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筆者は、キャリアカウンセラーとして、延べ3000人の女性支援をしてきましたが、パートナーのご両親とのコミュニケーションに苦手意識を持っている方も多くいらっしゃいました。今回はパートナーのご両親から愛されていた女性が心掛けていたことをお伝えします。
お誕生日や記念日、母の日、父の日などに、心のこもった手紙をもらうと嬉しいものです。何でもメールで済む時代ですが、季節感のある便せんや、はがきに丁寧に書かれたお手紙をいただくと嬉しく、気持ちもいっそう伝わるものです。
ご両親だけでなく、結婚すると親戚や目上の方にお礼状を書く場面が増えますので、手紙のマナーを覚えておくことは大切です。敬語も身につくので、目上の人を敬う気持ちも自然と育まれます。パートナーのご両親とお会いしても、尊敬の気持ちを表すことができるので、感じよく話すことができるのです。
約束を守ることは、信頼関係をつくるために大切なことです。時間を守ることはもちろん、相手が忘れているような小さな約束でも、守ることを心掛けましょう。「次に会ったとき、○○を持ってきますね」など、言ったことなどは忘れないように手帳に書き留めておきます。小さな約束でも、しっかり守るということを日々積み重ねることが、家族としての信頼、信用を育てます。
おしゃべりするより聞いている時間の方が長い「聞き上手」「話させ上手」になりましょう。ゆっくりと相づちを入れながら、自分の話を笑顔で目を見ながら聞いてくれると、共感してくれたと嬉しく思うものです。
質問をされたときは、答えだけでなく、プラスαの情報を付け加えることで、会話が弾みます。
例えば、「食べ物は何が好き?」「野菜です」だけだと、相手は、また次の質問を考えなくてはなりません。ですから、「野菜です。最近はドレッシング作りに凝っていて、いろんな野菜にかけて食べています」と言えば、相手は、「どんなドレッシング?」となり、会話が自然と続くのです。話させ上手になるには、プラスαを意識しましょう。
また、これ以外にパートナーのご両親から愛されている女性に共通していた大切なポイントがあります。それは、普段から、パートナーのご両親を褒めていたのです。
「お義父さんは、姿勢がよくて若々しいよね」「お義母さんは、肌がきれいね」などの見た目の褒め言葉や、「お義父さんは、いつも優しい言葉をかけてくれるの」「お義母さんは、料理の作り方を丁寧に教えてくれるわ」などの行動面の褒め言葉を、日常的にパートナーに伝えていました。
両親を褒められて嫌な人はいません。パートナーとの関係も良好になります。
パートナーの両親への思いやりを忘れない人は、結果、パートナーが自分の両親を思いやってくれるようになります。お互い、相手の両親を大切にすることは、夫婦の絆を強くするのです。
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この記事のライター
横田真由子
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株式会社ケリングジャパン(旧GUCCI JAPAN)販売スタッフとして有名人やVIP客の担当となり、3年で店長に昇格。顧客獲得数No.1となる。選んだものを大切に手入れしながら愛し抜く姿勢に真の豊かさを感じ、「上質なものを少しだけ持つ人生」=「ミニマムリッチ®ライフ」を提唱。キャリアコンサルタントとして女性のキャリア支援を行う。著書『本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる』
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