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妊娠中、ひどいつわりに悩まされていたというMさん。吐き気をもよおしトイレに向かおうとしたのですが……。
✅【マンガ全話無料】「非常識な親だな」「ねー赤ちゃんかわいそう」深夜のコンビニでそんなふうに言っていた私が、ママになって。【よなきごや】第1話
妊娠初期の頃の話です。一時、つわりがひどく毎日吐き気や頭痛に苦しんでいました。
体を休められればよいのですが、当時はフルタイムで仕事をしており、なかなかゆっくり休む時間もありません。
毎日「今日はつわりがひどくなりませんように」と願いながら出社していました。
その日も、いつものように朝から出社。通勤電車ではそれほど気分も悪くならず、会社の最寄り駅に無事到着。会社まで歩いていたところ、突然ひどい吐き気をもよおしました。
胃酸が喉元までこみあげ、額には脂汗が浮き出て、自分でも「やばい」と感じる状態でした。
トイレに駆け込もうにも、周囲は住宅街。駅に戻るには距離があるし、会社に走って行くのも難しい状態で……。
私はがまんできず、公園の植え込み近くにしゃがみこみ、その場で吐いてしまいました。
しゃがみこんで苦しんでいたそのとき、数人の女子高生たちの声が聞こえました。この道の先には高校があり、高校生たちの通学路になっていたのです。
私は、通学路に吐いてしまった申し訳なさや、吐いているところを見られたくないという気持ちでいっぱいになり泣きそうになってしまいました。しかし、吐き気はおさまらず立ち上がることもできません。
すると、「大丈夫ですか」と女子高生の声が。女子高生たちは私を見て立ち止まると、声をかけながら背中をさすってくれました。さらに、さっき買ったばかりであろうペットボトルのお茶も手渡してくれたのです。自分で買いに行く気力もなかったので、これは本当に助かりました。
彼女たちがくれたお茶で吐き気も落ち着いた私は、なんとか職場までたどり着くことができました。
あのとき助けてくれた女子高生たち、本当にありがとう。
妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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