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「大人になったらいいものを」は自分目線で選んで、買って、使って満足

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よく耳にする「大人になったらいいものを」という言葉。「いいもの」って、やはり必要?お金をかけるべきポイントはどこ?という素朴な質問に、muccoさんが出したアドバイスとは…?人気ブログ、ケチケチ贅沢日記の著者であるmuccoさんが綴る、読者に寄り添ったファッション×ライフスタイルコラムの第6弾

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大人になったら「いいもの」って必要?お金をかけるべきポイントはどこ…?というお悩み

Q.「大人になったらいいものを」とよく耳にしますし、同世代の友人たちも、いいもの=高価なものを買いはじめているようですが、やはり必要でしょうか?必要だとしたら、お金をかけるべきポイントはどこなのか教えてください。

A.「大人になったらいいものを」は、michill世代の皆さんが生まれた約30年前から、ずっーと使われてきたフレーズです。雑誌などで、そのフレーズと共に掲載されるのは数十万円、時には百万円越えの時計、ジュエリー、バッグ、コートなど。

本当に必要なのかと聞かれたら、ボーナスの半分が吹き飛ぶような「いいもの」を持たなくても生命は維持できますので、そういう意味では「必要ない」でしょう。

そして、もしあなたが、今の自分にはまだ必要ないと感じているのなら、周りに合わせなくても大丈夫です。

けれども、仕事や家庭で着実に経験を重ね、結果を出し、周りからの期待も大きいmichill世代。今までのような安くて可愛いだけのものでは、周りからの信用・信頼が得られないのは明らかですし、自分も満足できなくなっている、といったところでしょうか。

そして「いいもの」の多くは高価なブランド品になりますが、長い歴史の中で培われてきた高い技術・美意識・革新性の結晶として、職人たちの手から生み出されたそれらの「いいもの」には、モノとしてのパワーがあり、それを手に入れて使うことで、毎日の暮らしのモチベーションもアップすることは確かでしょう。そういう意味で「いいものは必要」です。

ライフプランの優先度からお金をかける

では、お金をかけるべきポイントは?

うーん、困りましたね。何に対して、どうお金を使うかでその人の人生観が浮かび上がり、それが個性だからです。10人いれば10人が違い、正解も不正解もありません。

連載の第2回目第3回目でも述べたように、まずあなたの「今とこれから、どうありたいのか、どう生きていきたいのか=ライフプラン」に合わせ、優先順位の高いもの・ことからお金をかけるべきでしょう。

あなたの3年後、5年後、10年後の現実可能な目標は何ですか?

ん?ライフプランが大切なのはわかったから、もう少し具体的に、どんな「いいもの」にお金をかければいいのか提案してほしい?

いいもの=これからずっと長く使うものだとすれば、前回も少し触れたように、人の好みというものは学生の頃からそれほど大きく変わりませんので、あなたが心の底から美しい、楽しいと思う好きなものにお金をかけてはいかがでしょうか。

ジュエリー、時計、服、バッグに靴に化粧品、食器、家具、インテリア雑貨、スポーツ用品、楽器etc…。好きなものであれば、なんでも構いません。

いいものを選ぶ注意点

その際、注意していただきたいことがあります。

「有名スタイリストの〇〇さんがおすすめしていたから」「モデルの〇〇ちゃんが持っているから」「雑誌に載っていたから」「流行っているから」「みんなに褒められたいから」「持っていたら自慢できるから」など他人目線ではなく、あなたの自分目線で選んでいただきたいのです。

ずっと好きで見続けてきたものであれば、それがあなたにとって価値があるものなのかどうかを判断できるはずだからです。

ちなみに私が最初に手に入れた「いいもの」は、連載の第2回目で紹介したオメガの18金アンティークウォッチでした。

自分が好きな上に、デザイン・クオリティとも優れた「いいもの」であれば、お手入れしながら長く大切に使うでしょうし、あなたの「今とこれから」を輝かせる名脇役になってくれます。

あなたのお好きなものは何ですか?

自分目線で選び、買い、使って満足できるモノ・コトにお金をかければ、それが生きたお金の使い方になるでしょう。

P.S.

「いいもの」とは、モノ=品物だけではなく、コト=体験も含まれます。ずっと経験してみたかった「いいもの」を観る、聴く、味わう。旅行、観劇、コンサート、ライブ、食事、追っかけetc…。他人は関心のないことでも、あなたにとって価値がある「いいもの」であれば、周りなんて気にせずに時間と予算が許す限り出かけて行って、どんどん楽しみましょう。そして、もうすでにそんな楽しみを手に入れた方は、これからも続けてくださいね。

私の「いいもの」は、バレエ鑑賞。数えたらこの10年で100公演以上、バレエ鑑賞を通じて、音楽・歴史への興味が広がりました。一番好きなカンパニー、マリインスキーバレエ(ロシア)のロンドン公演も2回行きました。

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mucco

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