子づくりなかなか出来ない…不妊治療を始めたきっかけ

更新日:2017年11月8日 / 公開日:2017年9月26日

不妊治療で感じたことや体験したことを自身のブログで綴っているkoroboo14さん。辛い経験を独自のオリジナルの漫画を通して発信してる姿に、同じ思いを経験された方からも多くのコメントが寄せられ反響を呼んでいます。なかなか知ることのできない他の夫婦の不妊治療に至るまでの経緯とは?

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私たち夫婦は2014年に入籍しました。
結婚式が入籍から1年後を予定していたこともあり、この間子作りはしていませんでした。
2015年無事結婚式を終え、「これで子供はいつできてもいい」と思い子作りを開始しました。
この頃、子供は作ろうと思えばいつでもできると考えてました。

子供は3人欲しいと考えていたので、まず29歳で1人子供ができて、1歳差くらいがいいから30歳でまた1人、数年あけて3人目かな…と、このときは「子供ができない」という悩みを抱えるとは微塵も思っていませんでした。

妊活を開始していから、最初は排卵日などを予測することもなく、適当に取り組んでいました。
子作り開始3ヶ月後、おそらくこのぐらいだろうと思われる時期にタイミングをとっても毎月きちんと生理がきていました。
しかしその時は「なかなかできないな…でもこんなものかな」と思っていました。
やはり早く子供が欲しかったので、そこから排卵予測アプリを見るなどして今までより妊活を意識するようになりました。

それでもなかなかできない…。不安になりました。
この時初めて「自分は本当に妊娠できる体なのだろうか?」という疑問を持ち始めました。
そのような疑問を持ち始めてもなお、結婚して当然のように妊娠している友人たちを見て、心のどこかで「自分も大丈夫だろう」という気持ちでいました。

しかしやはりなかなか赤ちゃんを授かれず、夫に「こんなにできないのは変じゃないかな?」と相談してみると、夫はそんなに深く考えておらず「そのうちできるんじゃない?」という返答。
妊娠に対しての温度差があるな…とモヤモヤした時期でした。

でもまずは「なかなかできない」という事実があるのであればその原因を考えてみようと思いました。
夫の場合、運動不足・飲酒・喫煙・肥満と不妊の原因と考えられる事項がたくさんありました。
しかし、私自身も当時は運動不足・睡眠不足・喫煙(現在は禁煙しました)・飲酒と、夫を責められないような生活習慣。
このような生活習慣であったにもかかわらず「そのうちできるだろう」と楽観視していた自分が今は信じられません…。

しかしこの時はまだ「不妊治療をしよう」という考えはまったくありませんでした。
人工授精や体外受精という言葉も知らないくらいでした。

しかし子作り開始して、タイミングを取り始めてから半年がたったとき、毎月のリセットのつらさに耐えられなくなってきました。
「子供が欲しい…」と落ち込んでいる私に、夫が「一度病院に行ってみようか?」と言ってきたのです。
子作りに関してそこまで積極的ではないと思っていた夫の言葉に驚きました。
普段言葉にしないだけで夫も「子供が欲しい」と思ってくれていたこと、リセットのたびに落ち込む妻の姿を見て自分も落ち込んでいたことを話してくれました。
この夫の提案が、不妊クリニックに通い、不妊治療を始めるきっかけでした。




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