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玄関扉の郵便受けから手を伸ばしてカギを解錠→侵入。これって防げるの?

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玄関扉の郵便受けから手を伸ばしてカギを解錠→侵入。これって防げるの?

先日、ツイッターで、ある1枚の写真が話題を集めていた。それは、玄関の郵便受け箱からぬっと腕が出てきて、内側からカギを解錠しているというもの。「あの郵便受け箱から、腕が入るの!?」などと思ってしまったが、実際にこうした犯罪は多いのだろうか。そもそも防ぐ方法はあるのか? 専門家に聞いてみた。連載【ネットで話題の住まいトピック】
ネットニュースやTwitterなどで話題になった住まいに関するトピックを、時にゆるく、時に真面目に紹介します。玄関の郵便受け箱を利用して「解錠」。写真で見ると強烈な印象に

一人暮らしをスタートさせる人も多いこの季節、楽しい新生活を始めたばかりの人も多いはず。そんな人に向けたツイートが先日、話題になっていた。

です汰(@deqth)「4月だから一人暮らし始めた方を不安にさせる画像おいとこ」

この写真とコメント、実に7万以上もリツイートされていて、一時は「ツイート勢いランキング」でも1位を獲得するなど、多くの人に強烈なインパクトを与えていた。確かに玄関扉の郵便受け箱から腕がにょきっと伸び、内側から解錠している様子は、一人暮らしであるかどうかにかかわらず、見るだけで不安にさせられる。実際、多くの人が恐怖を感じたようで、

「皆んな恐怖にかられる笑 寝れないやんか笑」

「鍵だけで安心しちゃ×!チェーン大事!!」

「怖い怖い怖い怖い((^ω^=^ω<ギャアアアアアアア)」

「怖すぎる。 うでが細ければ、入るかも」

と、怖さを感じる人が多数のよう。また、不動産や住まいの設備に関する仕事をしている人からは、以下のようなコメントも。

「備え付けの郵便ボックスは上に上げるだけで簡単に取れてしまうので、なにか、完全に固定できるものをお勧めします…。 賃貸の方々が大半だと思いますが、不動産屋に相談など…オススメします。」

「住宅関係の仕事をしています。只今の住宅関係で画像のようなポストが減ってきています。空き巣被害の3割程がその手口らしくそちらのポストの生産も減ってきている状況です。新築の場合ポストはドア本体ではなく基本玄関先に設置するようになりましたので被害も減ると思われます」

備え付けの郵便受け箱がある玄関扉は減少傾向とのコメントはあるものの、この写真のような扉に住んでいる人もいるわけで、自衛の方法は気になる。確かにチェーンは大事だが、それだけでよいのだろうか。防犯対策の専門家である、安全生活アドバイザーの佐伯幸子さんに聞いてみた。

玄関扉の郵便受けから手を伸ばしてカギを解錠→侵入。これって防げるの?

「写真を拝見する限りですが、これは新しい手口ではなく、昔からよくあるサムターン回しの手口です。ピッキング被害が最も多発した時期(2002~03年ごろ)に『ピッキング』に次いで多発し、今でも見受けられます」と佐伯さん。

「サムターン回し」とはドアの外からドア内部のドアのカギ(サムターン)を回し、解錠して侵入する手口のこと。郵便受け箱やドアスコープ(のぞき穴)、ドアの隙間などから針金のような金属の棒状のものを差し込んで、解錠するのが一般的だが、写真のように腕が細くカギまで手が届けば、針金のような道具を使わなくとも、解錠することが可能になるというわけだ。

過去にはこの手口を使って、300件近く連続して侵入・窃盗を繰り返していた空き巣もいるという。ちなみに、ハウスメーカーが手がけた建物は玄関扉をはじめ、住宅設備などは共通の仕様となっていることが多いため、容疑者は自宅で練習してスキルアップ(?)をしたうえで、犯行に及んでいたそう。なにそれ、怖すぎる……。

では、どうしたらこうしたサムターン回しの手口による侵入を防げるのだろうか。

「まずは、部屋の位置です。例えば通路が外側から見える構造、もしくは手すり壁ではなく格子や柵などであれば、外から丸見えになるので犯行は避けるでしょう。また、ドア付近に録画される防犯カメラが設置されている部屋も避けると思います。部屋探しの際は、こうした点にも注意してください」

一方で、すでに住んでいる住まいの場合では、対策はあるのだろうか。

「今回の写真では、部屋側の郵便受け箱がはずされていますが、通常は室内側の郵便受け箱は簡単に取り外せないように接着されているんです。まずは、その接着がゆるくなっていないか、確認してください。強引に取り外せば落下して音がするはずなので、その音に気づく人が周囲にいるかどうか考えてみましょう」

また、郵便受け箱が付いておらず、開口部が高さ6.2cm以上もあるような場合は特に問題だとか。

「基本的には、在宅中は鍵を必ずかけ、ドアチェーンもかけましょう。錠前が2つあるツーロックの場合は必ず2つとも鍵をかけましょう。また、サムターン回し防止部材なども市販されています。家を空けるときはこの部材を使ってガードするといいでしょう」と佐伯さん。

「ワンルームなど、玄関から室内が丸見えになるような場合は、郵便受口からののぞきや盗撮被害にも備えて、あがりかまちにのれんやカーテンをつるし、室内が見えないように工夫してください」

先に紹介したとおり、建物の玄関の仕様は同じ場合が多いので、同じアパートやマンションで一軒やられたらほかもやられる可能性もあるという。過去に泥棒被害があれば、「わが家も被害の可能性がある」と思ったほうがよさそうだ。とはいえ、侵入窃盗被害などは建物内での情報共有が難しい場合が多い。「自宅は絶対に侵入されないように、鍵のかけ忘れを防ぎ、セキュリティ用品の活用などでできる限りの対策をしましょう」と注意を促している。

一方で、解錠するのに5分以上かかると泥棒の半数以上は諦めるという。楽しい新生活を満喫するためにも、「サムターン回し防止部材の設置」&「常時施錠」を徹底し、「侵入されにくい玄関」を意識してみてほしい。

●取材協力
・安全生活アドバイザー 佐伯幸子さん/All About 防犯「ピッキング・泥棒の対策」●防犯に関する記事
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情報提供元:SUUMO

更新日:2017年4月26日


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