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深川・門前仲町エリアにある『富岡八幡宮』は、深川の八幡様として古くから親しまれている神社です。参拝すると出世開運・交通安全・縁結びなどのご利益があるといわれており、見どころも多いことから多くの人が訪れています。今回は、富岡八幡宮の基本情報やお祭り、見どころについて紹介します。
はじめに、富岡八幡宮の神様や歴史、ご利益、御朱印についてチェックしてみましょう。
住所:〒135-0047 東京都江東区富岡 1-20-3
電話番号:03-3642-1315/FAX:03-3642-5580
受付時間:9:00〜16:00
閉殿時間:16:00/月次祭(毎月1日・15日・28日) 17:00 ※境内への参拝は24時間可能ですが、上記時間に本殿の扉は閉まります。
月次祭(縁日):毎月1日・15日・28日
交通アクセス
【公共交通機関】
・東京メトロ東西線『門前仲町駅』より徒歩約3分
・都営大江戸線『門前仲町駅』より徒歩約6分
・JR京葉線『越中島駅』より徒歩約15分
【車】
・首都高速木場出口より約5分/箱崎出口より約10分/枝川出口より約7分
・JR「東京駅」より車で約15分
駐車場:20台(無料)※周辺にコインパーキングもあります。
公式サイト:http://www.tomiokahachimangu.or.jp/
公式SNS:instagram:@tomiokahachimangu_shrine、X:@FukagawaTomioka、Facebook:https://www.facebook.com/FukagawaTomiokahachimangu
富岡八幡宮の主祭神は、『応神天皇(誉田別命)』です。
そのほか、相殿神として8柱の神様が祀られています。
・神功皇后
・仁徳天皇
・天照皇大神
・武内宿禰
・日本武尊
・天児屋命
・竈大神
・常磐社神
富岡八幡宮は1627年(寛永4年)に、当時『永代島』と呼ばれていた現在の場所に創建されました。
その後、周辺の埋め立てによって敷地を広げ、60,508坪もの社有地を得ます。
江戸時代は徳川将軍家の保護を受け、江戸最大の八幡様『深川の八幡様』として庶民からも親しまれてきました。
富岡八幡宮は東京十社のひとつであり、江戸勧進相撲発祥の地としても知られています。
富岡八幡宮の主祭神・応神天皇は武神・出世の神として崇められていたことから、出世開運のご利益があるとされています。
他にも、厄除け・家内安全・交通安全・学業成就・安産・縁結びなどさまざまなご利益があるといわれています。
また、本殿の裏側には、御神木の2本のいちょうの木があり、震災や戦災にも倒れなかったことから、パワースポットとして有名です。
いちょうの木に由来した福縁銀杏守とえんむすび銀杏守があり、福縁銀杏守は復縁のご利益があるとして人気を集めています。
富岡八幡宮では、初穂料500円で御朱印をいただくことができます。
初詣・酉の市・例大祭・夏詣など期間限定の御朱印があり、お正月の開帳期間(1月1日〜1/7)には恵比須神の御朱印もいただけます。
また、社殿や神輿渡御が描かれた、富岡八幡宮オリジナルの八幡宮御朱印帳もあります。
他にも、十社めぐり専用の御朱印帳や、ひのき朱印帳があり、いただいた御朱印帳に直接書いてもらうことも可能です。(書き置き対応のみの場合もあります。)
【御朱印・受付時間】9:00〜閉殿時間
富岡八幡宮では、以下のようなご祈祷も行われています。
・厄除
・家内安全
・交通安全(自動車のお祓い)
・商売繁盛
・社運隆昌
・方除
・必勝祈願
・無病息災
・病気平癒
・安産祈願
・入学祈願
・心願成就
・釣行安全、大漁祈願など
御祈祷を希望する際は、開始時間10分前までに受付を済ませましょう。
ご祈祷時間:平日9:00〜15:30/土日祝9:00〜15:30
開始時間:毎時00分・30分(30分に1回)※神社行事・結婚式の際は変更する場合があります。
御初穂料(個人):5000円〜
富岡八幡宮では、江戸三大祭のひとつとされる『深川八幡祭り(富岡八幡宮例祭)』が行われます。
「わっしょい」の掛け声とともに、50基以上の町神輿が練り歩く『神輿連合渡御』が大きな見どころです。
観衆が担ぎ手に水をかけることから、『水かけ祭り』とも呼ばれています。
3年に1度の本祭りでは、神様が乗った御鳳輦が約70キロの道のりを巡る『神幸祭』が行われます。
お祭りの開催中は太鼓や舞、能、琴、空手なども行われ、多くの露店が立ち並ぶので、家族連れにも大人気。
毎年8月15日を中心に開催されるので、賑やかなお祭りを楽しんでみましょう。
富岡八幡宮では、定期的にさまざまな催しが開かれます。
ここでは、骨董市・酉の市・フリーマーケットについて紹介します。
毎月第3週を除く日曜日は、骨董市が開催されます。
古道具やおもちゃ、書籍、着物などさまざまなものが揃っているので、掘り出し物に出会えるかもしれません。
神社の行事や東京マラソンなどの影響で行われないこともあるため、骨董市を目当てに出かけるときは公式の情報をチェックしておきましょう。
毎年11月の酉の日には、家内安全・商売繁盛の神を祀る大鳥神社の例祭日『酉の市』が開催されます。
『福をかきこむ』とされる縁起物の熊手やお守りと稲穂をつけた『かきこめ守り』などが授与され、ご利益を求めて多くの人がお参りに訪れます。
毎月15日・28日の月次祭(縁日)では、フリーマーケットが開催されます。
雑貨・衣類・アクセサリー・インテリア用品・食器などさまざまなものが豊富に揃っており、賑やかな雰囲気を楽しめます。
ここでは、富岡八幡宮の見どころを紹介します。
正面参道沿いにある神輿庫では、御本社一の宮神輿と御本社二の宮神輿を見ることができます。
御本社一の宮神輿は高さ4m39cm・重量約4.5tあり、ダイヤモンドやルビー、プラチナ、純金などであしらわれています。
日本一の黄金神輿として知られている迫力のある神輿なので、ぜひ見てみてくださいね。
正面参道沿いには、Dr.コパ氏が監修した『願掛けの八角十二支石碑』があります。
石碑の真ん中にはトンボが、その周囲には十二支が刻まれています。
願掛けをしながら触ると道が開かれて決断を導くといわれているので、お願い事がある人は参拝してみましょう。
境内には、歴代横綱の四股名が彫られた『横綱力士碑』もあります。
新横綱が誕生した際には、刻名式や新横綱による奉納土俵入りが行われます。
他にも、大関力士碑・巨人力士身長碑・ 強豪関脇力士碑・手形足形碑など相撲にまつわる石碑が多数ありますよ。
資料館では、富岡八幡宮の古写真や郷土、勧進相撲の資料などが展示されています。
初めて日本地図を作った測量家伊能忠敬が測量に出かける際に参拝していたことから、伊能忠敬に関する資料も展示されています。
境内には伊能忠敬銅像が建てられているので、ぜひ見てみましょう。
参観料:大人300円、子供(小中学生)150円
休館日:12月25日〜1月15日・2月節分
境内には弁天池があり、弁天池内の島には美や芸能、財運の神である弁天様(市木嶋姫命)をお祀りしている七渡神社が鎮座しています。
八幡宮の創建前から祀られている地主神で、例祭日には多くの参拝者が訪れます。
他にも、境内には深川七福神の恵比須社、「おとりさま」と呼ばれ多くの信仰を集める大鳥神社など17の末社が鎮座しています。
【末社】
富岡八幡宮は創建以来、『深川の八幡様』として多くの人に親しまれています。
東京十社のひとつでもあり、江戸の三大祭りとされる有名なお祭り『深川八幡祭り』や酉の市など楽しめるイベントも開催されています。
周辺には飲食店やお土産屋などがあり、下町ならではの雰囲気も楽しめるのも魅力です。
今回紹介した情報を参考に、由緒正しき神社『富岡八幡宮』を訪れてみましょう!
・富岡八幡宮は1627年(寛永4年)に創建された神社で、出世開運・交通安全・縁結びなどさまざまなご利益がある
・東京十社・深川七福神めぐりのひとつで、江戸勧進相撲発祥の地として知られている
・毎年8月15日を中心に江戸三大祭のひとつ『深川八幡祭り』が開催され、骨董市・酉の市・フリマなどが定期的に開催されている
・境内には黄金大神輿や横綱力士碑などがあり、深川七福神の恵比須社、酉の市の大鳥神社など17の末社が鎮座している
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