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【ポコチェ】interview 崎山つばさ

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日本の文化を世界に発信できる2.5次元舞台を牽引する一人として盛上げていきたい。

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Profile

1989年生まれ。モデルを目指し芸能界入り。その後、先輩の舞台を観劇したことをきっかけに舞台の世界へ。2.5次元俳優としての地位を確立。また、2017年11月にはCDデビューも果たし、舞台だけに留まらず活躍の場を広げている。

今や日本独自のカルチャーとして、国内はもちろん世界中のファンを魅了する2.5次元ミュージカル。その立役者の一人として外すことができないのが崎山つばささんだ。

「お芝居をする上ではストレート舞台も2.5次元舞台も変わらないと思っていますが、よりマンガやアニメの世界のキャラクターが飛び出すというイメージでは2.5次元というのは一番ピッタリ来る言葉だと思います。日本の文化、日本ならではのアニメというものを世界に向けて発信できる強みだと思うので、もっと“2.5次元”という言葉が広がれば良いと思いますし、その拡散を手助けする一人としてみんなと一緒に盛上げて行きたいです」

原作ファンも多いアニメのキャラクターを演じる上で、意識する部分を伺うと。

「キャラクターを演じるときは緻密に役作りをするようにしています。例えば大人しいキャラクターなら感情をあまり露にしない、とか、特徴のある仕草やクセをしっかりと取り入れるとか。原作のファンの方の期待を裏切りたくないという気持ちもあるので、正直プレッシャーも感じます。でもそれに押しつぶされないように楽しみながら演じるように意識してます。原作のファンの方が僕の演じるキャラクターを見た時に“キャラクターが飛び出て来た!”と思ってもらいたいんです」

来年1月にはテレビドラマ『御茶ノ水ロック』への出演が決まっている崎山さん。主人公と退治するライバルバンドのボーカル、逢坂翔平役を演じる。

「ドラマと舞台は、全然違いました。舞台は見せ方、見られ方を意識して表現しますが、ドラマはより自然で細かい動きが大切になるのだと感じました。今回の役はバンドマン。バンドメンバーに対する想いとか、音楽に対する信念を伝えるために、まずは台本をしっかり読み込んで。そこから広げていって、自然に感情が出せるような役作りをしました」

活躍の場は芝居だけに留まらず、11月1日には『崎山つばさwith 桜men』として、「月花夜」でCDデビュー。初登場でウィークリーチャート第4位、デイリーチャートでは第2位という快挙を成し遂げた。

「過去にミュージカルの楽曲でCDを出したことはありましたが、崎山つばさとしては初めて。歌が得意というほどではなかったので、こんなにも多くの方に聞いて頂けてとても嬉しいです。このデビューをきっかけに音楽への思いや、世界感が広がりました。もっと色んなジャンルに挑戦してみたいし、まだ知らない自分にも会ってみたい。今まで悪役を演じたことがあまりないので、いつか極悪な嫌われ役とか、最後の最後で観客を裏切る悪いヤツとか演じてみたいですね(笑)」

舞台にテレビに音楽活動にと大忙しの崎山さん。最後にプライベートの話を伺うと。

「僕、地味なんですよ。家に帰ると完全にスイッチオフ。ソファーに座ったらリモコンやお菓子、スマホを全部手の届くところに置いてずっと海外ドラマ見てます(笑)。唯一行動するのは神社巡りくらい。神様に挨拶をしに行くっていう感覚で気になった神社に行ったり、地方に行ったら近所の神社を探して出かけたりします。だから好きなタイプの女性も行動派の人よりのんびり過ごせる人がいいですね。同じ空間にいながらお互い好きなことをやっているような空気感が同じ人。あ、でも外に連れ出してもらうという意味では少しアクティブなくらいの人がいいかもしれないです(笑)」

「御茶ノ水ロック」

監督/横尾初喜、直、畝田光記
脚本/田中眞一
出演/佐藤流司、染谷俊之、崎山つばさ、他
放送/テレビ東京
2018年1月10日(水) 深夜2:35〜放送スタート



この記事のライター

Poco'ce

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