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毎日のように来て家事を手伝ってくれる母。助かるけど自分の家のように隅々まで入る。「やめて」と言えない

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目次

子育て中のママ・パパの悩みを臨床心理士・公認心理師に相談する『子育て心理カウンセリングルーム』。今回は、実母との距離感に関するママのお悩みです。「毎日のように来てくれる実母にモヤモヤしている」というその訳は……。

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「家族のプライベートスペースには入らないで! 実の母に強く言えずにモヤモヤ……」

実母がほぼ毎日手伝いに来てくれてとても助かっているのですが、毎日来ているため自分の家のように思ってしまっているようで、片付けてほしくないところや旦那の部屋まで掃除や整理をすることに困っています。私たち家族のプライベートは守ってほしいと思う一方で、いつも助けてもらっているのでやってほしくないとハッキリ言えずモヤモヤしています。(34歳・女性・専業主婦)

■相談者の家族構成:自分34歳、夫33歳、長女8歳、次女6歳、長男2歳■お困り度:★★★★★★☆☆☆☆

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※写真はイメージです

今回の心理カウンセラー 大岡 みほ 先生(臨床心理士・公認心理師)(うららか相談室)

■主語を分けて会話してみて

忙しい毎日において、気兼ねなく頼れる人がいると助かりますね。でも、相談者さんとしては毎日ではなくても大丈夫なのですね。

もしかしたら、結婚なさる前からお母様とのご関係は、相手のために考えたり動いたりすることが多かったということはないでしょうか。もし、もう少し率直な会話ができているのなら、ここまでモヤモヤしてしまうことにならないと感じたからです。

日本は察することを良しとする文化があり、言葉にする前に予想して動くことが望ましいという考え方がありますが、身内などの近しい間柄では、共依存の温床となってしまうことがあります。実の親子であっても、お母様も気を使っている可能性がありますから、この場合はきちんとコミュニケーションを取って確認なさることをおすすめします。

また、普段私たちが使っている日本語は、主語を省略しても会話が成り立ってしまうため、そのことが適切な距離感を保てなくする場合もあります。ぜひ、「お母さん」と「私」と主語をきちんと分けて会話をしたり、考えたりしてみてください。

お母様としては、手助けになるというお気持ちから本当は少し無理をして来てくださっているのかもしれません。あるいは逆に、ご家庭の様子を把握していたい、自分が管理していたいというおせっかいからかもしれません。どちらにしても、「境界線」が引けていないと考えられます。

そんなお母様に対してどうお伝えしたらいいかについては、たとえば「お母さんがいつも手伝ってくれて本当に助かっているの。ありがとう。でも、回数は週に〇日くらいで大丈夫だよ。それから、主人の寝室は自分たちで整えておきたいから、そのままにしておいてね。」というように、大丈夫という言葉や、~したい(したくない)と率直な希望を正直に伝えることで、お母様へ本当の希望と感謝の気持ちを伝えることができると思います。

一部分をお断りすることは、お母様のサポートしたい気持ちの全てを拒否することにはなりませんので、安心して伝えてみてくださいね。

(文:臨床心理士 大岡 みほ/うららか相談室)


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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