/
日本では「シルバー席」や「シルバー会員」など高齢者を示す言葉として「シルバー」というワードがよく使われていますよね。ですが、ファミレスやカフェなどの飲食店において、シルバーは全く別の意味をもつ隠語として使われているようです。その別の意味とは?お子さんと一緒に考えてみてくださいね。
親子で外食といえば、やっぱりファミレスが定番。ウエイトレスさんに案内されて席に着くと、彼女ウエイトレス仲間に向かって、「3番席にシルバー!」
シルバーといえば、シルバー席なんて言葉はありますが、この席は自分と子どものふたりだけ、高齢者はなし・・・・・・。なぜ、「シルバー」?
実は「シルバー」は、ファミレスやカフェなど飲食業界で使われる隠語。高齢者とはまったく別の意味をもちます。いったい何を指しているのでしょうか。
飲食業界で「シルバー」は、スプーンやフォーク、ナイフの総称を意味する言葉。つまり先ほどのウエイトレスさんは、「3番席にスプーンやフォークを用意して!」と仲間に伝えていたのですね。
スプーンやフォーク、ナイフといった食器はカラトリーと呼ばれます。もともとこれらの食器は銀製であったために、日本でもシルバーカラトリーと呼ばれるようになりました。それがより言いやすく短くなって「シルバー」になったというわけです。
現在はこの「シルバー」という隠語が飲食業界で定着し、使っている食器が銀製でなくても「シルバー」と呼ぶ店が多いようです。
スプーンやフォークをまとめて「シルバー」と呼ぶのは、飲食業界ならでは。このほかにも、飲食業界には、お盆を「トレンチ」、ふきんを「ダスター」など、ユニークな呼び方がたくさん。たしかに、カタカナにしただけで、少しスマートに聞こえるかもしれませんね。
子どもと行く機会も多いファミレス。実はおもしろい呼び名が飛び交っていたのですね。お子さんとのお店屋さんごっこなどでも取り入れてみると楽しいかもしれませんよ。
この記事のライター
恋愛・結婚の人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント