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時短&免疫力アップも!半日からできる!干し野菜のススメ

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毎日、寒くて乾燥した日が続いていますね。暖かくなるのが待ち遠しいですが、そんな季節だからこそ出来るのが干し野菜。干すと言っても半日から1日程度の短時間だけザルに並べて干すだけで、旨みも増すだけでなく栄養価も高くなるのです。冷たい風と太陽を味方にして、おいしい干し野菜を作ってみませんか?

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目次

 野菜を切って干してみましょう

野菜は基本的にはどんな野菜でも干すことができますが、傷みやすいモヤシやレタスは不向きです。野菜は丸ごとではなく使う用途に合わせて切ってから干すと使いやすいです。ごぼう、レンコンなどアクの強い野菜は酢水に晒してから干すと変色を防げます。

切った野菜をザルに並べてベランダなどの風通しの良い日の当たる場所で干しますが、外で干すのが難しい時は、少し時間はかかりますが窓辺でも大丈夫。カラカラになるまで干すわけではないので、干すというより日光と風を当てる感じです。

ザルをお持ちじゃなければトレーにオーブンペーパーを敷いて代用できますが、こまめに裏表を返すといいでしょう。
干す時間は半日から1日。白菜などの水分の多い野菜は2日ぐらい干すと程良く水分が抜けて仕上がります。

干し野菜はぐんと栄養価がアップ

野菜に含まれる栄養素でビタミンD・ビタミンB群、カルシウム、鉄分、ナイアシン、食物繊維を含むものは日に当てて干すことによって栄養価がぐんと高くなります。

特にきのこ類は干すことでビタミンDが大幅に増えます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、免疫力を上げる働きもします。風邪が流行るこの時期には嬉しい効果ですね。

干し野菜は旨みが凝縮し、時短料理にも

干すことで野菜本来の旨みや甘味が増しますので、鍋物やお味噌汁にすると良い出汁が出ます。また水分が抜けているので煮物にすると味が入りやすくなるのですが、形も崩れにくくなります。切ってあるので、そのまま料理に使えますから、生のまま使うよりも時間が短縮出来ます。

写真の煮物は、干した大根とにんじんを使って豚肉と炊き合わせました。
大根は独特の食感と旨みが増し、にんじんは甘く、味がよく染みた煮物になりました。

干し野菜の保存と使い方

大根を完全に水分を抜くまで干すと市販のものと変わらない保存性の高い切干大根になりますが、短時間で仕上げた干し野菜は大体4、5日が保存の目安。
ビニール袋に入れて野菜室で保存してください。生のまま保存するよりも味が変わらないまま保存できます。

干し野菜は、その特性を生かして、汁物、煮物、素揚げ、炒め物などに使うのが向いています。
干した白菜は炒め物にすると水っぽくならずに火が通るので、八宝菜や旨煮などにするとしゃっきりとしたおいしい仕上がりになりますよ。

日々のごはんのおかずとして使うだけでなく、おもてなしや酒の肴に使ってみると、うち飲みの話題にもなるかもしれません。

1/8等分ぐらいに縦割りに干した白菜を切らずにガーリックバターで両面を焼き、塩と黒胡椒を振った白菜のガーリックソテーは見た目のダイナミックさと白菜の甘さがやみつきになるひと皿に。肉料理の付け合わせにも向きます。

きのこ類はアンチョビ、ガーリック、オリーブオイル、唐辛子で煮たアヒージョがおすすめ。カリッと焼いたパンと一緒に。

お休みの日にちょっとした手間をかけてあげるだけで、保存期間を長くすることができるだけでなく、ごはん作りを少し楽にしたり、栄養がアップしたり、何より野菜がおいしくなる干し野菜。ぜひお試しください!



この記事のライター

鎌倉裕子

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