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「もうダメかも」ワーママこそ追い詰められたときのリカバリーが必須! 心理カウンセラーが教える緊急時の行動プラン

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目次

子育てと仕事に奮闘するママたちは、メンタルの不調に陥りがち。疲れたときのための緊急プランを立てておくと、救われるかもしれません。

\元自衛隊の心理カウンセラーによるワーママの心構え&対策/

仕事と子育ての両立は並大抵のことではありません。ワーママは疲れ果ててしまい、メンタルの不調も抱えがちに。この書籍では、元自衛隊の心理カウンセラー下園壮太さんが心をラクにするための〈心構え〉と〈対策〉を40のポイントにまとめています。

今回は、疲れたママを救う緊急時の行動プランについて、書籍『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。』(時事通信社)から一部抜粋してお届けします。

緊急時の行動プランを立てておく

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※画像はイメージです

子育てにおいてもっとも重要な目標は、「ママがうつになるのを防ぐこと」。まずはそのための「行動プラン」を、まだ比較的元気なうちに考えておきたいものです。

「疲労3段階」(うつ状態)に陥ってしまうと、どんなお母さんでも、自分で状況を打開する能力がなくなってしまいます。「子育てがあるから、今の状況から全く動けない」という感覚で、膠着してしまいます。人によっては「死ぬしかない」と思い詰める人も出てくるでしょう(ちなみに「死にたい」という思いは、「疲労3段階」の症状のひとつです。ある調査では、一生のうちに本気で自殺したいと考えたことがある人は、4人に1人はいます。案外普通に遭遇する症状だと思ってください)。

本書では何度もお伝えしていますが、現代の子育て環境は、そもそもダメージを受ける要素が多いのです。いかに全体のダメージを少なくしながら、お母さんが倒れずに、最後まで戦い抜くかが大切になってきます。

そこで、予測される自分の疲労状態を階段(ラダー)状でとらえ、それぞれに応じた緊急時の行動プラン、「緊急プラン」を決めておき、実行に移すという戦略を考えてみてください。次のようなイメージで、戦略を立案するのです。

疲労1段階なら「緊急プランA」を実行する。疲労2段階なら「緊急プランB」を実行する。そして疲労3段階なら、最終危機(=ママがうつになる)回避策として「緊急プランX」を実行する。

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※画像はイメージです

人はトラブルが起きるとあわててしまうもの

少し難しく感じるかもしれませんが、階段状にイメージして戦略を考えておくと、これがのちのち役に立ちます。

人は、想定外のトラブルが発生するとたちまちあわててしまって、せっかく善戦しているのに、「戦い方」を変えてしまうことがあるんです。

戦いの渦中にあると、だれもがエネルギーが低下しがち、そして自信も失いがちになります。そのせいで、急に無茶な判断をしたり、突発的な行動を起こしてしまったりします。

しかし、あらかじめ「階段」を見積もっておけば、切るべきカードはすでに手元にあります。自分の中の「クールな指揮官」が、「緊急プランA」、「緊急プランB」、そして最悪の事態を避けるための「緊急プランX」を、スッと発動することができるんです。

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「緊急プラン」を立てるための3つのポイント

では具体的に、あなた自身が「うつにならない」ことを最終目標として、「緊急プランA」、「緊急プランB」、そして最後の切り札である「緊急プランX」の計画を立てていきましょう。緊急プランは次の3つのポイントから考えていきます。

〈緊急プランを立てるための3つのポイント〉①重要戦力の「予備隊」を持つ②時間軸で見積もってみる③「だれかに相談する」ことを重視する

ここで何よりも大切なのは、確実に「実行可能」なプランにしておくことです。「私がダメになったら、実家のお母さんに1週間泊まりに来てもらう」などと決めていても、もしかしたらお母さんにも事情があって泊まりに来るのは無理、子育て支援センターを利用するほうが現実的だった、という場合があるかもしれないからです。

以前、山岳関係者の方が、興味深いことを教えてくださいました。「山での遭難事故を防ぐため、登山隊のリーダーは〝撤退する勇気を持て〟とよく言われますよね。でもいざというとき、ちゃんと撤退するためには、きっちり実行可能な計画を立て、それを練習しておく必要があります。勇気だけあっても、いざというときは案外実行できないんです。実際に行動できてこそ、本当のリスク管理です」

ここで言う「緊急プラン」も、これと同じように考えてほしいと思います。

そして、自分が持つ実際の戦力と掛け合わせて、いざというときに本当に実行可能な、あなただけの「緊急プラン」を編み出していきましょう。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

※本記事は、『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。』著:下園 壮太、イラスト:ひえじまゆりこ/時事通信社より抜粋・再編集して作成しました。


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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