更新日:2018年10月5日 / 公開日:2017年2月19日
STEP2は、アンチエイジングがテーマ。STEP1では、印象の8割を左右するとも言われる眉毛に取り組み、自分の与えたい印象に合わせた眉の描き方をお伝えしました。今回は、michill読者の方の中でも気になる方が多いであろう、アンチエイジングのメイクについて、「老け」を感じさせないアイメイクの若返り術をご紹介します。
こんにちは、メイク&カラーコンサルタントの深山美希子です。私は、「なりたい自分になるためのメイク」、そして「自分のことを好きになるメイク」を叶える『メイクセラピー』を取り入れたメイクレッスンを行っています。michill読者のみなさんが、メイクを通じて自分のよさを感じたり、自分を好きになるきっかけになればうれしいです。
今回のテーマは、アンチエイジング。アンチエイジングというと、シミやシワなどをイメージする方も多いかなと思います。実際にメイクレッスンをしていても、そうしたお悩みを相談される方が多いです。もちろん、シミやシワも老けを感じさせる要素ではありますが、メイクで老けを感じさせるかどうかの大きなポイントは「毛量」、つまり「毛のボリューム感」です。ということは、ポイントとなるのは眉毛とまつ毛ですね。年齢を重ねると共に、毛は細く少なくなっていくもの。だから毛の存在感が弱まっていくと、人は老けを感じるのです。パッと顔を見た時に、イキイキとした表情、力強さを感じるには、ある程度の毛の濃さが必要です。
前回の記事では、眉に関しては描き方をお伝えしたので、今回はアイメイクに注目していきたいと思います。
まず、毛の濃さを強めるのに重要なパーツはアイラインです。ラインを足すことでまつ毛の密集感を補い、目元に力強さを出していきましょう。アイラインが必須と言っても、例えばキャットラインのようなキリッとしたアイラインをイメージするのではありません。密集感、つまりまつ毛が多く見えるようにするアイラインは、まつ毛の間を埋めていくように描いていきます。鏡を斜め下に置き、やや下から覗くようにすると、まつ毛の生え際が見えます。そのまつ毛とまつ毛の間を、点で繋げて描いていくイメージです。
アイライナーの色選びですが、アイライン初心者の方は特に、ブラックよりも肌なじみのいいブラウンがオススメです。またタイプとしてはジェルタイプがオススメ。年齢と共にペンシルタイプは硬くて描きにくくなりますし、リキッドタイプは失敗した時に直すのが少し手間です。ジェルタイプは芯が柔らかく、ちょっとはみ出ても綿棒でぼかせるので使い勝手がよいのです。仕事前の忙しい朝なので、やり直しなどしなくて済むアイテムを選ぶのも重要だったりしますね!
ちなみに、どうしてもアイラインを引くのが難しいという場合は、黒目の上部分だけでもOK。目の縦幅が増したように感じられる効果があり、目ヂカラが強まります。
2つ目の毛のポイントは、まつ毛です。まつ毛については、増やすというよりも、1本1本の存在感を強めていくイメージです。アイラインをしっかり描いているので、やり過ぎにならないように。マスカラはボリュームタイプよりは、ロングタイプで、長いけれど繊細なまつ毛にしていくのがオススメです。
カラーは、ブラックがオススメ。やわらかい印象にしたい場合はブラウンでもよいですが、ブラックは軽くつけても存在感がしっかりあり、まつ毛を強調してくれます。
そして大事なのは、ビューラーでまつ毛をしっかりカールさせること。下がったまつ毛は、目元に影を作ってしまうので、目元が暗い印象になります。しっかり上向きまつ毛にすることで、イキイキとした表情になります。まつ毛が下がりやすいという人は、カールキープをしてくれるような下地を利用するなどして、上向きまつ毛をキープしていきましょう。
アイメイクというとアイシャドウを気にしがちな方も多いですが、アンチエイジングという目線ではアイラインやマスカラは大事なアイテムです。ぜひ試してみてくださいね。
次回の第3回で「やるべき順☆印象改革メイク」は最終回。一瞬で華やかさをプラスできるアイテムで、ワンランク上の私になる方法をお伝えします!
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