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柳原可奈子、産後の退院で大パニック号泣「赤ちゃんを誰にも触られたくなくて」

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目次

2歳の娘を育てるタレントの柳原可奈子さんが、3児のママであるクワバタオハラのくわばたりえさんとYouTubeで子育てママトークを公開し、産後の悩みを明かしています。

赤ちゃんが泣くと、一緒に泣いてしまってた

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(photoAC)

柳原さんは2019年2月に結婚し、同年3月に妊娠を報告、仕事をセーブすると発表しました。

妊娠初期からつわりがひどくて休業せざるを得ず、ずっとメンタルも不安定だったという柳原さん。病院で出産し、退院の日は大パニックで「ずっとメソメソ泣いてて」「そのときは私以外の人に抱っこさせたくないとか思ってた」といいます。

しかも産後の12月~1月にかけては夫の仕事が繁忙期で忙しく、帰りも遅かったため、ほぼワンオペの新生児育児がスタート。また、柳原さんの実の父母はすでに他界しています。赤ちゃんの世話は全部自分がやらなければ、いや「全部自分でやりたい!」と強く思っていたという柳原さんは、相当気を張っていたのかもしれません。

夫に「これやっておいて」と頼むこともできず、「旦那さんに上手にお願いってどうやってやるんですか?」とくわばたさんに質問。

くわばたさんは、「産後は旦那を見るだけでイライラしてたの。お願いだけじゃなくありがとうも言えなかったの。粗探ししたり、全部気持ち悪く思えてきて」と振り返りました。

すると柳原さんも、「でも私も、他の人に赤ちゃん触られたくないです!って気持ちになっちゃってたので、もしかしたらそういうのあったかもしれない。記憶がぼやーっとしててどんなふうに旦那さんに接してたかも忘れてる」と述懐。当時は、赤ちゃんが泣くとどうして泣いてるのかがわからず、一緒に泣いてたといいます。

「だから地域の保健師さんがすごい見に来てくれました。話を聞いてくれて本当に助けられました。大丈夫?って」と、柳原さん。一方のくわばたさんは、新生児訪問などを受けても「しんどい」と言えずつらかった過去を、次のように明かしました。

「育児どうですか?って聞かれたときすごいしんどかったの。しんどいですって言いたかったんだけど、この人に『あなたが子どもを産みたくて産んだのにしんどいって言うな』って言われたらどうしようっと思って、『すごく楽しいです毎日!』って言って、その人が帰ったあとにわーって泣いたの。言えなかったのよ、しんどいが。つらいですよねって前提で来てもらえたら、言えたかなって思う」

柳原さんは徐々にメンタルが回復し、人に赤ちゃんの世話を頼むこともできるようになっていき、3ヶ月健診には笑顔で参加できたそう。そのときは保健師さんたちも「よかったー!」とみんなで喜んでくれ、とてもうれしかったそうです。助産師さんや看護士さん、保健師さんなど多くの人たちに支えられたといいます。

また、「今思えば寝不足もあって泣いちゃってたんだと思う。睡眠がめちゃくちゃ大切だなっていうのは本当に思った」とも。母乳の出があまり良くなかったものの、ミルクを足さずに完全母乳で育てなければと思い込んでいて、赤ちゃんはよく泣くし自分も泣いてしまうしの悪循環に陥っていました。

でも1ヶ月健診に行く前に赤ちゃんの体重が全然増えていないどころかむしろ減っていて、夫に「ミルクも飲ませてみたら?」と提案されたとき、「あ、そっか!何でこんな冷静になれなかったんだろう」と我に返ったそうです。

さらにインターネットで情報を検索して見たら、母乳かミルクかは、ペットボトルのお茶の種類の違いみたいなものだという意見が腑に落ちたそう。そのように自分の思い込みを気づかされることがいくつもあったという柳原さん。「今、産後でおっぱい悩んでるママがいたらなんていう?」と尋ねられると、「もう全然、どっちのお茶か選んでくださいって。どっちでも大丈夫」と笑顔で答えていました。

新生児訪問・赤ちゃん訪問はなにをする?

出産の届け出をすると、新生児のいる家庭が対象となる「新生児訪問」、また生後4ヶ月以下の赤ちゃんがいる家庭が対象となる「赤ちゃん訪問(乳児家庭全戸訪問事業「こんにちは赤ちゃん事業」)」を受けられます。

新生児訪問は、生後28日までの赤ちゃんを対象(※区市町村によっては新生児期の訪問ではない場合があります)に、助産師や保健師が家庭へ訪問する保健サービスです。 母子保健法第11条で定められた事業で、費用は無料。 里帰り出産のご家庭の場合は、60日以内の訪問となります。体重測定などによる新生児の発育状況ほか、栄養状態・生活環境のチェックが実施されます。また、育児において大切な疾病予防の指導ほか、育児相談やアドバイスを受けられます。

赤ちゃん訪問(乳児家庭全戸訪問事業「こんにちは赤ちゃん事業」)は、生後4ヶ月以内の赤ちゃんがいる家庭に、助産師や保健師、看護婦、保育士、母子保健推進員、子育て経験者などが訪問する保健サービスです。 児童福祉法第6条の3第4項で定められた事業で、費用は無料です。子育て支援に必要な情報を提供するほか、子育ての悩みや不安の相談なども実施されます。また、乳児と保護者の様子や養育環境を把握し、サポートの必要と考えられる場合は、適切なサービス提供へと結びつけることも事業の目的となっています。

いずれも赤ちゃんの発育状態を知ることができ、子育てに必要な保健指導なども受けられる機会なので、ぜひ訪問を受けておきましょう。2回の訪問があるのか、あるいはどちらか1回の訪問かについては、区市町村ごとに異なります。詳しくは、お住まいの区市町村のホームページなどでご確認ください。


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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