夏にうれしいレモンのお酒 リモンチェッロ、作りましょ!

更新日:2018年6月18日 / 公開日:2018年5月5日

暑くなって来ましたね。今年の夏も暑いんでしょうか? 暑いの苦手なものでちょっと腰が引けて来ますが、夏にも楽しみはいっぱい!冷凍庫でキンキンに冷やしたリモンチェッロが喉をゆるりと落ちていくあの快感、リモンチェッロをかけた大人のかき氷は、夏にこそ!夏の日の自分のために、作りましょう、リモンチェッロを!

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レモンの島、生口島

広島はレモン生産量、日本一!そのメッカとも言えるのが、ここ、尾道市瀬戸田町の生口島。通称「レモンの島」です。

初めて訪ねた時には驚きました。右を見ても、左を見ても、レモン、レモン、レモン。想像を遥かに超えるレモンの樹々、そして、たわわに実るレモンの愛らしいこと。

菅さんのレモンに夢中!

この畑の主は、「 citrusfarms たてみち屋 」の 菅秀和さん。

農薬や化学肥料を使わず、大切に大切に育てられたレモンのおいしさと言ったらありません!

酸味は穏やかでありながら、品良く際立って、そのまま皮ごとかじりつきたくなるレモン。果汁はもちろん、皮までおいしいのですから、一瞬で虜になってしまいました。

畑で見つけた、まだ爪先ほどの大きさの、小さな小さなレモンの赤ちゃん。これがやがて、こんな立派なレモンに成長していくんですね。

これは12月のはじめ頃のグリーンレモン。目の覚めるような爽やかな香り!

私がリモンチェッロに使ったレモンは、4月の中旬頃に収穫されたもの。さらにお日様の光を浴び、樹の上でゆっくりゆっくり熟したイエローレモン。

糖度があがり、酸味がやわらかく、香りもより落ち着いた、この頃のレモンで作るリモンチェッロ、おいしいんです!

世界最高アルコール度数のお酒、スピリタス

リモンチェッロの材料は、無農薬のレモンと、コレ。ポーランド生まれの蒸留酒、スピリタス。アルコール度数は、なんと96度!火気厳禁です。

度数が高いので、短期間でレモンの成分を抽出することができる、リモンチェッロ作りには欠かせないお酒なんです。あとは、グラニュー糖があれば準備OK。

材料、至ってシンプルです。

いよいよ、リモンチェッロ、作ります!

材料

無農薬のレモン 6個
スピリタス 500ml
グラニュー糖 300g
水 500ml

作り方

① レモンはよく洗い、皮の外側の黄色い部分を薄く削ぐようにむきます。

② 煮沸消毒した保存瓶に①を入れ、スピリタスを注ぎ入れます。スピリタスは度数の強いお酒なので、引火することがあります。火の近くでは決して扱わないこと。気をつけましょう。

③ ②の瓶を1週間から10日ほど、陽のあたらないところに置いておきます。黄色だったレモンの皮の色がすっかり抜け、白くなったら、いい頃。皮をとりのぞきます。

④ 鍋にグラニュー糖と水を入れ、火にかけ、グラニュー糖を溶かし、シロップを作ります。

⑤ よく冷ました④と、皮を取り除いたスピリタスをあわせます。陽のあたらないところで2週間ほど寝かせればできあがり。

出来上がったリモンチェッロは、ストレート良し、ロック良し、炭酸水で割って飲むも良し。

私は瓶ごと冷凍庫でキンキンに冷やして、出したての、とろ〜っと滑らかな冷た〜いのをリキュールグラスでくいっと飲むのが、お気に入り。度数が強いので凍らないんです。

リモンチェッロの使い方は、他にもいろいろ。バニラアイスにかけたり、冷たい紅茶にほんの数滴入れてレモン風味を楽しんだり。

そして、そして、最高なのが、かき氷!暑い暑い夏の夜、リモンチェッロをかけた、大人のためのかき氷は、いわばフローズンカクテル、ですよね。おいしいんです!

作っといて良かったーとうれしい瞬間がいっぱいの、レモンのお酒、リモンチェッロ。ぜひ作ってみてくださいね。

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