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実は前髪のスタイリングに大切なのはこの2つだけなんです

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20代後半から30歳をこえて、ヘアスタイリングのキモになるのは「前髪」。あなたの前髪は、真ん中分け?横分け?前髪が与える印象は、見た目年齢にも関わってきます。理想の前髪スタイリングを行うために、代官山サロンのオーナーである阿波連さんがテクニックを紹介してくれました♪

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目次

こんにちは、前髪のことを上髪と呼ぶ日も近い43歳。
美容師の阿波連大竜です。

今回は、この2つさえ押さえれば前髪のスタイリングは完璧!
というお話をば。

・髪の毛の根元の動き
・髪の毛のカール感

たったこれだけでなりたい前髪が作れるようになっちゃうウソのようなホントの話。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいませ~

なりたい前髪のイメージを明確にする

なんとな~くなイメージに仕上げて日によってスタイリングが上手くいったりいかなかったり…こんな経験ありますよね。

漠然としたイメージでスタイリングを始めても思ったように仕上げるのは難しいもので、まずは事前準備として仕上がりを明確化することが大切。

そのためにもネットの画像検索などを使ったりして自分がなりたい前髪の写真を探してみると良いですよ。
そして実際に写真をよーく見て髪の毛の動きを観察してみましょう。

髪の毛の根元の向きを分析する

ヘアスタイル全般に言えることなんですが、特に前髪は根元の向き次第で仕上がりが全く違ってくるのでここが最重要ポイント!

なりたい前髪の写真が見つかったら、その前髪の根元はどっちを向いているのかを画像を拡大しまくりまくりで、毛根まで見てやるくらいの勢いでしっかり見てみてください。

そしていったん毛根のことは置いておいて、髪の毛の流れを分析しましょう。

根元の向きの分析ができたら、もう8割はもらったも同然ですぞ。

髪の毛のカール感を分析する

次に、髪の毛にどのくらいカールがついているかを見てみましょう。

ストレートにおろしている印象の前髪でも、よーく見ると意外とほんのりと曲線になっていたり、『毛先部分がクルンと内巻きになってる』と思ってたけど、冷静に見てみると全体が緩やかに曲がっていたりします。

このとき、自分の思い込みと現実の差に愕然として、3秒くらい脳内に田園風景が浮かぶことがありますが大丈夫です。落ち着いて進みましょう。

カールの付け方で、仕上がりのテイストがだいぶ変わってくるので、落ち着いて分析してみると発見があったりしますよ。

実践編

例えば…

よーし、今日はこんな雰囲気の前髪にしよーっと♪
と仕上げてみたら

こんな感じになっちゃったことってありません?

この2つは根元の向きが違うだけで、髪の毛のカール感は全く同じなんです。
上の写真を撮ってから、前髪の根元をグイッと横に流れるようにして下の写真を撮りました。

『前髪を横に流す』

という言葉の印象にとらわれてしまって前髪を根元から全部横に流してしまうと違った仕上がりになるんですね。

よく見てみると作ろうとしていた画像左のような前髪って、毛先は横に流れているけど根元は下に向いています。

こういう前髪に仕上げたいときは、まず根元を顔のほうにおろしながら乾かしてから前髪全体にゆるくカールをつけてあげ、その後で横に流してあげると上手くいきますよ。

乾いた髪の毛をあとから修正しようとしても難しいので、シャンプー後のドライヤーで乾かす時に根元の方向だけでも作っておくことが大切です。

別のケースとして、カールは理想な感じにうまくつけたのに、こんな風に毛先がくるんと逆向きになっちゃったりすることもあったりしませんか。

これも根元の向きが原因です。
アニメーションにすると分かり易いかなと思って一生懸命作ってみました。

一生懸命つくった成果が赤い線一本での表現ですが、ただの美容師としてはまずまずの頑張りだと思うので今日はビールを2本飲もうかと思います。

でもちょっとイメージしてもらえましたか?

せっかく作ったカールが根元の方向によって倒れるとこうなるんですね。
こうなった髪の毛をカールの付け具合だけで修正しようとしてもうまく直せません。
いったん根元を水で濡らして髪の毛が倒れている方向と逆側に引っ張りながらドライヤーで修正してあげるとうまく直せると思います。

こうならない為にもシャンプー後のドライヤー時から根元の方向性に注意して乾かしてあげることがとても大事なポイントなんですね。

なりたい前髪の根元が左右どちらに向いているか以外にも、立ち上がり方も見ながらやってみると色んな前髪が作れるようになって楽しいですよ♪

朝起きて前髪がパックリ割れていたら

本当なら、前髪全体を濡らしてからスタイリングし直すのがベターなんですが、朝は時間に追われてバタバタしがちですよね。

朝から前髪が変になってると、人間の脳みそは仕事を休む言い訳を考えるようにプログラムされています。
しかしそこをグッと耐え、水スプレーなどを使うか指先に水をつけて割れた根元をしっかり濡らしてあげてからドライヤーなどで修正すると、短時間で前髪も整う上に社会人としての信用も失うことも無いので優れた方法だと思います。

おさらいポイント

・まず、写真などを見てなりたい前髪のイメージを明確にする。
・次に、髪の毛の根元の向きを分析してスタイリングする。
・最後に、カールの付きかたを分析してスタイリングする。

イヤな予感とともに薄々気付いていましたが、『大切なのはこの2つ』と言いながらポイントが3つあるのは気のせいということでお願いします。

前髪の印象ってヘアスタイルの雰囲気にかなり影響しますよね。
いつも思ったようにスタイリングできないなあという方の参考になれば嬉しいです。

どなたか前髪の毛根ごと少し下に移動させるスタイリング方法をご存知でしたら僕に御一報ください。ではでは。



この記事のライター

阿波連大竜

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