これでスムーズに自転車に乗れるようになった! 一台でキックバイクと自転車を兼ねる「へんしんバイク」のオススメ度

更新日:2022年5月25日 / 公開日:2022年5月25日

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使いやすいグッズがあれば、子育てはもっとラクに楽しくなるはず。今回は2児の父である鈴木以外全員さんにイチオシの子育てグッズを教えてもらいました。

おすすめしてくれた人

鈴木以外全員さん(10歳、5歳の父)

二人の娘の父にして、フルタイム共働き夫婦の片割れ。妻は会社員、自身は専門職。

Twitter@suzukiigai

おすすめグッズ:へんしんバイク2

キックバイクと自転車を兼ねる「へんしんバイク」。まずはキックバイクで楽しくバランス感覚を身につけてから、ペダルをつけて自転車にへんしんさせると、移行がスムーズ!しかも、別々に購入するよりずっとお得です。対象年齢は2〜5歳。

へんしんバイク2

サンタさんもお父さんも忘れん坊

「へんしんバイク」を購入したのは2015年、長女が3歳9カ月の頃です。まだ次女が生まれる前で、今に比べて少し余裕がありました。朝の準備をして保育園へ送るのが僕、夕方に保育園へ迎えにいくのが妻という分担だったんですが、長女は毎朝のように登園時間を先延ばしにしようと粘るのが面白かったです。僕は時間に追われてよく忘れ物をしていたので、しっかり者の長女から「おとうさんは忘れん坊」の烙印を押されていました。 その年、長女が希望したクリスマスプレゼントは「プリキュアのじてんしゃ」。でも、まだ年齢が3歳で、長女は小柄だったので、今乗れる自転車があるのかなと思いながら、ネットで探しました。すると「へんしんバイクS」というのが特に小さく、色もピンクがあったので、「これにプリキュアのシールを貼ったら娘の希望に添える」と思って購入したんです。 ピンク色の小さな自転車は見た目もかわいく、長女はサンタさんからプリキュアの自転車がもらえたんだと思い、かなり喜びました。ただ、長女は鋭いところがあり、自転車のおまけとしてお菓子などの詰め合わせがついていたことから「一人一個なのになんでこんなにいっぱい持ってきたんかねえ、(自分)ちゃんだけのサンタさんなんかねえ」と真相に迫ってきて、その後もプリキュアのシールブックを持って僕のところに来て「ここ(のシール)がなくなっとるけえ、サンタさんがシールをはったんかね」と図星を突いてきました。 2年くらい経ってからは「サンタさんがこの自転車くれたとき、カッチャンってするの(スタンド・別売)がついとらんかったけえ、サンタさんは忘れん坊よねえ、おとうさんもよく忘れ物しとるけえ忘れん坊よね」と指摘されてもうダメかと思いました。自転車そのものの思い出というよりはクリスマスにちょっと変わった贈り物をしたことによる思い出ですが、こんなことが記憶に残っています。

自転車への移行は2段階を経て成功

最初はキックバイクとして乗りました。ペダルをつけると座面が高くなり、小柄な長女だと足が届かなくなってしまったりしたので、キックバイクのままの期間が結構長かったです。 ある時、僕の隣に来た娘が自分の背丈について、「見てー。おとうさんのおしりのとこくらいまで(背丈が)来とるよ、この辺(僕の脇くらい)までになったらどうするう?」と言ったことがあったんですが、その後、自転車のところへ走っていって「自転車さんはどうやって大きくなるんかねえ?」と言って共に成長しようとしてくれていたので、とても気に入ってくれているんだな、よかったなと思いました。 次の年の秋頃からペダル式にし、週末に少しずつ乗るようにして、1カ月くらいのうちに乗れるようになりました。 キックバイクからペダル式への移行で自然に乗れるようになる……はずだったんですが、うちの子達は少し補助して練習しないと難しかったです。①ハンドルがふらつかないよう持ってあげる段階、②腰を支えてあげる段階を経て乗れるように。つい僕は「(ハンドル)持ってや~」などという要望に応じてしまっていたのですが、それをせずに気長に見守る姿勢でいてあげたら、自分の力だけで乗れるようになったのかもしれません。 「へんしんバイク」は小さいながらもしっかりした自転車で、うちの場合は補助が必要でしたが、何度か補助をしてあげたら倒れることもなく、割と早く乗れるようになりました。あまりつらい思いをせず、短い練習時間で乗れるようになるのが一番のメリットだと思います。練習時に補助をしてあげると倒れること自体がありませんが、小さな自転車なので倒れてしまった場合も、大きな怪我にはなりにくいと思います。スピードも、大人が走って追いつけない程出ることはなく、広い公園で大人がついていれば安全でした。

最初はキックバイクとして

自転車にへんしん

課題を乗り越えることで世界が広がる

自転車に乗るのは、自宅の前か大きな公園で。ひとたび乗れるようになると、公園内のコースを嬉しそうに何周もしていました。小さい人が小さい自転車に乗っていると、見た目がかなりかわいらしかったです。 こうして長女は3才9カ月の購入時から小学校にあがる直前まで(自転車として乗れるようになったのは4歳7カ月頃)、「へんしんバイク」をめいっぱい楽しんだと思います。小学生に上がる頃に大きい自転車に買い替えたのですが、いったん獲得したバランス感覚は乗り換えても失われず、自転車の制御に問題はありませんでした。 次女は「へんしんバイク」に興味を持つのが遅かったのですが、4歳6カ月頃には長女のお下がりを引き継ぎ、4カ月後には自転車として乗れるようになり、今も楽しんでいます。去年、購入後6年目にして初めてチェーンがゆるんでしまい、自転車屋さんのお世話になりましたが、修理後はまた乗れるようになりました。僕は組み立てを自分でしたのですが、自転車屋さんにやってもらうことが推奨されているので、そうしておけばもっとよかったかもしれません。 キックバイクや自転車は、練習するときや遊ぶときに保護者が見ていないと事故に繋がりかねないので、責任を伴います。実際、自転車の運転に慣れて蛇行運転をする次女に「絶対ダメっ!死ぬよっ!」と声をかけて止めたことがあるんですが「死なんよ!パパが死ぬんよ!」と言い返されたのがかなり面白かったです。ただ、こういう思いがけない言動をするのが子供なので、やっぱりしっかり見ていないといけません。 それでも自転車に乗れるようになると自信がつくというのはとてもよい点で、次女の5歳の誕生日に妻が「まだまだ赤ちゃんだと思っとったのにねえ……」と呟いたら、次女が「赤ちゃんが自転車に乗れるわけないでしょっ‼︎」と怒っていたのも面白かったです。「課題を乗り越えた結果、自分のできることが増え、世界が広がる」という経験を早い段階でさせてあげたいと思う方にはぜひおすすめです!

へんしんバイク2 with ペダルくん

へんしんバイク2 with ペダルくん

商品の梱包箱が段ボールスタンドに「へんしん」し、自転車練習を始める前にペダル回しが簡単に練習できるようになりました。キックバイクでバランスを身につけ、ブレーキを練習したら、ペダルくんでペダル回しの練習。バランス、ブレーキ、ペダル回しと自転車デビューに必要なことが、簡単に身に着くようになっています。

詳細は公式サイトでご確認ください。 ※へんしんバイクSはフルモデルチェンジして、へんしんバイク2が発売中です

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この記事の執筆者 大西まお 編集者・ライター。出版社にて雑誌・PR誌・書籍の編集をしたのち、独立。現在は、WEB記事のライティングおよび編集、書籍の編集をしている。主な担当書に、森戸やすみ 著『小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK』、名取宏 著『「ニセ医学」に騙されないために』など。特に子育て、教育、医療、エッセイなどの分野に関心がある。 ■Twitter

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