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業務スーパーでは使いやすい量とお値段のドライクランベリーが販売されています。そのままおやつとして食べたり、料理やお菓子作りに活用したり、味わい方はいろいろ。今回はドライクランベリーを使ったレシピもあわせてご紹介します。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
クランベリーは日本ではまだまだ馴染みのないフルーツですが、ドライフルーツが入っているお菓子の中で赤い色をしているものの代表がクランベリーです。レーズンのような甘みに酸味が加わって、存在感のある味わいが楽しめます。
輸入食品を扱うお店や、ドライフルーツを豊富にそろえているスーパーなどで手に入りますが、まだまだどこでも販売されているわけではありません。価格もちょっと高めですが、業務スーパーではかなり割安でドライクランベリーが販売されています。
おうちにストックしておくと、料理やお菓子作りの材料として使ったり、ちょっとつまめるおやつにもぴったりです。
生食用のクランベリーを見たことはありますか? 日本のスーパーでは、まず見かけることがないクランベリーですが、日本名はツルコケモモと呼ばれ、お花屋さんで鉢植えが販売されていたりもします(花屋店員時代に販売したことや友達にプレゼントしたことアリ)。
とっても可愛い丸い赤い実が成りますが、赤はクリスマスを象徴することもあり、アメリカのホリデーシーズンのご馳走に欠かせない食材となっています。
ただ、この実は固くて酸味がとっても強く、そのまま食べるのには適していないようで……。ジュースにしたり、ソースにしたり、ドライフルーツにしたりと加工して使われます。
近年、ドライフルーツが栄養豊富でヘルシーな食べ物として需要が高まり、一般のスーパーでも品揃えが充実してきましたが、クランベリー単体のものって意外に少ないんです。ネットで購入すると1kg入りとかの大容量のものが多く、送料もかかるので利用しにくいですよね。その点、業務スーパーのドライクランベリーは使い切りやすい量で、試しに使ってみようかな? と思える価格で販売されているので助かります。
商品詳細■原材料名:クランベリー、砂糖、植物油脂■内容量:90g■賞味期限:この時は購入日より6か月■保存方法:直射日光、高温多湿避けて涼しい場所で保存。■原産国名:チリ■購入時価格:213円■栄養成分表示(1袋90g当たり)エネルギー 303kcal、たんぱく質 0g、脂質 0.4g、炭水化物 75.2g、食塩相当量 0g(推定値)
実はかなり値上がりしています。輸入品なので価格高騰も仕方ないのですが……実はこれでもかなりお手ごろ価格。近隣スーパーで見つけたドライクランベリーは約2倍のお値段でした。
クランベリーはミネラルやビタミン類、食物繊維などが豊富で栄養価の高い食品。個人的には、お出かけ時の携帯食としてや、非常時に不足しがちな栄養補給食品としておうちにストックしておきたいもののひとつ。
90gだと少ないように思えますが、なんといっても乾燥させてあるので意外に入っています。お菓子作りになら2~3回分にはなりそう。1袋で303kcalあるので、おやつに食べる場合でも数回に分けたほうがよさそうです。
業務スーパーにはほかにもドライフルーツがたくさん揃っているので、組み合わせて食べてもイイですよね。
美容と健康によい成分が豊富とはいえ、おいしくないと食べられません。ドライクランベリーは砂糖が使われているので甘く、ほかのドライフルーツにはあまりない酸味があります。ただ甘いだけではないので、甘酸っぱいものが好きな方にはぴったり。ほどよい酸味なので、酸っぱいものが苦手な方でも食べやすい味です。個人的にはドライフルーツの中でもベスト3に入るくらい好き。
非常食としてストックする場合は、普段食べてもおいしいと思えるものが推奨されています。というのも、何かとストレスがかかる非常時には、おいしいと感じられないとさらにストレスになってしまうから。ドライフルーツらしい噛み応えで満足感を感じられ、ダイエット時にもオススメ。よく噛んでよく味わって食べると◎
そのまま食べるドライクランベリーはこのままおいしいのでパクっとおやつに。つまんで口に入れるだけという手軽さがイイですよね。1粒が小さいので、食べる量を調整しやすいのもポイント。
デコレーションに使うドライクランベリーの魅力のひとつは色。ドライにすると多くの食材は色がくすみがちですが、クランベリーは深みのある赤に仕上がります。真っ赤ないちごと並べても遜色ない色になるため、デコレーションすると華やかな印象に。
湯通しして使うドライクランベリーは糖度が高いため、べたつきが出てきます。くっつくのを防いでバラバラの状態を維持するために、実はオイルコーティングしてあるんです。熱湯をかけることでこのオイルを取り、水分も加わってやわらかになります。
熱湯をかけたままでは水っぽくべたつきも出るため、キッチンペーパーでしっかり水分を取ることが大切。よりやわらかな食感にしたい場合はお湯に浸けたり、ヨーグルトやジュースなどに漬け込んだりします。
具材として混ぜ込むパンやスコーン、クッキーなど、生地に混ぜ込んで使うのもよく使う手。そのまま入れても、湯通ししてから入れてもいいのですが、生地の水分をクランベリーが吸ってしまうことも。水分量に影響が出やすいレシピのときは、湯通ししてから加えてみてください。
ドライクランベリーの甘酸っぱさと鮮やかな色は、味的にもビジュアル的にもいいアクセントとなってくれます。パンやケーキの生地に混ぜ込んだり、トッピングに使ってもよく映えるので重宝します。今回は手軽に作れるものをご紹介しますので、使うときの参考にしてみてください。
ザクザクとした食感と香ばしさがおいしいオートミールクッキー。チョコチップとレーズンが定番ですが、レーズンの代わりにクランベリーを入れても◎。レーズンにはない酸味と鮮やかな色をプラスすることができます。
材料(15枚分)・ドライクランベリー……30g・オートミール……100g・薄力粉……100g・卵……1個・バター……80g・砂糖……60g・チョコチップ……40g・ベーキングパウダー……小さじ1/2・バニラエッセンス……数滴
※無塩バターを使う場合は、塩をひとつまみ加えてください。
作り方① バターを室温に戻し、なめらかにしてから砂糖を加えて擦り混ぜる。② 卵を溶いて数回に分けて加え、その都度よく混ぜる。バニラエッセンスも加える。③ オートミール、ふるった薄力粉を加えて混ぜる。④ 湯通しして水分をしっかり取ったクランベリーとチョコチップを加えて混ぜる。⑤ オーブンペーパーを敷いた鉄板に、スプーンを使って生地をのせる。⑥ 170℃に予熱したオーブンで15~20分焼く。
しっかりキツネ色に焼くと香ばしさが出るので、様子を見て焼き時間を調整してください。焼きたてはやわらかいですが、冷めるとしっかりします。
表面のクランベリーは焼くと少し色が落ちますが、クッキーの中にあるのは鮮やかな赤。甘酸っぱいクランベリーは、ザクザクほろほろ食感のクッキーと相性もよく、つい食べすぎちゃうので注意!
ドライフルーツと香ばしいナッツとの相性は抜群! そのままつまんでも十分おいしいですが、一緒にはちみつに漬け込むとまた違う味わいに。クランベリーの甘酸っぱさがアクセントになってくれます。フルーツやナッツが空気に触れないようはちみつを被せるように漬ければ、冷蔵(野菜室)で2週間~1ヶ月程度は保存できます。
材料・ドライクランベリー……30g・ドライいちじく……40g・レーズン……30g・ミックスナッツ(無塩)……100g・はちみつ……適量
※はちみつを使用しているので1歳以下のお子様にはNG。
作り方① オーブンを160℃に予熱し、ミックスナッツを10分焼く。② いちじくを食べやすい大きさに切る。③ 消毒した瓶に①とドライフルーツを交互に詰める。④ ドライフルーツやナッツが覆われるようにはちみつを注ぎ、冷蔵庫で1日置く。
※はちみつは粘度があるため、注いでも隙間までいきわたるのに時間がかかります。静かに置いておくと空気が抜けてはちみつが沈んでいくので、ドライフルーツやナッツがしっかり隠れるように追加して注ぎ入れてください。※長期保存する場合はしっかり煮沸消毒した瓶を使用してください。
はちみつに漬けることで、ドライフルーツはふっくらとやわらかくなります。はちみつにもフルーツの香りや甘味、ナッツの香ばしさがうつっておいしくなります。
冷蔵庫に入れるとはちみつが固まってしまうこともありますが、そのときは使う分を軽く温めて溶かしてください。
プレーンヨーグルトに入れて食べるのがオススメです♪パンケーキやワッフルなんかにもイイですね。
クランベリーはチョコレートとの相性が抜群。ナッツやマシュマロと一緒に具材にしてチョコサラミにしました。
材料(直径3cm×長さ18cmくらい2本分)・ドライクランベリー……30g・チョコレート……100g・生クリーム……50ml・ミックスナッツ……45g・マシュマロ……20g・ビスケット……3枚(30gくらい)・粉糖……適量
※加える具材はお好みで変えたり、増減してください。
下準備・クランベリー……湯通しして水気をしっかり取る。・ミックスナッツ……フライパンで弱火で5分程度炒り、食べやすい大きさに切る。・マシュマロ……食べやすい大きさに切る。・ビスケット……大きめに割る。・チョコレート……細かく刻む。
※今回はビスケットとしてリッツのバニラサンドを使用。クリームを挟んでいないクラッカーやビスケットでも大丈夫です。少し塩気のあるものは甘さを引き締めてくれるのでオススメです。
作り方① 生クリームを鍋に入れて温め、鍋肌がふつふつしてきたら火を止める。② 刻んだチョコレートを入れてよく混ぜて溶かす。③ 下準備した具材をすべて入れて混ぜる。④ ラップを広げ、半分をのせる。⑤ ラップを巻いて棒状にする。もう半分も同じように包み、冷蔵庫で冷やし固める。⑥ 固まったら粉糖を全体にまぶす。
オーブンペーパーやワックスペーパーで包めばプレゼント用にもぴったり。粉糖が落ちるのも防いでくれます。
断面はカットしてのお楽しみ♪ 包丁の刃を温めると切りやすくなります。
濃厚なチョコにふわふわのマシュマロ、食感の違うナッツやビスケット、甘酸っぱいクランベリー。それぞれの存在感が楽しめます。
業務スーパーのドライクランベリーは、使いやすい量と価格で人気。甘酸っぱい味とキレイな色はお菓子作りや料理に活用でき、そのままおやつとして食べてもおいしいです。
ドライフルーツらしい噛み応えをそのまま楽しんでも、やわらかく戻して使ってもOK。湯通しすることで、オイルコーティングも取れて食べやすい食感になるので、メニューや好みに合わせて試してみてください。
この記事のライター
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