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おせちにぴったり!圧力鍋で作る黒砂糖としょうがが入った「黒糖しょうが黒豆」

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おせちに欠かせない黒豆。圧力鍋で手作りしてみませんか?前日の夜に準備しておけば、朝は煮るだけで、あっという間につやつや黒豆ができあがり!今回は、ちょっとアレンジして、黒砂糖としょうがが入った、体をぽかぽか温めてくれる黒豆のレシピをご紹介します。黒豆の煮汁を使った、ホットドリンクもおすすめです。 

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目次

この記事を試すのにかかる時間

  • 約30分(黒豆を戻す時間、冷ます時間は含まない)

この記事を試すのにかかる金額

  • 500円~(黒豆のランクによって異なります)

おせち料理の黒豆に込められた願いとは?

おせち料理には、いろいろな願いが込められています。では、黒豆にはどんな意味が込められているのでしょうか?

黒豆の「まめ」という言葉には、「元気・丈夫・健康」という意味があります。

「まめに働く」「まめに暮らす」などの語呂合わせで、昔からおせち料理には欠かせない一品です。黒豆といえば、シワがなく、ぷっくりと煮あがったものが主流となっていますが、実はこれは関西風。「シワが寄らずにいつまでも元気で」という意味が込められています。

一方、関東はあえてシワが寄るように煮るのです。こちらは、「シワが寄るまで元気で」という意味が込められているのです。シワができても、できなくても、どちらも健康長寿を願う気持ちは一緒なのですね。

【レシピ】圧力鍋で作る「黒糖しょうが黒豆」

寒い季節に、体を中から温めてくれる黒糖としょうがで黒豆を煮ました。黒糖のおかげで鉄釘などを入れなくても、黒々とした艶のある黒豆ができますよ。加圧時間は、お使いの圧力鍋のレシピ集を参考にしてくださいね。

材料

・黒豆 1カップ(約150g)
・黒糖 100g
・水 2カップ
・しょうがスライス 1かけ分(30g)
・クコの実(トッピング用) 適量

作り方

①圧力鍋に黒糖と水を入れて火にかける。沸騰したら火を止めて、さっと洗った黒豆を入れて圧力鍋のフタを閉めて、6~8時間置く。

②圧力鍋のフタを開けて、黒豆がしっかり戻っていること(シワなくひとまわり大きくなっている)を確認したらしょうがのスライスを加えてフタを閉めて、火にかける。

③沸騰して圧力がかかったら、弱火にして1~5分加圧調理して火を止める。

④そのまま、圧力が下がって粗熱が取れるまで冷ます。
(熱いうちにフタを開けると、急激な温度差で黒豆にシワが寄ることがあります)

※保存する時は、豆が煮汁から出ないようにしてください。
※お使いの圧力鍋によって加圧時間が異なります。お手元の取扱説明書や付属のレシピ集をご参照ください。

圧力鍋で豆料理を作る時に大切なこと

圧力鍋で豆料理を作るときは、最大調理量にご注意ください。

豆料理の最大調理量は、圧力鍋の容量の1/3以下と決められています。
(お鍋本体に印が付いてます)

これは、お豆とその他の材料、調味料、水を全て合わせて「圧力鍋の容量の1/3以下」で調理してくださいという意味です。お豆だけが1/3以下だったらいいという意味ではないので、気をつけてくださいね。

豆料理(特に大豆)は、煮汁が泡立ち、ノズルから吹きこぼれることがあるため、吹きこぼれない容量として、1/3以下と決められています。安心・安全に使うための大切なルールなのです。

また、付属の蒸し料理用のカゴ(スノコ)を落し蓋代わりに豆の上にのせて調理することを推奨しているメーカーもあります。どちらも使う人の安全を考えられたルールですので、お使いの圧力鍋の取扱説明書で確認してくださいね。

シワなし!つやピカ黒豆を作るコツ

ぷっくりつやつやの黒豆にしたい!なのに、シワができてしまった…なんて、ちょっとがっかりですよね。

そうなる前に!黒豆にシワができてしまう原因をまとめました。ここに気を付ければ、黒豆名人になれるかも!?

①急激な温度変化は禁物!

煮上がった後(圧力鍋なら圧力が下がって)すぐにフタを開けると、急激な温度差によってシワができることがあります。シワができないようにするには、煮上がった後、そのまま粗熱が取れる程度まで冷ましてから、開けてください。

②急激な煮汁の濃度変化は禁物!

圧力鍋を煮ている途中で、「やっぱりもっと甘くしたい!」と思ったら、お砂糖を一度にまとめて加えてしまうと、煮汁の糖度が急激に上がって、濃度差により豆の中の水分が奪われて、しわができることがあります。

お砂糖を加える時は、少しずつ段階を踏んで加えてくださいね。今回のレシピでは、途中で砂糖を追加しないレシピなので、失敗知らずです。

③つやつやお肌に乾燥は大敵!

黒豆が煮汁から出ると、乾燥してシワができてしまいます。出来上がって保存する時は、「豆が常に煮汁に浸っている状態」にしてください。また、煮汁が少なくなってきたら、表面にクッキングペーパーかラップをぴったり貼り付けると表面が常に煮汁で覆われた状態になりますので、乾燥しにくいです。

また、保存する密閉容器も、中身が少なくなってきたら小さなものに変えたり、密閉容器の中にポリ袋をかぶせて、その中に黒豆と煮汁を入れておくと、中身が少なくなってきても、キューっと縮めれば、豆が煮汁に浸るのでおすすめです。

また、使うお豆は新しいものほどやわらかくつやつやに煮えます。古いお豆では、やわらかく戻りきらなかったり芯が残ったりすることがありますので、ご注意ください。

ポリフェノールたっぷり!煮汁でできるあったかドリンク

体を温める作用のある黒糖としょうが、そしてアントシアニンや大豆イソフラボンを多く含む黒豆のエキスが溶け出た煮汁。無駄なくおいしくいただきましょう。煮汁を使った、おすすめの簡単ドリンクをご紹介します。

・ホット黒糖柚子ドリンク
黒糖しょうが黒豆の煮汁(大さじ2)に、柚子のしぼり汁(小さじ1)を加えて、熱湯150mlを注ぐ。お好みで柚子の皮を浮かべる

・黒糖しょうがラテ
黒糖しょうが黒豆の煮汁(大さじ2)に、ホットミルクを 注ぐ。

その他、コーヒー、ココア、シナモンなどとの相性も◎!お好みでカスタマイズしてみてくださいね。

寒い季節。体ぽかぽかの黒糖しょうが&黒豆の健康パワーで乗り切りましょう!



この記事のライター

さいとうあきこ

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