アプリでmichillが
もっと便利に

無料ダウンロード
ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます

【中学受験を目指すなら】子どもの話 聞いていますか? やる気が育つ話の聞き方|しあわせな中学受験にするために知っておきたいこと

/

他のおすすめ記事を読む
「彼女じゃなくて嫁にしたい!」男性が結婚したい♡と思ったリアルなポイント7つ教えます!

目次

中学受験で親の悩みの上位に入るのが、子どもがやる気を見せないということ。今回のテーマは、子どものやる気を育むための親の関わり方のひとつ、「話の聞き方」について考えてみましょう。教育ジャーナリスト・中曽根陽子さんがお話しします。

まず、「知る・感じる」ことから

19307 25468313 m

「子どもがやる気を見せない……」そんな時、皆さんはどうしますか?これまでも何回か、このテーマについて書いてきました。

・やる気がでないときは、「そもそもなぜ中学受験をするのか」に立ち返るときかも・夏休み明けは要注意。夏の疲れは秋に出る

やる気がでないといっても、理由はさまざま。

そんな時にまず大事なことは、お子さんの様子を知る・感じることです。

今、お子さんはどんな状況なのか、どんな気持ちなのか、何を考えているのかなどなど、相手を知らなければ対処はできません。

小言の前に、だまって子どもを観察

相手を知るために、心がけて欲しいのは、子どもの様子を観察することです。勉強に熱が入らない子どもを見ていると、イライラして小言を言いたくなるかもしれませんが、そこはちょっと我慢して、まずお子さんの様子をだまって観察してみてください。

たとえば、ごろごろしているとか、イライラしているとか、その様子をみれば、親御さんなら元気が溢れているときとの違いを感じる事ができると思います。

その時に注意してほしいのは「この子はだらしない」とか、「勉強したくないから逃げているだけだ」など、親の思い込みによる決めつけや評価をしないこと。純粋に知る感じることに集中してみてください。

子どもの話、聞いていますか?

もうひとつ、お子さんの様子を知るために欠かせないのが、お子さんの話を聞くということです。

皆さんは、お子さんの話を聞いていますか?お子さんが小さい時、こちらが忙しくてもお構いなしに「聞いて、聞いて」と話かけてくるのが鬱陶しくて、つい空返事をしたという人も多いのではないでしょうか。

また、「聞いている」という人でも、とりとめのない子どもの話を最後までちゃんと聞くのは、けっこう大変です。つい話を途中でさえぎったり、親が結論を出してしまったりしていませんか?

「きっとこうに違いない」という「思い込みという翻訳機」をつけて聞いていると、子どもの本当の気持ちを理解できず、最悪の場合、子どもとの信頼関係が無くなってしまいかねません。

気持ち受け止めるための聞き方

では、子どものありのままの気持ちを知るためには、どんな聞き方をすればいいのでしょう。

話しかけてきたときは、短時間でもちゃんと聞く

もしお子さんが話しかけてきたら、何かしていたとしてもいったん手を止めて、お子さんの方を向いて話をきいてあげてください。

ちゃんと聞いてもらっているという体験を繰り返すことは、親子の信頼関係において大切です。

時間がないときにはテキトーに流さず、お話しタイムを約束する

どうしても手が離せないときには、「今は忙しいからこの用事が終わったら聞くね」「30分後に聞くね」などと、こちらの状況をちゃんと説明して約束しましょう。

もちろん、約束したら守ること。ちゃんと聞いてくれると思えれば、子どもは安心します。反対に、約束したのに守らないと信頼関係がなくなりますから気をつけて。

私は、夜寝る前にその日にあったことを聞く時間をとっていました。日中は何かと忙しいけれど、寝る前ならこちらも気持ちに余裕を持って聞くことができますし、その日にあったことや気持ちを知る大事な機会でした。

大きくなると、一緒に寝るなんてこともできなくなって寂しいものです。ぜひお子さんとおしゃべりする時間を楽しんでください。

「聞き方のあいうえお」を意識

自分の方を見て、相槌をうちながら聞いてもらえていると、聞いてもらえていると感じますよね。

聞き方もスキルです。子どもの話を聞くときは、「聞き方のあいうえお」を意識して聞いてみましょう。

■聞き方のあいうえおあい:アイコンタクト、相手の顔を見て一生懸命聞くう:うなずきながら聞くえ:笑顔で聞くお:オウム返し、相手の言葉を繰り返す

お子さんの話を聞くときには、これらを意識して、関心を持って聞いてあげてください。

話を聞くうちに、お子さんがやる気にならない理由に気づいたら、親が一方的に指示・命令するのではなく、親の考えは“提案”の形で出すことがポイントです。

子ども自身で「どうしたらいいんだろう」と考える訓練をしていくことが、自分からやってみようという気力(やる気)を育むことにも繋がります。

中学受験を乗り越えるには、親子の信頼関係が必要ですから、子どもの話の聞き方を今一度振り返って、よい関係を築いてほしいと思います。

中学受験ナビの連載『しあわせな中学受験にするために知っておきたいこと』の記事を、マイナビ子育て編集部が再編集のうえで掲載しています元の記事はコチラ


関連記事



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。

ありがとうを贈ると
ライターさんの励みになります

トップへ戻る

恋愛・結婚の人気ランキング

新着

カテゴリ

公式アカウント

ログイン・無料会員登録