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ペットのオンライン相談・獣医師検索を提供するアニぴたるは、東京都目黒区の一部エリアにて、動物病院情報などをまとめた紙面「目黒区動物病院マップ&ペット防災お役立ち情報 目黒区版」の無償配布をスタートした。
また、紙面と同じ内容をPDFでダウンロードすることもできる。
同紙面には、各動物病院の違いがひと目で分かる動物病院マップを掲載。
動物病院の情報として、病院名・地図上の場所・電話番号・駐車場有無・得意分野・認定医所属情報・大型病院/夜間対応/救急対応・トリミング/ペットホテル/往診対応状況などを網羅的に載せている。なお、掲載内容は2023年4月時点の最新のものだ。
また、地図を活用した紙面であることを活かし、ペットOKの飲食店や災害時の避難所(同区は全ての避難所でペットとの同行避難が可能)も掲載。加えて、ペットと共に被災したときの対応策や飼育しているペットの情報を飼い主自身が記入する表も用意した。
目黒区は、23区の中でペット飼育世帯率が上位であり、平均年収が23区中5位であることも影響して、飼い主の高度な要求に応えられる専門性の高い獣医師が多い自治体だ。
配布場所は、目黒区東山/青葉台エリア~中央町エリア~洗足エリアの、動物病院・ペット可の飲食店・ペットサロン・ペット用品店など。なお、世田谷区・渋谷区・品川区・大田区の目黒区との区境エリアも含む。
配布部数は、5000部~10000部で、掲載エリア内在住のほぼ全てのペット飼育世帯に1枚以上が行き渡ることを目標としている。
同社の調査では、犬・猫を含めた全てのペットを飼っている人の80%は、「全ての病気で同じ動物病院にばかり行っていていいのだろうか」「この病気に詳しい獣医師にセカンドオピニオンをしたいけれど、探し方が分からない」など、動物病院に関する悩みを一度は経験していることがわかったという。
一方、獣医師においては、得意分野と不得意分野があるのが一般的なのだそう。しかし、動物病院及び獣医師の専門性は分かりづらいことが多く、セカンドオピニオンをするにしても家から2番目に近い動物病院に行ってみる・飼い主友達の口コミを信じて他の動物病院に行ってみる、という「効果のある治療を受ける」という本来の目的に合わないアクションを取る飼い主も少なくないようだ。
また、全動物病院の内、約85%は獣医師が2人以下の小規模動物病院、約8%は5人以上の獣医師が所属する中型~大型の動物病院となっており、病院の規模によって待ち時間や診療報酬などはさまざま。
小規模病院でも十分に高いレベルの専門性を習得した獣医師が所属する病院も多数あるため、そのような病院を上手に複数使い分けるのが飼い主の時間・金銭を効率よく診療に当てる近道だという。
こういった課題を解決すべく、同紙面を作成したとのことだ。
同紙面を活用することで、飼い主はニーズに合わせて適切な動物病院を選択できるようになる。すると、皮膚科が得意な獣医師には皮膚科症例が集まり、外科が得意な獣医師には手術症例が集まるようになるだろう。
そうなれば、治療の成功率が上がったり、獣医師は得意分野がさらに得意になるだけでなく、類似症例を利用した治療・手術・投薬の十分なデータを取得でき、動物医療全体が発達するという好循環を作れる、と同社は考えている。
動物医療が発達することは、現在助からない病気が例えば数年後には多くの動物病院で助かるようになっていることを意味する。同社は、同紙が東京都目黒区をモデル地区とした動物医療の発達の足がかりになってくれることに期待している。
同紙面を活用し、最適な動物医療などを選んでみて。
「目黒区動物病院マップ&ペット防災お役立ち情報 目黒区版」PDFダウンロード:https://drive.google.com/file/d/1FhWePVh1bQDMsO4fL8AiiVMPLbz57h1r
(Higuchi)
この記事のライター
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