くわばたりえさん「悪魔と思ったときがあった」過酷だったワンオペ3人育児を思い出し涙

テレビ朝日公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』で毎週木曜に配信されている『納言・幸のやさぐれ酒場』に、芸人のくわばたりえさんと平野ノラさんがゲストとして出演。くわばたさん＆平野さんの育児トークがさく裂しました。

夫に育休取得を促すも「上司が取ってないのに取れない」

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お笑いコンビ「納言」の薄幸さんが、人気芸人とお酒を飲みながらトークを展開する『納言・幸のやさぐれ酒場』。この回のゲストはお笑いコンビ「クワバタオハラ」のくわばたりえさんと、芸人の平野ノラさん。

くわばたさんは、中学2年生の長男、小学5年生の次男、小学3年生の長女の三児のママ。一方の平野ノラさんも3歳の娘がおり、2人とも子育て真っただ中です。平野さんが「1人でも大変なのに3人なんてすごい」と尊敬のまなざしを送ると、くわばたさんも「（人数ではなく）1人目がめちゃくちゃ大変なんだよ」とエール。アルコールも手伝ってか、旦那への愚痴や子育ての悩みなど、日ごろのうっ憤が次々と飛び出しました。

幸さんが、「子育ては結構メインでやってるんですか？」とくわばたさんに尋ねると、「あ、そうです。全部私1人やってた。俗に言うワンオペ」と即答。平野さんの夫は「めちゃくちゃ協力するという話し合いのもと子どもを作りましたから」と、1ヶ月間の育児休業を取得し今もワンオペ状態ではありませんが、くわばたさんが夫に育休取得をお願いした当時はそうもいかなかったそう。

くわばたさんが長男を出産したのは14年前。「うちの会社は育休取った人が1人もいない」とにべもない夫に、「じゃあ、あんたが取ったらこれから部下が育休取りやすくなるやん！」と促すも、「上司が取ってないのに俺が取れるわけない」と突っぱねられ、「なんやねんその会社！」と腹が立って仕方がなかったといいます。

平野さんは「確かにうちの（夫の）会社はいたんですよ、育休取られた方が先に。その方がいたからうちも取れた感じです」というと、くわばたさんは「せやろ？ そう！ 誰かが取らなあかんねんて！」と声を大にして訴え。誰かが先陣を切り、社内に「子育ても大事な仕事である」という空気を醸成していくことが重要ですよね。

0歳育児は「めっちゃくちゃ大変やった」と涙

幸さんはかつて託児所で保育補助のアルバイト経験がありますが、「1日中（子どもと）いることないから、ただ可愛いとこだけ見てた。そこまで（大変だとは）……」と実際の子育てに思いを馳せると、「分かってくれるだけで嬉しいわ」と頷くくわばたさん。「ずっと（子どもと）いるってね、可愛いけど大変なんだよね」と、一番過酷だった乳幼児期を振り返ります。

「独身のときは何時に起きて何時までダラダラして、あれしてこれして、全部スケジュール組めるやんか？ でも子どもに全部合わせていかんといかんから。子どもが寝なかったら寝られないし」と、くわばたさん。そう、自分軸で思い通りに進められないことが大きなストレスになってしまうケースは多いですよね。

また、子どもは急病も多いもの。「今日ゆっくりできると思ったら、急に子どもが熱出ました。病院連れて行かなあかん。ちっちゃいから3人（一緒に）連れて病院行かなあかん。そんな時に限って土砂降りやねん！」なんてエピソードも日常茶飯事です。

話しながら当時の記憶が蘇ってきたくわばたさん。「土砂降りの中……ほんまもう泣けって言われたら泣けるぐらい……。今でも思い出したわ、だからめっちゃくちゃ大変やった。本当にもう……泣いちゃうぐらいに」と声を震わせます。「そんときにさ、うちの旦那は『大変だったね』って言うけど、絶対本気は分かってないと思う。どこまで大変だったかはわかってないよ！ マジで大変だった」と涙ぐみ、ワンオペ育児の過酷さを訴えました。

お店の人にティッシュを渡されたくわばたさんは気を取り直し、「子どもはとにかく可愛いよね。……って今は思えるけど。本当にね、悪魔と思ったときがあった」と、当時の本心を吐露。特に0歳児の育児においては「こんな言ったらあかんで。地獄のような日々やったと思っちゃう。また泣くよ、わたし！」と、とにかく壮絶だったことを明かしました。

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