更新日:2020年8月25日 / 公開日:2020年8月25日
日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュの元美容部員、藤田あみです。日本人に多いといわれる奥二重。しかし今や二重アイテムも発展し、雑誌を見れば幅広二重のメイクばかり。「奥二重のお手本となるアイメイクをもっと知りたい!」という声に応えたく、今回は奥二重さんが垢抜ける、アイメイクを解説します。
奥二重さんは、メイクによって良くも悪くも全く印象が変わってしまいます。
特に普段幅広二重メイクに慣れている人が奥二重さんメイクをすると、二重幅の余白コントロールが出来ずに、真っ黒の目元になってしまうことも。
一番やりがちなのは、アイラインで二重幅を消滅させてしまうことです。
ズバリ、奥二重さんには太めアイライン、おすすめしません。
理由は、目元を大きく見せるはずのアイラインが逆に二重幅を隠してしまい、目元をさらにキツく見せてしまうことになるからです。
奥二重さんの正解アイラインは「インサイドライン」です。インサイドラインとは、まつげの外側ではなくまつげの隙間やその内側をうめるアイラインのこと。
インサイドラインにすることで、元々の二重幅をしっかりと残しつつ、目を自然に大きく黒目も際立たせてくれます。
メイクの手順としては、まずアイシャドウを塗って、そのあとすぐに仕込みのインサイドラインを引きましょう。マスカラ前にアイラインを引くことが鉄則です。
実際に引く時は、目頭から目尻まで丁寧に隙間を埋めましょう。その際、利き手とは逆の片手で必ずまぶたを引き上げます。アイラインがまぶたにつかないように、この一手間が大切です。
さっと線を引くようにではなく、色鉛筆で隙間を埋めるような気持ちで、左右にスライドさせてください。
仕込みラインには極細ペンシルアイライナーがおすすめ。ペンシルタイプは、マスカラ前のまつげの隙間を埋めるのに適しています。
この時点では目尻の延長線は必要ないので、目の幅のまつげの範囲にのみ、ラインを引きます。
仕上げのインサイドラインは、ビューラー 後、マスカラが乾いてから。
仕上げラインは、ペンシルでもリキッドでも極細ならOK。ただし仕上げに入れるものなので、落ちにくいウォータープルーフがおすすめ。
優しげに仕上げたい日はペンシルに、シャキッとしたい日はリキッドにするといいですよ。
先程の仕込みラインの上から、目頭から目尻まで重ねていきます。ビューラーで一部薄れている箇所ができていることが多いので、意識して埋めましょう。
最後に目尻の延長線上に自然に2、3mm程度伸ばせば、目の横幅アップになりますよ。
マスクの時は、より目元に注目されますよね。でもマスクって顔全体が蒸れやすく、崩れやすいので、アイメイクも注意が必須です。
奥二重さんの場合、マスクの湿気でアイラインや濃いシャドウが崩れて広がるだけで二重幅が隠れてしまうことも。
マスク時のメイクなら、崩れにくいマット系のアイシャドウでワントーンにまとめ、こなれ感を出すのが正解。アイシャドウは丸く広げるのではなく、左右に楕円形になるように広げて、横幅アップを意識しましょう。
アイシャドウを下まぶたも忘れずに塗ることで、目が大きく見えますよ。
奥二重だからこそサマになる、知的メイクやクールビューティーメイク。
幅広二重とは違った奥二重にしかない魅力を活かして、メイクを楽しんでくださいね。
この記事のライター
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