更新日:2020年12月30日 / 公開日:2020年12月30日
パーソナルコーディネーターの木村えりなです。寒い日に着たいアイテムと言えばやっぱり「ザックリニット」ですよね。でも「ザックリニット」を着るといつもより着太りしてしまってなんだか損している…と感じたことはありませんか?今回は骨格タイプ別に似合う「ザックリニット」の選び方のコツをお届けいたします。
似合うアイテムの見つけ方を知る前に、まずは自分の骨格タイプをチェックしてみましょう!
どちらかというと下半身よりも上半身にボリュームがあり、身体に厚みがある骨格ストレートの方は「縦のシルエット」を作ることでスタイルアップ効果を味方にすることができます。
そのため、ストレートさんが「ザックリニット」を着ると横に広がりやすく着太りしやすくなるので、「ザックリニット」はやや苦手傾向にあります。
寒い日に着たいな、と思っても厚手のニットを着ると太って見えてしまうこと、ありませんか?
骨格ストレートの方におすすめしたい「ザックリニット」は着丈が長いもの。
今回はGUで今季購入したオーバーサイズセーターのSサイズでコーディネートしました。
このニットのように、厚手のものでも着丈が長いものを選べば「縦のシルエット」を作ることができ着太りしにくくなります。
さらに、タートルネックなど首が詰まっているものよりもVネックやクルーネックを選び首元をスッキリと長く見せるとバランス良く仕上がります。
スカート選びにもポイントがあります。
ザックリニットを着たときはスカートをスッキリとタイトにまとめると着やせ効果抜群です。
今回はアダムエロペのタイトスカートを選びコーディネートを仕上げました。
どちらかというと上半身よりも下半身にボリュームがあり、ヒップラインが下の方にある骨格ウェーブの方は「目線を上げること」を意識するだけでスタイルアップ効果を味方にすることができます。
また、骨格ウェーブの方は上半身が華奢な方が多いのでザックリとした厚手のニットを着ても着太りすることなくバランス良く仕上がります。
骨格ウェーブの方におすすめしたい「ザックリニット」は着丈が短くクルーネックのものです。
今回はspin the earthで購入したパールボタン付きニットでコーディネートしました。
パールボタンがついていたり、柔らかな編み目が楽しめるニットはフェミニンな雰囲気を添えてくれるので骨格ウェーブの方にとてもおすすめです。
スカートはふんわりと横に広がるフレアスカートを合わせコーディネートを作りました。
骨格ウェーブの方はフレアシルエットのものを選ぶとヒップラインや太ももをナチュラルにカバーできるのでおすすめです。
今回はGUのフェイククレアレザーミディスカートを選びコーディネートを仕上げました。
3つの骨格の中でも一番フレームがしっかりしている骨格ナチュラルの方は「カモフラージュ」できるアイテムを選んだり「重心を下げる」アイテムを選ぶことで柔らかくバランスの良いコーディネートを楽しめます。
ザックリとしたニットは身体のシルエットをカモフラージュしてくれるので骨格ナチュラルの方にとても似合います。
その中でも今回イチオシしたいザックリニットがfifthの前後差オーバーサイズタートルニットです。
着丈がたっぷりと長く重心を下げることができるうえにドロップショルダーなので肩のラインも柔らかく仕上がりとても似合います。
また前後の着丈に差があることでシンプルにまとまりすぎず、フレームをナチュラルにカモフラージュしてくれるのも似合うへの近道になっています。
ボトムスはたっぷりと着丈の長いバックプリーツワイドパンツを合わせました。
このパンツもfifthで購入したものです。重心を思い切り下げてくれる大人の抜け感を味方にできるパンツなので、骨格ナチュラルの方におすすめのシルエットです。
また後ろ側だけプリーツになっているデザインもシンプルなアイテムとは違いフレームをカモフラージュしてくれるので、骨格ナチュラルの方に是非選んでいただきたいティストです。
今回は冬にこそ着たいザックリニットを骨格タイプ別に素敵に着こなすコツについてお届けしました。少しでも参考になりましたら嬉しいです。
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