「自分たちは子どもができなかったが…」妻の妊娠中、職場の上司がかけてくれた意外な言葉とは

妊娠中、つわりで匂いに敏感になって、食事が作れなくなってしまう人も少なくないですよね。そんな中、夫が仕事で多忙だった場合は、夫婦で体調を崩してしまうことも……。今回は、40代の男性が妻の妊娠中に、上司から優しさをもらったというエピソードを紹介します。

つわりで食事が作れない妻。自分も多忙で体調が限界に……

（※写真はイメージです）

妻が妊娠中の出来事です。つわりは比較的軽い方だったのですが、匂いに敏感になり吐いてしまうため料理ができない時期がありました。食事もあまり取れておらず、その影響からか体調不良に陥ることも何度もありました。

私も仕事が忙しく、満足に食事ができないことも多かったのですが、妻を気づかって「俺が作れていないだけだから、お前は横になってろ」と声をかけていました。しかし、結構体は限界に達していて……。

私たち夫婦のために、上司が色々な配慮をしてくれて

（※写真はイメージです）

当時の職場の上司であるプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーには、共にお子さんはいませんでした。しかし「自分達に子どもができなかった分、メンバーには子育てを謳歌してほしい」とおっしゃってくださり、奥様に相談して、私たち夫婦のために弁当を用意してくれることに。さらに体調が悪い妻のため、私が早く家に帰れるよう仕事を巻き取ってくれるなど、かなり配慮をしてくださいました。

おそらく私の分の仕事が増えたことで連日深夜まで残業されていたはずですが、それでも一切嫌な顔をせずに、「早く帰れ」「工期を少し調整しようか」などしきりに声をかけてくれました。

上司たちのさまざまな思いやりに感謝

（※写真はイメージです）

それだけでも十分に嬉しかったのですが、本来現場には携帯不可であるはずのスマホの持ち込みを例外的に許してくれたり、私専用のホットラインを作ってくれたり、さまざまな配慮をしてくださって……。

おかげで、私も家事育児をしながら、十分な仕事のパフォーマンスが出せる結果となりました。あの時、誰も助けてくれなかったらと思うと恐ろしいです。私たちのために色々と無理をしていただいた上司には、感謝しています。本当にありがとうございました。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

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