更新日:2018年7月22日 / 公開日:2018年7月22日
お家を建てる時に一番意識したいことは日当たり問題ではないでしょうか?土地が南向きではない場合室内の明るさが一番気になる所ですが、とある工夫で我が家は年中太陽の日差しに恵まれています。今回はその明るさをどのように確保するのかを皆さんにお伝えしたいと思います。
今から約8年前、北海道の新興住宅地に土地と家を購入しました。
私達家族は転勤で本州暮らしだったため、戻ってきた時には土地購入のタイミングが遅れてしまい、希望だった南向きの土地を選ぶことができませんでした。
そこで第2希望として北西(角)を選んだわけですが、南側の日当たり問題に差し掛かり頭を悩ませていたのです。
それでも何とか完成したかった一生に一度の新築一戸建て。
建築業者さんのアドバイスで現在は日当たり良好な環境に恵まれています。
その問題をクリアしたのは土地の使い方と窓の位置にありました。
実は我が家の土地は縦長です。
この特徴を上手く使い、土地に対して建物を最大の北側後ろまで引っ張り南側を広く確保します。
これは勿論一般的なやり方です。
それでも建物のテラス部分から南側の家の境界線まで約9メートルを確保することができました。
建物の大きさにもよりますが、ここまで距離があると南向かいの家の影になることも少ないです。また、角地ということもあり西側の光にも期待が持てるのです。
土地の問題が解決したところで次は室内の問題です。
お家の中心になる場所といえばやはりリビング。
ここに吹き抜けを設け、さらに窓を設置することで太陽の日差しがリビングに降り注ぎます。
吹き抜け部分の窓は開閉しませんが、すぐ下の1階部分にテラスを設けているので2つの窓から入る日差しでリビングはいつも明るい環境です。
とくに夏場は奥のキッチンの方まで日差しが入ることもあります。
我が家の東側には洗面所と和室があります。
お隣に家がすでに建っている場合にお勧めされたのが窓の開閉がないFIX窓。
明かり取り専用として壁の一番上に窓を設けることで明るさを確保できるのです。
とくに洗面所は朝日が眩しく目も覚めますし、毎朝快適に使うことができています。
この部分のFIX窓は、すりガラスになっているのでお隣からの目線も気になりません。
もう1つ我が家で取り入れている窓といえば室内専用窓。
この窓は2階の寝室に設置されています。
寝室は少し変わった窓の配置で、東西南北に窓がある珍しい部屋。
そのうちの東側にこの室内専用窓があり、外に面していない部分に窓があり室内が見える仕組みです。
これは先ほどの吹き抜け部分の窓にも面しており、そこから来る光を利用して寝室の明るさを確保しました。
窓にはロールカーテンがあるので、お部屋を見られなくない時のプライバシーはきちんと保たれています。
色々な条件の中でお家を建てることは難しいことです。
私も「ここはこうしたい!」という理想の中で叶った部分もあれば、残念ながら叶わなかった部分もありました。
しかし日差しの問題に関しては一生暮らす家なので、ここはやはり慎重に考えていきたいところですね。
土地の形状や近隣の家の建て方にも大きく左右されますが、やはり吹き抜け部分や窓の配置で室内の日差しの入り方がだいぶ変わってきますので、ぜひ参考にして頂ければ嬉しいです。
皆さんも1年中快適に暮らせる家を建ててみませんか?
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