【髪を伸ばす】今日から始める髪の毛を早く伸ばすための方法10選！

1．髪の伸びるスピードとは？

髪が伸びるスピードには髪質やダメージ具合によって個人差があるものの、そこまで大きな差が出ることはありません。

一般的に髪が伸びるスピードは下記が平均とされています。

・1日：約0.03～0.05mm
・1ヶ月：約1～1.5cm
・1年：約12～18cm

1ヶ月で伸びる平均は約1cm。この統計からすると、半年〜1年も待てば切りすぎたショートヘアスタイルの人もセミロングヘアまで伸びる計算になります。

しかし、1ヶ月に1cmでは伸びるのが遅すぎると感じている人も多いと思います。そんな人のために、次章からは髪を伸ばす方法についてしっかりご紹介していきます！

2．髪を伸ばす方法10選！

髪の毛は常に成長しているわけではなく「成長→休止→退行」というヘアサイクルを繰り返しています。

しかし、ダメージがひどかったり、髪に悪影響な生活を行ったりしていると成長期が短くなってしまい髪の成長を妨げることに繋がります。

ここでは誰もがちょっとした努力や気遣いでできる方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

2-1．こまめに美容院でメンテナンスカットする

意外かもしれませんが、髪が傷んでいる場合、こまめにメンテナンスカットする方が早く伸びる人もいます。

髪の毛はブリーチを含むヘアカラーやパーマなどによるダメージを受けると、なかなか元には戻りません。

このようにダメージを受けている部分は放って置くと髪の毛の成長を妨げるだけでなく、伸びた後にも切れ毛や枝毛となることが考えられます。

こまめにメンテナンスカットすることにより、見た目も綺麗に髪を伸ばすことができますので心当たりのある方は取り入れてみてください。

2-2．髪に良い食事を心がける

髪を健康に育てるためには髪の成長に必要な栄養を普段の食事で摂取する必要があります。

髪にとって必要な栄養分は主にタンパク質です。

髪の毛のおよそ8割がケラチンと呼ばれるタンパク質でできていますので、タンパク質が不足すると髪のハリやコシがなくなり、縮れなどのダメージヘアになってしまう原因にもなります。

また、ビタミン群や亜鉛も頭皮や髪の健康を保つために大事な栄養素となりますので、以下の食材を参考に取り入れてみてください。

【タンパク質を多く含む食材】

・大豆、乳製品、卵、肉

【ビタミン群を多く含む食材】

・ナッツ、レモン、グレープフルーツ、豚肉

【亜鉛を多く含む食材】

・牡蠣、レバーなど

2-3．【セルフでもできる】こまめにヘッドスパを行う

頭皮の血行を良くすることで、髪に栄養が行き届きやすくなります。

血行促進の方法は多く存在しますが、一番ダイレクトに頭皮へアプローチできるのが「ヘッドスパ」。

ヘッドスパは地肌をクリアな状態にしてくれるだけでなく、ツボ押しやマッサージで血行やリンパの流れをよくします。

ちなみに、頭皮をマッサージする際は力を入れずに優しく、手全体を使ってマッサージするようにしましょう。炭酸シャンプーをヘッドスパで使うことにより効果が増しますよ。

【おすすめの頭皮ケア方法】

①　広げた両手のひら全体で頭（耳上辺り）の両側をしっかり押さえ、そのまま挟むようにゆっくり上げる
②　上げたら数秒間制止、そのままゆっくり両手の力を緩める。これを3～5回繰り返す
③　両手の指の腹で頭の両サイドを押さえて、円を描くように頭皮をゆっくり動かす。全体にまんべんなく繰り返し、頭皮マッサージする
④　最後に、全体を指先でリズミカルに頭皮をタッピングする

2-4．睡眠の質を見直し

髪を早く伸ばすには睡眠の見直しも大切。特に、良質な睡眠は頭皮の血行、血流を良くしてくれ、髪の健康へとつながる大事なポイントとなります。

腹8分目の食事を心がける、遅い時間に食事をしない、栄養のバランスを気をつけるなど普段の食事を少し変えるだけでも睡眠の質は上がってきますので、ぜひ試してみてください。

2-5．シャンプーの見直し

髪を伸ばすためにはアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

アミノ酸系のシャンプーは優しい洗浄力なので、皮脂を落としすぎず、カラーの退色やトリートメントの抜けも防げます。

近年ノンシリコンが流行っていますが、ヘアケア用に開発されたシリコーンは、必要以上に髪に蓄積したり詰まったりしません。上手に使えばハイダメージを受けた髪もツヤや指通りを取り戻すことができます。

幅広いラインナップの中から自分に合う最適な商品を探すのはなかなか難しいと思うので、わからない時はプロの美容師に相談しましょう。

2-6．トリートメントを積極的に行う

今、生えている髪の毛に直接的に栄養を送るにはトリートメントをこまめに行うことが重要です。

最近ではホームトリートメント用薬剤の質も向上しているので、髪の主成分でもあるケラチンタンパク質の補給が自宅で簡単にできてしまいます。

ホームトリートメントをこまめに行えば、ある程度枝毛や切れ毛を防ぐことができますので、切れ毛予防になるだけでなく、美容室のトーリートメントを行わずともサラサラヘアーが手に入ります。

少し手間ではありますが、継続は力なりと思い挑戦してみてください。

【効果を高めるヘアケア方法】

①　シャンプーの後、しっかりと水気をとる
②　毛先を中心に何個かの毛束を作り、しっかりとトリートメントをつける
③　粗めのコームでといて、髪全体に行き渡らせる
④　ラップで髪を覆って、10分ほど浸透させる

2-7．髪型が一定にならないように心がける

「髪を結んだら伸びるのが早くなった」という噂を聞いたことがある人もいるかと思います。

髪は「細胞分裂」によって伸びていきますので結んだからといって確実に伸びるという根拠はありません。

恐らく、髪を結ぶという行為には、髪を梳かし、まとめて、結ぶという工程がありますので、頭皮が刺激され血行が良くなったことによるものだと思われます。

このように分け目を変えてみたり、結んでみたり、髪型に変化をもたらすことにより血行が促進されることは十分考えられます。

また、分け目を変えることにより紫外線を浴びる範囲も変わってくるため、ダメージや抜け毛も予防することが可能です。

2-8．髪の毛の洗い方を見直す

頭皮環境の基本であるシャンプーはとても重要ですが、多くの人は、正しくシャンプーを行えていません。なぜなら、シャンプーは髪を洗うものだと認識しているからです。

シャンプーは、髪を洗うものではなく頭皮を洗うもの。頭皮の皮脂をキレイにして、頭皮環境を整え、血行促進に繋がるようなシャンプーを心がけましょう。

【シャンプーのポイント】

①　シャンプーを行う前には必ずブラッシングをし、38度〜40度のお湯で流していく
②　シャンプーは必ず手で泡立ててから頭皮につけるようにし、髪ではなく頭皮を指の腹で洗うようにする
③　すすぎは特に念入りに行い、シャンプーが頭皮に残らないようにきれいに洗い流す

2-9．紫外線対策を行う

頭皮は顔に比べて日焼けしやすく、日焼けした頭皮は乾燥します。

乾燥した頭皮は、フケ、かゆみ、抜け毛、炎症を起こし、髪の成長を妨げることもあるので、紫外線対策は普段からしっかり行いましょう。

具体的には帽子をかぶる、日傘をさす、ヘアUVスプレーを使用する、分け目をこまめに変えるなどです。

簡単に行えるものばかりですので、普段の生活で取り入れてみてください。

2-10．乾かす際はドライヤーを使用する

現在、自然乾燥で髪を乾かしている人がいたら今すぐにやめるようにしましょう。

自然乾燥は頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、衛生的にも良くありません。健康な頭皮環境を整えるためには、必ずドライヤーを使って髪を乾かすことが大切です。

また、ドライヤーを使用するときは毛先からではなく頭皮から風を当てて乾かしていきます。最後は冷風でセットすることにより、無駄な乾燥を防ぐと同時にキューティクルが整い見た目もきれいな髪へと導いてくれますよ。

髪を早く伸ばす方法を取り入れイメージチェンジしてみよう

いかがでしたでしょうか。

髪の毛が伸びることで、さまざまなヘアアレンジに挑戦できたり、イメチェンができたりとメリットが多く存在します。

髪を伸ばすには頭皮の環境だけでなく生活環境などの見直しも必要となってきますので、自分自身を見つめ直すいいキッカケにもなると思います。

今回の記事を参考に、新しい自分を見つけてみてください。

まとめ

・髪は1ヶ月に約1cm伸びる
・髪を結べば伸びるという噂に根拠はない
・髪を伸ばすには頭皮環境や生活環境、血行などが大きく関わってくる
・髪を伸ばすには毎日のヘアケアの見直しも大切