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試合中に応援歌や大きな声出しはしない。29人の甲子園球児を輩出した名指導者が伝える「声出し」よりも大切なこと

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目次

「とにかく、声を出せ!」「元気出していこう!」少年野球のグラウンドで、そんな声が飛び交うのはよくある光景です。しかし、日本一の少年野球チームを率いた指導者は、こう問いかけます。「その声出しに指導者の意図がありますか……?」

\子どもの「考える力」を伸ばす9の導き方!/

「子どもたちに“任せる”」をモットーに、37年にわたって少年野球の指導をしてきた辻 正人さん。大人がついやってしまいがちな、子どもの可能性を狭める言動に警鐘を鳴らしながら、子どもを伸ばすための“正しい導き方”をやさしく伝えてくれる1冊です。

今回は、子どもの考える力を伸ばす指導法について、書籍『任せることで子どもは伸びる』(ポプラ社)から一部抜粋してお届けします。

その「とにかく、声を出せ!」に指導者の意図がありますか?「考える時間」の大切さ

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※画像はイメージです

こと野球というスポーツは「とにかく元気、声を出せ!」と大人が発破をかけることが当たり前のように行われています。

もちろん、子どもたちが自ら声を出したり、雰囲気を良くしようと盛り上げることはとてもいいことだと思います。

しかし、野球というのは1球ずつ間が空き、攻守の切り替えではさらに長く間が空きます。そうやって考える時間が与えられているので、これを有効に使うことが大切なのではないでしょうか。

私たちは試合中、ベンチにいる子どもたちが応援歌を歌ったり、とにかく大きな声を出して盛り上げたりということはしません。それを強いることで子どもたちの思考がいったん停止してしまうと考えているからです。

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※画像はイメージです

多賀少年野球クラブには、野球に限らずさまざまな少年スポーツ指導者や教育関係者が見学に来るのですが、試合の様子を見ると驚かれることがあります。子どもたちは立って声を張り上げることもあまりなく、ベンチに座りながら静かに試合を見ているからです。

でも、それでいいのです。ワーワーやって盛り上がることだけが「楽しい」というわけではありません。

子どもたちは、教えた知識をフルに使って試合を静かに観察し、やるべきことを常に考えている。決してつまらなそうにしているわけではないのです。

大人はよく、「とにかく、声を出せ!」と言ってしまいがちですが、的確に指導をしてあげなければいけません。私は元気に声を出すということよりも、野球という教材の良さを最大限に利用して、考える力をつけてもらいたいのです。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

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『任せることで子どもは伸びる』(ポプラ社)

※本記事は、『任せることで子どもは伸びる』(著:辻正人/ ポプラ社)より抜粋・再編集して作成しました。


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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