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好きなテイストは諦めなくても大丈夫。2つのポイントで大人仕様

「イタいアラサーのおばさんに見られたくはないけど、20代前半の頃のファッションを無性に着たくなってしまう」という切実な叫びに、muccoさんが出したアドバイスとは…?人気ブログ、ケチケチ贅沢日記の著者であるmuccoさんが綴る、読者に寄り添ったファッション×ライフスタイルコラムの第5弾

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「カッコいいおばさん」を目指して好きなテイストを取り入れよう!

若い頃のテイストを引きずっていてはイタイおばさんに見られるのでは…?というお悩み

Q.30代になり、外見・内面ともに年齢を重ねたことは十分理解していますが、学生時代から好きだったロックテイストのものを無性に着たくなります。でも学生時代や20代と同じものを着ていては、若作りのイタいおばさんに見られるのでは、と躊躇しています。このもやもや、どうしたらいいでしょうか?(30代前半、出版)

A.着たいものは着たいけれど、若作りのイタいおばさんに見られるのは嫌。
ならば、若作りではないカッコいいおばさんになればいいのです。私の周りにも、ロックテイストをさらりと取り入れライブに出かけるカッコいいおばさんたちがたくさんいますので、好きなテイストは諦めなくても大丈夫!

パンク、ヘヴィメタル、ハード、グラムにグランジ、オルタナティブetc.
ロックをそれぞれ細分化するとキリがないので、ここでは誰もが思い浮かべるロックテイスト「レザージャケット+バンドT+超ミニスカートorスキニ―パンツ+ブーツ+シルバーアクセサリー」で話を進めていきましょう。

30代以降のロックテイストは「クオリティとコーディネート」が大切

まず、学生時代に似合っていたロックテイストを思い浮かべてください。下北で見つけた古着のライダースジャケット、バンドTはわざとネックを伸ばしてだらしなく、激安ジーンズは自分で破ってペンキを塗りダメージドジーンズに、バイト代を貯めて買ったビブラミソールのドクターマーチンはわざと磨かず白っぽくetc.

20代の頃は、全身チープなアイテムでちょっとだらしないコーディネートをしても、若さがすべてカバーしてくれました。

対して30代は、社会に出て様々な経験を重ねて得たことが、表情や振舞い、態度、言動などの落ち着きとして表れます。はじけるような若さの20代前半と違って当然なのです。その違いを理解している質問者さんは、客観性を持った賢明な方でしょう。
では、どうしたら若作りではないカッコいいおばさんになれるのか?

答はとても簡単。クオリティコーディネートで、子供には真似のできない大人仕様に。
では説明しましょう。

1.アイテムのクオリティをアップグレードする。

前述のように、20代の頃は全身チープで埃っぽいもの・だらしないものを着ていても若さがすべてを跳ね返してくれました。でも人は生きている限り必ず年齢を重ねます。せっかく30代という大人になったのですから、ロックテイストのアイテムも全身チープはおしまい。今とこれからのあなたに見合ったクオリティにアップグレードしてはいかがでしょう。

例えば、

古着のライダースジャケット→軽くて柔らかなラムレザーのライダースジャケット。

ビューティフルピープルやセレクトショップオリジナルは、質が高くシルエットもコンパクトです。

Beautiful People より

厚底ブーツ→シューズブランドやハイファッションのエンジニアブーツ、スタッズ付パンプスなど。

フリーランスやジミー・チュウのエンジニアブーツは大人っぽくて素敵。ヴァレンティノ・ガラヴァーニのスタッズ付パンプスは美しい。きちんとお手入れすれば、10年選手になるでしょう。

Jimmy Choo より

Valentino より

謎のアジア人の露店で買ったシルバーアクセサリー→そろそろ憧れのクロムハーツを。

ポリエステルのスカル柄スカーフ→シルクやカシミヤなど上質素材のスカル柄に。

アレキサンダー・マックイーン!

Alexander McQueen より

あら、いきなりすごいアップグレード!と感じた方もいらっしゃるでしょう。これにはきちんと訳があります。

私はこれまで多くの読者さんとやりとりしてきましたが、実は40代・50代・60代になっても好きなテイストやモチーフは学生の頃からあまり変わらないのです。

これは連載第2回目第3回目で取り上げたスタイルのうち、これまでの積み重ね(軸・ベース)でもあり、今もこれからも好きなもの(変化)の両方に当てはまります。

ロックテイストはトレンドに関係なく永遠のものですし、あなたのスタイルを作り上げるうえでこれまでも、これからも大切な要素。チープなものをあれこれ買い替えるのも楽しいですが、それでは20代の頃と変わりません。

今、質問者さんは変化が必要だと気付いているから躊躇しているのでしょう。好きなテイストはそのままで、より質の良いものへとアップグレードすることも変化の一つです。

少しずつでかまいません。遊び要素の強いものであろうと、本当に好きで欲しいものを手に入れてみませんか?いいものを大切に使い、愛着を持つことは、大人だからこその楽しみなのですから。

2.ロックテイストアイテムはコーディネート全体の30%~40%に抑え、残りはキレイめに。

質問者さんに質問です。
若作りのイタいロックテイストおばさんを見かけたことがありますか?もし見たとしたら、どんなところをイタいと感じたのでしょう?

それは、ロックスターでもない普通の大人が、ライブハウスでもない普通の場所で、全身ロックなアイテムでコーディネートしていたからでは?

ロック魂に年齢は関係ありません。しかし、我々一般人が全身ロックでは場違いなことも多いでしょう。その大人としての節度のなさが、「若作りのイタいおばさん」として映ったのかもしれませんね。

最初に、ロックテイストをさらりと取り入れ、と書きましたが、さらりを比率にすると30%~40%がちょうどよいのではと思います。質問者さんのお勤め先はドレスコードも緩やかなようですので、こんなコーディネートはいかがでしょうか?

例1
◆黒テーラードスーツ(スカートでもパンツでも)/バンドTやメッセージT/シルバージュエリー/スタッズ付パンプス

例2
◆シンプルなハイゲージニット+膝丈スカートorスリムパンツ/ライダースジャケット/スカル柄スカーフ/シルバージュエリー

パーセンテージは、コーディネート全体を占めるロックテイストアイテムの面積やインパクトで考えましょう。トップスか、ボトムどちらかに1アイテムでロックテイスト30%、ジュエリー5%、シューズ5%、バッグ(大)10%、バッグ(小)5%というふうに。

また、30代にとってはまだまだ先のことになりますが、年齢を重ねれば重ねるほど清潔感が失われていきます。ハードな印象の強いテイストだからこそ、清潔感のあるコーディネートを心がけてほしいと思います。

ロックテイスト以外の60%~70%は、クリーンでベーシックなアイテム(ユニクロが得意です)でまとめると、品よくカッコいいロックテイスト通勤コーディネートになるでしょう。

遊びのイメージの強い要素をコーディネート全体の30%~40%に抑える方法は、フリル・レース・リボンなどラブリーテイストが好きな方にも応用できますので、ぜひお試しくださいね。

好きなテイストは、アイテムのクオリティをアップグレードし、日々のコーディネートに少しだけ取り入れれば、これから先もずっと楽しむことができます。そして、ライブやフェスのときは、20代の頃と違うアップグレードした全身ロックコーディネートで、思いっきりはじけてくださいね。

*muccoの好きなテイストは? 気になる方はこちらをどうぞ
ケチケチ贅沢主義 好きなテイストはあきらめなくて大丈夫―muccoの場合―

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執筆者:mucco

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更新日:2017年3月8日

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