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【医師監修】生後4ヶ月の赤ちゃんの成長は? 家庭内事故の予防と対策

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目次

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生後4ヶ月は、首のすわりが完成したり昼夜の区別がつき始める頃。お風呂やお着替えが楽になり、昼夜逆転がなくなることで、ママは育児がちょっと楽になるかもしれませんね。ただ、この時期からの新しい悩みや危険も出てきます。特徴と育児のポイントを知って、しっかり対策しましょう。

この記事の監修ドクター

わだ小児科クリニック和田直樹先生 これまで30年余りの病院小児科での経験をいかしてお子様の健康と病気全般を扱うクリニックにしてまいりたいと思っています。また背の低い子供の診療も積極的に取り組んでいきたいと思っています。 わかりやすい説明をモットーに子供たちの頼れるかかりつけ医をめざしています。日々お母さんたちが抱いている疑問や悩みについても気軽にご相談ください。 http://www.wadaclinic.com/

生後4ヶ月はどれぐらい成長してる?発育の目安

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この頃になると、体重の増加はこれまでより緩やかになります。筋肉がしっかりつきはじめることで、体つきはしっかりしてくるでしょう。哺乳量や起きている時間などが決まってきて、だんだんと赤ちゃんのリズムができてくる頃でもあります。それでは、具体的な発育段階を見ていきましょう。

身長と体重

厚生労働省が示す発育曲線によると、生後4ヶ月の発育目安は以下のようになります。

・男の子:身長-59.9~68.5cm体重-5.67~8.72kg ・女の子:身長-58.2~66.8cm体重-5.35~8.18kg

発育の目安も大切ですが、それより重要なのは発育曲線に沿って成長していること。定期的に母子手帳の曲線に印をつけながら確認することをおすすめします。赤ちゃんの発育程度は月齢が進むにつれて個人差が大きくなっていくので、他の子と比べて神経質になることはありません。心配な時は、医師や保健師に相談してください。

哺乳量と時間

顎の筋肉が発達して吸う力がつくので、授乳回数が安定します。母乳の場合は、3~4時間置きに1日5~6回のペースになる子が多いでしょう。ミルクも同間隔で飲ませるのが基本です。量は、指定された分量を超えないよう注意しましょう。

発育と同様、飲む量にも個人差が出てくる時期です。これは、赤ちゃんが空腹・満腹の感覚を知り、食欲をコントロールできるようになるためです。飲む量が減っても赤ちゃんが元気で体重も増えているようであれば、それがその子の適量なので、無理に飲ませることはありません。遊び飲みも増える頃なので、飲まない時はいったんやめ、時間をおいて再度チャレンジしてみてください。少ない量で切り上げ、次の授乳を早めてもいいでしょう。

睡眠時間

この頃の赤ちゃんの1日の睡眠時間は、およそ15時間です。昼夜の区別がついてくるので、日中は起きていることが多くなり、夜は5~6時間ほどまとめて寝る子もいるでしょう。ただ、体内時計はまだ完全に整っていないので、促すためにも生活にメリハリをつけてあげましょう。朝は早く起きて日差しを浴び、昼はお散歩や外気浴をするといいでしょう。入浴や就寝の時間もある程度決めると、リズムが整いやすくなりますよ。

生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴6つ

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この頃の赤ちゃんはどれぐらい成長しているのでしょうか?発達段階の特徴を見ていきましょう。

首のすわりが完成

首すわりは生後3ヶ月頃から徐々に見られますが、ほとんどの赤ちゃんが生後4ヶ月で完成します。赤ちゃんの運動能力は、首すわり→おすわり→一人立ちと、上半身から下半身の順番で発達していきます。運動発達は脳の発達の目安にもなるので、首がすわったかどうかは発達の第一段階としてとても重要なポイントです。以下のようにチェックしてみましょう。

・腹ばいにすると肘をついて肩から上を持ち上げ、首を左右上下に動かすことができる。 ・あおむけに寝ている状態で両手を持って上半身を持ち上げると、途中から頭がついてくる。

ご家庭でチェックしてみてもかまいませんが、判断は医師にしてもらうことが大切です。3、4ヶ月健診のチェック項目でもあるので、忘れずに受けましょう。

手足や背中の筋肉も発達

首だけでなく、手足や背中の筋肉も発達が進みます。脇を支えて膝の上に乗せる抱っこも安定してくるでしょう。また、視覚、聴覚と手の運動が連動するようになり、音のする方を見ておもちゃがあると手をのばすという行動も目立つようになります。

興味のあるものを口に入れるように

この頃の赤ちゃんは手指よりも舌や唇の方が敏感なので、つかんだ物は口に持って行ってそれがどういう物か確かめようとします。赤ちゃんの発達段階なので無理にやめさせることはありませんが、口に入れたら危険なものは、くれぐれも近くに置かないよう気をつけましょう。

奇声を発するように

この頃の赤ちゃんは、急に「キャー」などと奇声を発することがあります。聴力が発達することで自分の声がわかるようになり、声を出すことを楽しんでいるのだとか。また、不機嫌な時に泣きながら奇声を上げることもあります。成長にともない徐々におさまってくるので、あまり心配せずに見守ってあげましょう。

大人の食べ物に興味を示すように

これぐらいの時期から、赤ちゃんはだんだんと大人が食べているものに興味を示すようになってきます。大人が食べている様子をじーっと見つめたり、よだれを垂らす子も。生後4ヶ月になると唾液腺などの消化機能が発達してくるので、普段でもよだれは多くなりますが、食事の様子を見つめながらよだれを垂らしていれば、そろそろ離乳食を始めてもいいサインです。

たそがれ泣きをする子も

生活のリズムがだいぶ整い、夜もまとめて寝るようになって育児が楽になってくる時期ですが、中にはたそがれ泣きが始まり、ママに新しい悩みをもたらす子もいます。たそがれ泣きとは、夕方になると泣き続ける発作を言い、専門的には「泣き声発作」、または「コリック(疝痛)」と呼びます。あやしたり抱っこしても泣き止まず、30分~40分ほど続くようであれば、たそがれ泣きかもしれません。睡眠サイクル(体内時計)のアンバランスやストレスが原因などといわれますが、なぜ起こるのか、はっきりとはわかっていません。

このような場合、無理に泣き止ませようとしても逆効果なので、抱っこしてあげる、おっぱいをふくませる、添い寝してママのにおいをかがせるなど、安心感を与えるようにしましょう。生後5ヶ月頃には徐々になくなっていくものなので、ゆったりとした気持ちで見守ってあげるといいでしょう。

生後4ヶ月に注意したいこと

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成長の過程では、常に新しい悩みや不安、危険が出てくるもの。この時期に気をつけたいポイントを知っておきましょう。

健診を忘れずに受けよう

この時期には生後3、4ヶ月健診があります。発育状況と共に、首のすわりや視覚・聴覚の発達程度、あやした時の反応、先天性の病気の有無などをチェックします。とても大切なことなので、必ず受けるようにしましょう。

安全対策はしっかりと

まだねんね期だし…との油断は禁物です。この時期からご家庭での安全対策はしっかりしておきましょう。特に危険になってくるのが、誤飲と転倒・転落です。また、ばたばた動くことでコードが手足にからまったり、持ったものを口に持っていくことでビニール袋やぬいぐるみで窒息してしまうこともあります。赤ちゃんを危険な環境・状態に置かないよう常に意識しましょう。

家庭内事故の予防と対処法

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では、家庭内事故を予防・対処するには、具体的にどうすればいいのでしょうか?この時期、特に注意したい赤ちゃんの事故の防ぎ方と、起きてしまった時の対処法をご紹介します。

最も注意したいのは誤飲事故

つかんだ物はなんでも口に持っていきたがるこの頃から、特に気をつけたいのが誤飲です。国民生活センターの調査によると、子供の誤飲事故は0~1歳での発生が圧倒的に多いそうです。トイレットペーパーの芯に入る大きさであれば飲み込めてしまうので、大きい物でも注意しましょう。また、完全に飲み込めなくても気道にひっかかったり、大きいもので口と鼻をふさいで窒息してしまうケースもあります。赤ちゃんの手の届く範囲に物を置かないようにしましょう。

転落事故にも気をつけて

ほとんどの赤ちゃんが寝返りもできない時期ですが、手足をばたつかせているうちに驚くほど移動していることがあります。また、寝返りの練習のように体をひねる動きをする子もいるので、ソファーや段差のあるところに寝かせていると転落の危険があります。ベビーベッドの柵は必ず上げ、ソファーにも寝かせないようにしましょう。

事故が起こったときの対処法

注意していても思わぬ事故が起こることはあります。万が一トラブルが起こった時のために、対処法も知っておきましょう。

タバコの誤飲

0~1歳での誤飲事故の1位はタバコで、67%にもなります。タバコを食べてしまった場合は、すぐにかき出して病院へ連れていきましょう。最も怖いのは、吸い殻が入った液体(水を入れた灰皿や缶に入った吸い殻)を飲んでしまった時です。1本のニコチン量でも致死量なので、すぐに救急車を呼んでください。

窒息

気道にひっかかって息苦しくしている場合は、膝の上で赤ちゃんの頭を下にし、背中を強く押してください。これでも出ない場合や息をしていない場合は、すぐに救急車を呼んでください。

転倒・転落

激しく泣いた場合は心配ないので、たんこぶができていたら冷やしてあげましょう。ぐったりしている、意識がない、吐く、出血がひどい場合は救急車を呼んでください。また、直後は元気でも、後から上記のような症状が出るかもしれません。24時間は様子を見ましょう。

その他に気をつけたい事故

生後4ヶ月では少ないですが、溺水ややけどの危険もないとは言えません。念のため対処法を頭に入れておきましょう。

溺水の場合、水から引き揚げた時に泣いていれば心配ありません。あえぐように呼吸している、唇が青い場合は救急車を呼んでください。到着するまではあおむけに寝かせて顔を横向きにし、胸を圧迫して水を吐かせましょう。

やけどの場合は、範囲が10円玉以内であれば、ほとんど心配はいりません。流水や冷たいタオルで冷やしてあげましょう。範囲が10円玉より大きい時は救急車を呼んでください。水疱ができたり、ホットカーペットなどによる低温やけどの場合は、病院へ連れて行きましょう。

まとめ

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たそがれ泣きなどの新しい悩みができたり、発達が進んだことで事故の危険も多くなるこの時期。育児の不安や悩みは尽きませんが、対策しておけば不必要な焦りもなくなります。赤ちゃんの成長と共に喜びも増えるので、日々楽しみながら育児に取り組みましょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

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更新日:2017年4月27日

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