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【助産師解説】つわり軽減どうしたらいい?つわりを楽にした6つの対策<体験談>

目次

朝がつらい、飲み物が飲めない、歯磨き粉が気持ち悪い、においがダメ、体がだるい、服の締め付けがつらい、気持ちが落ち込む……つわりの時期は吐き気だけでなく、それに伴ういろいろな悩みがあるものです。今回は先輩ママたちに「つらいつわりにこれが効いた!」という体験談をお聞きしました。

この記事を解説してくれた先生 川島 智世先生 育児相談員、看護師・助産師。3児の母。母子保健活動(プレママ・パパの講座、妊産婦・育児相談、乳幼児親子ふれあい教室、乳幼児の食事や離乳食の指導等)や、「命の学習」「家庭での性教育」の講師、乳幼児の育児支援者・保育士を対象としたスキルアップ講師として活躍中。「生後すぐからできる赤ちゃんのリズム体操」(学研プラス)、「家庭での性教育絵本『つながるいのち』」(光陽メディア出版)など著書多数。 HP:http://akachanacademy.com/

「つわり」とは

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※画像はイメージです

妊娠6週ごろから始まる人が多く、半分~8割の人が症状を感じるとされている「つわり」。吐き気や嘔吐などを主とした消化器系のトラブルが主症状ですが、感じ方は人によってさまざまです。

つわりの症状が悪化すると、時には生命の危険を及ぼす「妊娠悪阻(にんしんおそ)」になることもあります。

つわりにはどんな症状がある?

医学的には消化器症状である以下のようなものをさします。 ・「吐きつわり」:気持ちが悪く吐き気を感じる、吐く ・「食べつわり」:空腹だと気持ち悪くなる ・「においつわり」:においに敏感になる、平気だったにおいがダメになる

また、上記のようなつわりの症状に加え、妊娠初期によくみられる「よだれが飲み込めない」「よだれが多く出る」症状や、「猛烈な眠気に襲われる」「寝ても寝ても寝足りない」症状をそれぞれ、『よだれつわり』『寝つわり』というママもいるようです。

つわり対策、教えてください!効果があったつわり軽減方法~ママたちの声~

つわりに苦しんだママたちに効果があった「つわり対策」「つわり軽減方法」について聞いてみました。

つわり対策その①「体のこわばり」には “強めのさすり”

旦那さんが思いやりを持ってつらい体をさすってくれたら、心もほぐれそうですね。

つわり対策その②「歯磨き粉NG」には “シートとフロス”

つわり中に歯磨き粉が気持ち悪かったという人は多いようですね。妊娠中は歯が傷みやすいとされていますので、お腹が大きくなる前に、歯医者さんに歯の状態や対処法を相談してもいいかもしれませんね。

つわり対策その③「においがだめ」には “香り付きマスク”

妊娠初期は、特定のにおいがつらく感じることもよくあるようです。「においで気持ち悪くなったときは、レモンのにおいをしみこませたハンカチを鼻に当てていました」というママもいました。

つわり対策その④「締め付けのつらさ」には“ゴム抜き+サスペンダー”

お腹のあたりがきついと、気持ち悪さが増してしまいますよね。手持ちの服でどうにかするという堅実な考え、しっかり者のママになりそうです!

つわり対策その⑤「何も飲めない」には “自宅でドリンクバー”

そうそう!つわりの時は食べられるものや飲めるものが日々変化するんですよね。「今日飲めたこれが明日飲めなくなったら……」という恐怖心、よくわかります。水分摂取は大事なので、飲めるものを飲んで、どうにかつわりの時期を乗り切ってください。

つわり対策その⑥「ネガティブ思考」には “待ち受け画像変更と会話”

つわり中、体のつらさだけでなく、憂鬱な気持ちに悩んでしまうママも少なくないようです。今まで体験したことのないような体調不良に、気分もふさいでしまいますよね。好きなものを眺めたり、前向きになれるような人と話したり、自分に合った心が楽になる方法が見つけられるといいですね!

※マイナビウーマン子育て調べ 調査日時:2019年1月28日~2月4日

育児相談員・助産師の川島智世先生からママたちへのアドバイス

ママのみんなさん、こんにちは!育児相談員歴26年の助産師、川島智世です。 今回のテーマは「つわり対策」「つわり軽減」について。嬉しく楽しいはずの妊娠生活スタートの時期、つわりのつらさで気が滅入ってしまうママもいます。 つわりを回避することは無理ですが、ちょっとした工夫や考え方で、軽減したり、前向きになれたりできたらいいですよね。

お腹の中の赤ちゃんを想像してみて

・大きな“進化”を遂げる赤ちゃん

お腹の赤ちゃん視点で考えるだけで、このつわりの時期の大切さがよくわかります。

つわりは一般的に妊娠6週前後から始まり、8週から9週ごろが一番つらく、16週頃にはおさまるとされています。中には出産するまで軽い症状が続く人もいます。

多くの人は、「この不愉快な症状はいつまで続くのか?」と、自分にある「つわり」という症状に意識がいきがちです。でも、ママの体調に変化があるように、赤ちゃんも大きく変化しているのです。

この時期は胎盤が作られ始め、お腹の赤ちゃんも胎内で人間らしい体作りに大忙し。妊娠7週までに、いわば『魚の形から両生類、爬虫類、哺乳類へ生物進化の道筋を一気にたどる』わけなのです。

その赤ちゃんが大いなる“進化”を遂げるのと同じ時期、ホルモンの変化などでママの体や心がうまく適応しないで起こるのが、消化器症状を主にした「つわり」なのです。

※妊娠4週から7週ごろまでは「器官形成期」と呼ばれ、赤ちゃんの脳や脊髄、目、耳、内臓などが作られます。この時期の薬の服用や放射線検査は、お腹の赤ちゃんの成長に影響する可能性を考え、慎重に検討せねばなりません。

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妊娠7週頃のエコー写真。この頃の赤ちゃんは小豆ほどの大きさ。

・無理をせず、ゆっくり休んで

つわりでつらい思いをしながらも、家事や仕事の手を抜けず、どうしていいのかわからなくなってしまっている妊婦さんから相談を受けると、私はこんな風にアドバイスします。

つわりは、自分の心と体からのメッセージと考えてはどうでしょうか。 つわりでつらくても、がんばり屋のママは無理をしてしまうでしょ? また、赤ちゃんが「私が(僕が)お腹にいるのだから、無理しないで、つらいときは休んで!」と知らせていると想像してみるのもいいかもしれませんね。

「体がだるい、気持ち悪い……そうかそうか。あなたも、この変化の時期にがんばっているのね。わかった!ママはお昼寝タイムにするわ!」とか、「ママが無理をして体調を崩したら大変。お仕事をセーブしよう!」とか、「お散歩で深呼吸して気分転換。この気持ちよさがお腹の赤ちゃんにも届きますように」などと考えられ、意識が変われば、少しずつ、つわりの感じ方も変わってくるかもしれません。

食べられないときの対処法

つわりの時期は、「食べられるものを食べられるだけ食べる」で大丈夫です。自分が食べたいというものを、食べたいと思うときに口にするだけでもいいです。量も、ほんの少しでも大丈夫です。

ただし、以下のような症状がある場合は、産婦人科で医師に相談しましょう。 ・ほとんど食べられない ・水分を受け付けない ・1日中吐いている ・急激に体重が減る

においがつらいときの対処法

心地いい香りは、心身ともにリラックスできます。 鼻がスーッとするアロマなど利用したり、体調がいい日は少し外に出て自然を感じながらの日光浴や森林浴、海辺の散歩などもいいですね。木陰のベンチに座って、葉酸や鉄分・カルシウム豊富なスムージーを飲んで気分転換、というのもおすすめです。

無理は禁物ですが、窓やカーテンを閉め切って引きこもるのではなく、お部屋の空気の入れ替えをしたり、天気がいい日にお布団を干したり(これはパパにやってもらいましょう!)、部屋中のごみも一掃(これも是非パパに!)してすがすがしい環境づくりは大切です。お部屋にお花を飾るだけでも、気分転換できます。自分にとって気持ちがいい環境を整えてみてください。

気持ちが落ち込むときの対処法

前にも述べたように、今まさに、赤ちゃんの脳や心臓、様々な内臓が成長しています。今、とてもつらいと思いますが、どうか少しでも前向きにとらえ、ゆったり過ごしてください。自分の大好きな音楽や絵などの趣味で気分転換するのもいいでしょう。

せっかく授かった大事な命です。あなたの中でがんばっている小さなわが子に、それを守っていく私(ママ)自身に、「がんばれ!赤ちゃんと私!」とエールを送りつつ、このつわりの時期を乗り越えていきましょう。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:川島智世先生)


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マイナビウーマン子育て

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