湿気が多くても崩れにくい!“編み込み風”簡単ヘアアレンジで垢抜ける♡

更新日:2021年7月10日 / 公開日:2021年7月10日

美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。これからの時期は、湿気や暑さのせいでヘアアレンジがなかなかうまくいかず、時間が経つと崩れてしまう事が多いと思います。今回はそんな崩れやすい季節に時間が経っても崩れにくい編み込み風アレンジを、ヘアアレンジが苦手な方でも簡単に出来る方法をご紹介します。

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湿気でヘアアレンジが崩れやすい理由

そもそも湿気はなぜ、ヘアスタイルを作る上で良くない影響を及ぼすのでしょうか。

湿気は、髪のダメージスポットという穴から髪の内部に入り込み髪の内側で気化する事で、内部でその質量を増やします。そのため湿気があると髪が膨張しヘアスタイルをキープするハリ・コシが奪われ、スタイルが崩れやすくなります。

つまり、ヘアスタイルをキープするためにはこのダメージスポットに湿気がなるべく入らないようにする事が大切です。

日々のヘアケアでダメージスポットを少なくすること出来ますので、毎日のトリートメントや最低限のダメージ対策を必ずするようにしてください。

崩れにくい編み込み風アレンジ

ヘアアレンジの中でスタイルが崩れにくいのが編み込みアレンジです。

編み込みは髪の毛で髪を固定するため、湿気が多い季節でも崩れにくいです。さらにこなれ感が出ておしゃれに見えるヘアアレンジでもあるのですが、初心者さんからは特に、実際に行うのは難しいと思われがちなヘアアレンジになります。

そこで今回は、ゴムを使って簡単にできる編み込み風アレンジをご紹介します。

① ヘアアレンジをする前は、全体にスタイリング剤を馴染ませ毛先を軽くコテやアイロンで巻いておく下準備をすると、簡単にヘアアレンジをすることが出来ます。

② 髪を縦に4等分にします。この時髪の量がなるべく均等になる様に4等分する様にしてください。

③ 4等分にした髪を真ん中の毛束と、1つ飛ばした反対サイドの毛束を重ねてゴムで縛ります。この時のゴムは取れない程度かつキツすぎないよう結んで下さい。ゴムがキツすぎると最後の崩しがうまく行かない場合があります。

④ 残りの毛束も同様に初めに使ったゴムの上で重ねて縛って下さい。

⑤ 初めに結んだ毛束を2等分して先程の毛束の上に回してもう1度ゴムで縛ります。

⑥ もう1度⑤と同じ事を繰り返して最後に大きめのゴムを結んで編み込みを終えます。

⑦ 網目に沿って少しずつ毛束を引き出し崩し、立体感と空気感を出していきます。この時つまむ毛束をなるべく少なく持つことが立体感を出すポイントになります。

⑧ 最後に毛先をアイロンを使って波状にウェーブを作って完成です。

梅雨時や夏はヘアスタイルやヘアアレンジが崩れやすいので、完成した後は固まるタイプのスプレーを軽く振りかけるとモチが良くなります。

今回ご紹介した編み込み風ヘアアレンジは、編み込みが苦手な方でも簡単に作ることができ、さらにこの時期でも簡単に崩れたりはしないので、お出かけの際や少しいつもと雰囲気を変えたい際にぜひお試し下さい。

夏は紫外線の影響を受けやすく髪のダメージも進みやすくなりますので、ヘアケアもいつも以上に気をつけて下さい。



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