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働くママにとって、平日は時間との戦い。子どもとゆっくり過ごす時間が少なく罪悪感を抱くママもいるでしょう。
先輩ワーママたちはどんなことに悩みどう解決していったのか……?
フルタイム・時短勤務・フリーランスなど、さまざまなスタイルで働く先輩ワーママたちのリアルな体験談と「あの時知っておきたかった!」をまとめた1冊。 書籍『先輩ワーママと考える 仕事と育児のちょうどいいをみつける本』(ハガツサ)から一部抜粋してお届けします。
今回は、働くママが感じやすい『罪悪感』についてご紹介します。
平日夕方からは毎日戦場、土日は休みたい
✅ 平日は朝1時間、帰宅後3時間しか一緒にいられないのに、ほとんどテレビ見せてるか家事しているか、イライラしている! 私ってママ失格…? なんて悩んだり
✅ 幼稚園ママたちは、午後からずっと一緒にいて、習い事もたくさんしているのに、なにもさせてあげれらていないと凹んだり
✅ お金を払って保育園に通わせて、シッターさんを雇って、大好きな子どもにもあたって。私ってなんのために働いているのかな……なんて落ち込んだり
脱バイアス忙しい毎日でイライラするのは当たり前!
正しく知る「子どもとの時間が取れない=ダメなママ」なんだっけ?
対処する自分が手放せるタスクはどんどん手放して、余裕を作ろう!
働いていると子どもと過ごす時間も短いし、幼稚園に通わせるのも難しく、なかなか習い事も行けず。教育的にも遅れをとってしまわないかな。母親と過ごす時間が少ないことで、なにか悪い影響が起きたらどうしよう? と不安になることも多いと思います。しかし、ハーバード・ビジネス・スクールの調査によると、働いているママの子どもも、働いていないママの子どもも、同じくらいに幸せを感じているとの研究結果があります。
この調査は、29カ国・10万人の男性と女性が参加し、10年間にわたって実施されたもの。成人した子どもに対して、働いているママの姿がポジティブに映っているという結果になっています。
● ワーママの娘は管理職になる、より給与が高くなる傾向がある
● ワーママの息子は、より平等な性別の見方をする傾向があり、家事に費やす時間が多く、また働くパートナーと結婚する傾向がある
この調査を行ったキャスリーン・マッギン教授は「ワーママは、母親は子どもと一緒に家にいるべきだと信じている傾向があり、自分が仕事で毎日子どもから離れなければいけないことに罪悪感を覚えています」と指摘。しかし、この調査によって、ママが家にいるのか/仕事をしているのかで子どもたちの「人生の満足度」「幸福度」は影響を受けず、全員が同じように幸せを感じているという結果に。つまり、子どもたちが苦しんでいないことが明らかになっています。子どもと過ごす時間が短くなってしまっても、働いていることに誇りをもち、仕事と子育てを両立する生活を送りましょう。
続きは書籍でお楽しみください。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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