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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。秋と言えば、やっぱり秋刀魚ですね。塩焼きも美味しいけど、生姜と一緒に甘辛く味付けした照り煮もおすすめです。旬のかぼちゃと一緒に秋を満喫できるおかずをご紹介します。
A秋刀魚…2尾
Aかぼちゃ…100g
Aししとう…4~5本
A生姜…ひとかけ
A米油…小さじ2(またはお好みの油)
Bしょう油…大さじ1
B酒…大さじ1
Bきび砂糖…大さじ1
Bみりん…小さじ2
・秋刀魚は、頭と内臓を取り除き、3枚におろしておく(スーパーのお魚売り場で、3枚におろしてくれるサービスがあれば、活用すると良いと思います)。
・ししとうは、包丁の先で小さい穴を開けておく(焼いた時に、飛び跳ねるの防ぎます)。
・生姜は、千切りにしておく。
・かぼちゃは、タネを取り除いて、ひと口大に切り分けたら、ラップに包み、電子レンジ600wで2分半または柔らかくなるまで加熱する(皮はお好みで取り除いて下さい)。
① 秋刀魚は、目立つ小骨があれば、魚用のピンセットで抜く(焼くと、さほど気にならなくなりますが、大きめの骨を抜くと、食べやすくなります。身が崩れないように、注意しながら抜きます。省略可)。
② 4等分、または食べやすい大きさに切る。
③ 茶こしを使って、両面に小麦粉をまんべんなく振りかける(小麦粉を振ってから焼くことで、旨みを閉じ込め甘辛のタレが絡みやすくなります)。
④ 熱したフライパンに米油をひき、中火にしたら③の皮目を下にして入れる。
⑤ 周りが白っぽくなってきたら裏返し、ししとうを加え、1~2分ほど焼く。
⑥ きび砂糖をまぶすように振りかけながら入れ、残りの材料Bのすべてと生姜の半分を入れる。
⑦ 沸々してきたら、かぼちゃを加え、プライパンをゆすりながら、水分を飛ばして煮詰める。
⑧ 照りが出てきたら火を止めて、器に盛り付け、残りの生姜を添えたら出来上がり。
「脂の乗った秋刀魚」。この言葉をよく耳にしますね。ご存じ、青魚の秋刀魚の脂には、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
これは、血液をサラサラにしてくれたり、コレステロールを下げてくれる役割があります。脳細胞を活性化してくれる成分も含まれてるので、頭もスッキリして、記憶力も向上!食べるなら、栄養豊富な脂の乗った、美味しい旬の秋刀魚がオススメです。
3枚におろした秋刀魚の身は、薄いので比較的火が通りやすく、時短で調理出来ます。
また、タレを絡めるので、少々焼き過ぎてもパサつきを防げます。甘辛の味付けが、ご飯との相性もピッタリ!この秋に食べたい秋刀魚とかぼちゃの甘辛照り煮を、ぜひ、作ってみて下さいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8090
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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