更新日:2022年5月5日 / 公開日:2022年5月5日
100円ショップやファストファッションに象徴されるように「安くていいもの」「安くて可愛い物」が気軽に手に入る現代。楽しい反面、家の中がモノだらけに…という悩みもつきものですよね。今回は、整理収納アドバイザーFujinaoが「ココに投資すると部屋が片づく!」というポイントを解説します。
整理収納アドバイザーFujinaoです。
100円ショップに200円、300円の商品が増え始めてから何年くらい経つでしょうか?
また、おしゃれな形、色使いの道具が揃ったスリーコインズなどの雑貨店も増えましたね。
一昔前よりもさらに商品の幅が増えて、しかもお手頃価格。
ついつい財布の紐が緩み、気がつけば家の中がモノだらけに!という経験はありませんか?
実は、私も経験者の1人。
息子たちが赤ちゃんの頃、夫に子供たちを預けて100円ショップや雑貨店でストレス発散をするように爆買いをした結果、家の中はモノで溢れ、家事動線も悪く、掃除などに時間がかかる「なんだかイライラする家」が出来上がってしまいました。
でも、このままではいけない!と一念発起。
モノとの付き合い方を見直して「ここは安いモノじゃなくてちゃんと投資をしよう!」「ここは安いモノで回そう」などの仕分けをした結果、現在はとてもスッキリとした暮らしをできるようになりました。
今回はそんなわたしがあえて、投資をしたものを6つご紹介したいと思います。
一人暮らしを始めた時から食器を選ぶのが楽しくなり、ついつい食器を買い集めてしまうようになりました。
その後、結婚して2人暮らし時代を経て、子供が産まれ4人暮らしになった我が家の食器棚はその時々に買い集めたバラバラの食器でいっぱいでした。
バラバラの食器たちは重ねづらく収まりも悪いので使いにくい。
そこでほとんどの食器を一度手放し「重なりが良い食器を、最低限だけ」で買い直しました。
結果、出先で素敵な食器に一目惚れしてしまっても「でも、あの使い勝手のいい収納システムは崩せない」という気持ちになり食器の衝動買いにブレーキがかかるようになりました。
また、食品の保存容器も以前は適当に買ったりおまけでもらったモノばかりだったのですが、やはり重なりが悪いので投資を決意。
全て捨てて買い替えをしました。
今使っているのはイオンの保存容器です。
蓋も本体も重ねて収納できるので保存容器の収納スペースがかなり節約でき、キッチンがスッキリとしました。
鍋やフライパンも独身時代から使っていたものでバラバラな形状だったのですが思い切ってほとんどを持ち手が取れるタイプのモノに買い換えました。
現在使っているのはサーモスのフライパンセットとティファールの圧力鍋、ホットサンドプレートだけです。
こちらも持ち手が取れるタイプに投資したことで収納のしやすさが格段にあがりました。
また、収納場所がしっかりと決まったことで店頭で安売りのお鍋やフライパンを見ても「でも置く場所がないし」と諦めがつくようになりました。
Panasonicのドラム型洗濯乾燥機。
こちらは使い始めて2年が経つのですが本当に投資してよかったと思えるものです。
洗濯後の「干す」「取り込む」という作業がないのでとにかく時間と手間の節約になります!
その浮いた時間を掃除や片づけに回せば部屋が片づく!
そのうえ洗濯物を干すときに使う洗濯バサミなどのグッズもほとんど不要になるので、モノも更に減りました。
購入を悩んでいる人にはぜひおすすめしたい投資です。
食器同様、ついつい集めてしまうモノだったのが文房具類です。
特にペン類などは「腐るモノでもないし…」と簡単に買ったりもらったりしてしまっていたのですが、文房具類は使い切るのが大変!
片づけを始めてからもなかなか減らなかったので一部書き心地が悪いモノは捨てたり、他は息子たちの力を借りて使い切り、それ以降は本当にお気に入りの書き心地のペンを探し、それだけを購入することにしました。
職場でもらうボールペンを持ち帰る癖があった夫も好きなブランドのペンを一本購入。
名前を入れたりして結構なお値段になりましたが、愛着が湧いたようでそれ以降はペンの持ち帰りが一切なくなりました。
洋服については「一生物のような高い服はやめてそこそこの値段の服を早めに買い替える」投資に切り替えました。
以前は「高いモノを買って長く着よう」と考えたこともあったのですが、年齢とともに似合う服やアイテムが変わり、結局長くは着られませんでした。
そこで今は、その時の「旬」を着られるように高すぎないアイテムで回転率を上げるようにしました。
枚数は少ないですが、その時に「着たい」と思える服ばかりなので無駄なく着ることができ、クローゼットにも随分と余裕ができました。
クローゼットの片づけをして着る洋服だけが残ったタイミングでハンガーを買い替えました。
今、使っているのは無印良品のアルミハンガーです。
濡れたままの衣類をかけても問題ありませんし、一本一本が細身で美しいハンガーなので、クローゼット内がすっきりとした印象になりました。
また、ハンガーを揃えたことで「これ以上本数を増やさないで済むように服を買ったらその分手放そう」という意識にも繋がり、洋服が無秩序に増えることがなくなりました。
余談ですが、無印良品のハンガーを選んだのは100均などと違い定番の形がいつでも買い足せるから、という理由だったのですが実は先日こちらのアルミハンガーがリニューアルしていることが判明。
形が大きく変わってしまったようです。
「定番品なので壊れたりしたらいつでも買い足せる」という点では少し残念なリニューアルとなりました。
今、無印良品のアルミハンガーを使っていて買い足そうかと考えている人は少しご注意を。
いかがでしたでしょうか?
整理収納アドバイザーFujinaoが経験した「ココに投資したら片づいた!」というアイテム6つでした。
片づけの参考になれば幸いです。
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