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一足お先に春気分、インスタント寄せ植え

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まだまだ寒い日が続いていますが、園芸店には、早くも春の花が並んでいます。一足早く花を付けている開花株を使って、簡単に春の寄せ植えを作ります。

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目次

早春の水仙

今回の寄せ植えに使うのは水仙の花です。水仙は、まだ寒い冬のうちから花を咲かせてくれる、早春を代表する球根花です。家庭で楽しむガーデニング用としては、一回り小ぶりなミニ水仙がおすすめ。

この時季になると、蕾を付けた開花株が園芸店に出回ります。この開花株を使えば、秋に球根を植えていなくても、簡単に水仙の花を楽しむことができます。

黄色系で揃えて

水仙の黄色に合わせて、イエローからオレンジで花苗を揃えました。あまり色を増やさず、ワントーンにまとめる事を意識すれば、カラーコーディネートも簡単です。テラコッタ色の鉢と相性がいいのも、黄色系の寄せ植えのメリットです。

・ミニ水仙 開花株で1鉢
・パンジーまたはビオラ 2株
・カラーリーフ 3~5株

カラーリーフは、使う鉢の大きさによって数を調整します。大きめの鉢ならば多めに、そこまで大きな鉢でない場合は、少なめに用意します。垂れ下がる品種を入れると、動きが出て素敵にまとまりますよ。

鉢底石を2~3センチ分敷き、その上にネットを乗せます。これは、寄せ植えを解体する時に、鉢底石を土と分けやすくするための工夫です。写真のネットは、網戸の網を再利用したもの。網戸の張り替え時に、古い網や余った部分を取っておくと重宝します。他に、野菜の入っていたネットや、水切りゴミ袋など、鉢底石を分ける用途で使えそうなものは日頃から集めておくと役に立ちます。

鉢の半分ほど土を入れ、最初に一番背の高い水仙の位置を決めます。背の高い材料は後ろ側に配置するとバランスがとりやすいので、一番後ろのセンターにします。

次に、水仙の手前にパンジーとビオラを入れます。まだまだ、鉢には隙間がある状態です。

手前の隙間に、垂れ下がるカラーリーフを入れ、サイドにも斑入りのカラーリーフを足していきます。苗と苗の隙間にしっかりと土が入るよう、菜箸などを使ってサクサクと土を突いていきます。キッチンで払い下げになった菜箸は、寄せ植えづくりで便利に使えますので、捨てないで!

開花株のメリット

水仙の開花株を使った、春のインスタント寄せ植え、完成です。

咲いている開花株を使えば、球根から待たずにすぐ花が鑑賞できます。開花株には他にもメリットがあります。まず確実に花が咲いているという点。球根から植えると、中には咲かずに終わってしまう球根もあります。秋からずっと待ったのに、上手く咲かなかったとなるとかなりショック。でも開花株なら、もちろん心配無用です。

そして球根から咲かせる花は、多くは短命に終わりますが、園芸店に並ぶ開花株は、まだ真冬のうちから咲いているので、冷気のおかげで花が長持ちするのです。

こちらは、チューリップの開花株を使ったインスタント寄せ植えです。水仙の寄せ植えと同じように、咲いた状態のチューリップ鉢を購入し、ゼラニウムやバコパといった春の花苗と寄せ植えしています。チューリップが咲くのは通常4月ですが、この寄せ植えを作った時は、まだ2月。一足早く出回る開花株を使ってこその、春を先取りした寄せ植えと言えます。チューリップの花も、驚くほど長持ちしますよ。

1月2月に出回る春の開花株は、季節を先取りするファッション界に似ています。早々にお店に並んだ、軽やかな春色の服のように、一足お先に春の気分、寄せ植えで楽しんでみては?


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この記事のライター

鴨下ふみえ

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