだもの。レモンとはちみつを加えて作ったもの。小さめの瓶で今年はあれこれとお試ししています。出来上がって飲み比べするのが楽しみです。
写真の保存瓶はフランスのアンティークです。飾っておくだけで絵になります。こういうキッチン雑貨がおうち仕事のテンションを上げてくれます。
梅雨の季節、雨の日が多くなりますが、手作り梅シロップで身体の中からスッキリとしませんか?まだまだ今年の仕込みに間に合いますのでぜお試しください。
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