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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。なすのおいしい季節ですね。水分が多く、体の熱を逃がしてくれるなすは、夏の食卓にどんどん取り入れたい食材です。和洋中、どんな料理にもなじみ、生でも煮ても焼いてもおいしなすですが、今回はなすと相性のいいチーズを使ったオーブン料理をご紹介します。
大きな米なすをくり抜いて、中にミートソースを詰め、チーズをのせて焼きました。皿いっぱいのなすはボリュームとごちそう感がありますが、市販のミートソースを使えば、調理の手間はそれほどかかりません。
工作気分でなすをくり抜いたら、あとは具材を炒めて焼くだけ。オーブン任せで、メインディッシュの出来上がりです。
米なす 1個
ミートソース 1人前
玉ねぎ 1/4個
ブラックオリーブ 5個
マッシュルーム 3個
シュレッドチーズ 50g
オリーブオイル 小さじ2
ワイン 大さじ1(水でもOK)
バジル 適量
塩 適量
黒胡椒 適量
① 米なすは縦半分に切って、皮から1cmくらい内側を包丁で切り込みを入れ、中は格子に切り込みを入れる。スプーンで中身をくり抜く。(皮が器になるので、皮を切らないようにする)
② フライパンにオリーブオイルを入れて玉ねぎを炒め、しんなりしてきたら、くり抜いたなす、薄切りにしたマッシュルームとブラックオリーブを入れて炒め、白ワイン、ミートソースを入れてなすが柔らかくなるまで加熱し、塩と黒胡椒で味をととのえる。
③ なすの器の内側に塩を少々振る。炒めた具材を入れ、シュレッドチーズをのせて、180度に予熱したオーブンで25分位焼く。
④ フライ返しなどを使って皿に盛り付け、ちぎったバジルを散らす。
ミートソース以外にも味噌味にしたり、ベーコンを入れたり、さば缶を加えたり、アレンジもいろいろ楽しめます。
米なすは大きいので作業がしやすく、皮も実もしっかりしているので、器にしても形が崩れません。焼き時間はオーブンによっても異なるので、調整してください。また、米なす以外のなすを使う場合も、焼き時間を調整してください。
なすに切り込みを入れて丸ごと焼いた、見た目も楽しいなす料理です。味はシンプルで意外とさっぱり!こちらもオーブン任せで出来上がります。
なす 2個
トマト 1個
スライスチーズ 4枚
シュレッドチーズ 30g
バジル 8枚くらい
オリーブオイル 適量
塩 適量
ハーブソルト 適量(お好みで)
① なすはがくのまわりを包丁でぐるりと切り、がくをとる。へたを切り落とさないように、縦に8mmくらいの厚さに切る。なす全体、切り込みの間にも塩を振って、そのまま5~10分おく。
② トマトは6~7mmに切り、種をとる。
③ なすがしんなりしてきたら、なすの切り込みの間に、バジル、トマト、スライスチーズを挟む。
⑤ オーブンの天板に並べ、オリーブオイルを回しかける。
⑥ 180度に予熱したオーブンに入れ、10分位焼いたら、シュレッドチーズを全体にのせ、さらに5~10分焼く。
⑦ フライ返しなどを使って皿に盛り付け、お好みでハーブソルトをかける。
中に挟むチーズは、手軽なスライスチーズを使いましたが、モッツアレラチーズなどお好みのもので。また、挟むだけでなく、最後に散らすチーズは増量してチーズたっぷりもおいしいです。
生ハムやベーコンなどをプラスすればボリュームも出ます。
天板で焼かずに、スキレットなどに乗せて焼けば、そのまま食卓に出すこともできて、盛り付けの手間が省けます。
オーブンで焼いて仕上げるちょっぴりお洒落ななす料理。旬のなすのおいしさを、たっぷり味わってくださいね。
この記事のライター
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