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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。メイクをいろいろがんばってみたものの、がんばるほどにメイクが濃くなって、なんだか老けて見える…。こんな経験をしたことはありませんか?自分の良さを活かしながら、若々しい印象に見せる方法がわからず、濃いよりはいいだろうという理由でナチュラルメイクに落ち着いている方は少なくないと思います。そこで今回は、やってる人多いけど実はNG!やめた方がいい大人のナチュラルメイクをご紹介します。
ファンデーションを塗ると、どうしても厚塗りになって老けて見えるので、化粧下地とパウダーだけでベースメイクを済ませているという方が、大人世代には意外と多いと思います。
休日のちょっとそこまでのメイクなら問題ありませんが、仕事や学校行事などのオフィシャルなシーンでは、きちんと感が少し足りず、どこか生活感のある印象に見えて、大人世代にとっては老け見えの原因になります。
ピンクベージュやオレンジベージュなどの化粧下地で血色感のベースを仕込み、ファンデーションを顔全体ではなく、目の下の三角ゾーンに塗ります。この三角ゾーンが綺麗に整っていると、視覚効果で肌全体が綺麗に見えるので、この部分は少し厚みを持たせて大丈夫です。
ブラシやスポンジに残ったファンデーションを、おでこや鼻、口角に塗りましょう。今まで下地とパウダーだけだった方は、これでも濃く感じるかもしれませんが、ナチュラルだけどきちんと感もある仕上がりなので、安心してくださいね。
優しい印象に見せたい、ケバく見えたくないなどの理由から、アイラインもマスカラも明るいブラウンを使っていませんか?
確かに、明るいブラウンはブラックやダークブラウンと比べて、やわらかい印象に見えますが、目のフレーム感がぼやけてくる大人世代が使ってしまうと、全体的に締まりのない、ぼやっとした目元に見えてしまいます。
アイラインは、ダークブラウンで黒目の外側から目尻に向かって描き、まつげの間も埋めましょう。まつげの間は一筆書きでは上手くいかないので、細かく左右に動かしながら、点と点をつなげていくようなイメージで埋めていきましょう。
マスカラは、ダークブラウンか、透け感のあるブラックでセパレートロングを意識して塗ります。優しい印象に見せたい場合は、ダークブラウンの中でも、赤みのあるダークブラウンを選びましょう。
濃いリップカラーを塗ると老けて見えるので、ナチュラルに見せるためにヌーディーカラーのリップアイテムや、リップグロスのみで軽く仕上げている方が意外と多いのですが、大人世代は顔に血色感を足した方が若々しく見えるので、血色感を意識したリップメイクをしましょう。
年齢とともに唇の輪郭が曖昧になって、唇のボリュームも減ってくるので、リップライナーでベースを整えます。自分の唇の色に近いカラーのリップライナーで、1mmオーバーに唇の輪郭を描き、軽く中を塗りつぶしましょう。
その後、コーラルやピンク、ローズ系のベージュカラーを塗りましょう。どのカラータイプでも、ベージュのニュアンスが入っていれば、大人世代の唇に似合います。色選びに困ったら、手持ちのアイシャドウと色の系統が同じものを選ぶと、メイクに統一感が出るので失敗が少ないです。
今回使用したアイテムはこちらです。
・ヴォワールコレクチュールn/クレ・ド・ポーボーテ
・ゼン ウェア グロウ/コスメデコルテ
・ウォンジョンヨ ヌードアイラッシュ 01/ウォンジョンヨ
・ラスティンファイン E 筆ペンリキッド ブラックブラウン/デジャヴュ
・ブラウンズ クリーミィペンシル BR303/ヴィセ
・ドットオンムードリップペンシル02/ハートパーセント
・ルージュ デコルテ34/コスメデコルテ
いかがでしたか?実はNGな大人のナチュラルメイクをご紹介しました。
ナチュラルメイクは、工程やアイテムを減らした簡単なメイクというわけではなく、しっかり作りこんでいるのに、やりすぎ感がなくナチュラルに見えるメイクという認識に変えましょう。
当てはまるポイントがあった方は、ぜひ見直してみてくださいね!
この記事のライター
メイクアップアドバイザー/日本フェイシャルケア協会認定エステ...
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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