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東京都品川区は、3月28日(月)、西大井駅~大森駅を結ぶ区間でコミュニティバス「しなバス」の試行運行を開始した。
品川区内は鉄道駅が延べ40駅、路線バスが61系統運行されていることから交通の利便性が高い環境にある一方で、バス停から距離がある地域や本数が少ない地域、道路幅員などの関係で大型バスが通れない地域なども存在している。
このような状況を受け、区の魅力を維持・継続していくため、区内の交通利便性のさらなる向上を目指し、民間公共交通網を補完する役割として区内初となるコミュニティバスを導入した。
区間は西大井駅から大森駅を結ぶルートで、1時間あたり2本を運行。運行は東急バスが行い、運賃は大人220円、小児110円、東京都シルバーパスも利用することができる。
品川区初のコミュニティバスの愛称は「しなバス」と命名。この愛称は公募を行い、幅広い世代に愛着をもってもらえるよう分かりやすく覚えやすいものとして決定した。
今後、試行運行は3年目の運行実績に基づき、本格導入や廃止も含めた見直しについて判断される。
運行開始に先立ち、3月28日(月)に濱野区長をはじめ近隣の町会関係者などが参加して式典を開催。濱野区長は「都市の利便性に交通は欠かせない要素です。この『しなバス』を一人でも多くの方にご利用いただき、地域の足として活躍してもらえるよう取り組みを進めて参ります。」とコメントしている。
品川区初のコミュニティバス「しなバス」を利用してみては。
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