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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。塩漬けにしたカタクチイワシをオイルに漬けたアンチョビ。強めの塩気と独特の風味は、まさにおつまみ向きの食材ですよね。アンチョビをアクセントに少し加えれば、シンプルな料理もコクのある味わいになります。そこで、今回は、アンチョビと野菜を組み合わせて、お酒の進むおつまみを作りました。どれも簡単でヘルシー、ビールやワインに合わせてどうぞ。
まずは定番、アンチョビポテト。アンチョビの塩気と、多めに入れたにんにくの風味に食欲がそそられます。ひと手間かかりますが、じゃがいもを揚げ焼きにすると外側がカリカリで中がほっくりとおいしく仕上がります。
じゃがいも 3個
アンチョビ 3枚
にんにく 2片
オリーブオイル 大さじ2
パセリ 適量
① じゃがいもは、よく洗って、皮ごとラップに包み、500wで3分加熱したら、裏返してさらに3分位、楊枝が通るくらいまでレンジ加熱する。(この後フライパンで焼くので多少堅くてもOK)しばらくラップに包んだままにして粗熱をとる。
② にんにく、アンチョビ、パセリは、それぞれみじん切りにする。
③ じゃがいもの粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切る。
④ フライパンにオリーブオイル、じゃがいもを入れて火にかける。あまり動かさずじっくり加熱し、カリっとするまで弱めの火加減で揚げ焼きにする。きつね色になったら、じゃがいもを取り出す。
⑤ 同じフライパンににんにくを入れ(オリーブオイルが少なければ足す)、香りが出てきたら、アンチョビ、じゃがいもを入れて炒め合わせる。黒胡椒、パセリを入れて火を止める。
今回は新じゃがを皮つきのまま使いましたが、じゃがいもの種類はお好みで選んでください。
にんじんのサラダにアンチョビを加えました。ヘルシーなサラダにコクとうま味がプラスされて、存在感のあるおつまみになります。
にんじん 1本
アンチョビ 3枚
玉ねぎ 1/6個
A)オリーブオイル 大さじ1と1/2
A)おろしにんにく 小さじ1/2
A)レモン汁 小さじ1
ケッパー 小さじ1(お好みで)
パセリ 適量
塩 適量
胡椒 適量
① にんじんは皮をむいて千切りにする。塩を振ってしんなりしたら、水気をぎゅっと絞る。
② 玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水気をしっかり切る。パセリはみじん切りにする。
③ ボウルにみじん切りにしたアンチョビとAの材料、ケッパーを入れて混ぜ、にんじんと玉ねぎを入れて和え、塩と胡椒で味を調える。
にんにくとアンチョビを使ったバーニャカウダソースを和風にアレンジし、味噌を加えました。野菜がもりもり食べられますよ!お好みの野菜を添えてどうぞ!
アンチョビ 4枚
にんにく 4片
オリーブオイル 大さじ3
味噌 大さじ1
お好みの野菜 適量
① にんにくは縦半分に切って芯を取り、お湯で柔らかくなるまで茹でる。
② 茹でたにんにくとアンチョビを一緒に包丁でたたいてペースト状にする。
③ オリーブオイルをフライパンに入れて温め、アンチョビのペーストと味噌を加えて混ぜる。
④お好みの野菜と一緒に盛り付け、野菜をソースにつけて食べる。
うまみがぎゅっと詰まったアンチョビを使って作る手軽なおつまみ。野菜と合わせれば、野菜の持ち味も引き立ちます。パスタなどに使って余ってしまったアンチョビがある時にも重宝。
アンチョビのおつまみ、ぜひ作ってみてください。
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