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大切な人や自分を守ってくれる、身に付けるだけで気分が上がる、そんなお守りのような存在、誕生石。2021年12月には63年ぶりに日本の誕生石が改定され、新たに10石が追加、全29石になりました。この連載では、そんな新・誕生石の特徴や魅力を紹介します。9月は「サファイヤ」と「クンツァイト」です。
9月の誕生石は、「サファイヤ」と「クンツァイト」の2種類です。その特徴や意味を紹介します。
サファイヤは鉱物名コランダムの赤色(ルビー)以外の総称で、さまざまな色合いがあります。サファイヤの歴史は古くラテン語の青色を意味するsapphirusに由来しています。青色が美しいサファイヤは世界中で人気がありますが、ピンクと橙色の中間的な色相のものはパパラチア・サファイヤと呼ばれ、特に日本では人気があります。またピンクサファイヤ、ゴールデンサファイヤ、オレンジサファイヤや6条の線がでるスターサファイヤなどがあります。
産地もルビー同様、色々な産地があるので産地ごとに集めてみるのも楽しみのひとつだと思います。
クンツァイトは鉱物名スポジュメンの変種で、淡いピンク色から紫色の宝石です。濃色のものは方向によって紫色、ピンク色、無色の多色性を見ることができます。クリアで鮮やかなピンク色は人々を魅了します。
クンツァイトの名称は、近代の誕生石を作成した著名な鉱物学者ジョージ・フレデリック・クンツに因んで名づけられました。彼の誕生月が9月なので、9月の誕生石となりました。割れやすく光や熱で退色しやすいため、大切に保管する必要があります。守ってあげる宝石、守らなければいけない宝石とも言えます。
(文:株式会社 明治堂 会長 望月英樹、写真:協同組合山梨県ジュエリー協会)
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