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【長野県須坂市】衣裳や刀剣など名品約350点を一堂に公開!特別展「豪商田中本家の至宝」開催中

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目次


江戸時代中期に活躍した信州須坂藩の商人・田中本家は、享保18年(1733)の創業以来、先祖から子孫へ伝えられてきた伝来の品々を守るため、平成5年に博物館「田中本家博物館」となった。

そんな「田中本家博物館」は、今年で30周年を迎えたことを記念し、9月16日(土)~12月11日(月)の期間に“開館30周年記念 特別展「豪商田中本家の至宝」を開催中。3万点ともいわれる所蔵品から、未来へと伝えていきたい選りすぐりの名品約350点を一堂に公開している。

なお、会期中は、身分証明書の提示で名字が「田中」の場合、1家族(親と子)まで入館料無料となる。

貴重な衣装の数々が登場

同展の展示品の一部を紹介しよう。


「緋縮緬地松竹梅鶴亀模様打掛」は、江戸時代、田中本家6代目の婚礼の際に用いられた打掛として伝わるもの。劣化が進んできており、特別な展覧会でしか公開されない貴重な品物だ。

なお、同衣裳は、11月6日(月)までの公開となっており、11月8日(水)からは、大正時代の赤・白・黒・青の4組の豪華な婚礼衣裳に替わる。

また、婚礼衣裳以外にも、飯山藩から拝領した鎧兜、須坂藩のコート風の「洋風陣羽織」、徳川家に仕えた刀工「南紀重国」の刀などの武士の装束を展示。

さらに、明治から大正時代に田中本家の女性や子どもが着た衣裳など、同展では田中本家の歴史と結びついた衣裳の数々が展示されている。

客人をもてなした器の数々


また、田中本家は、豪商として須坂藩の殿様や家老など須坂藩に関わる人々をもてなしてきた。そのため、宴席で客人をもてなすための陶磁器・漆器・設えなどが購入され、それが現在の「田中本家博物館」のコレクションを形成している。

「銹絵五重塔図角皿」は、江戸時代のもので尾形光琳・乾山の兄弟合作の角皿。弟の尾形乾山氏が作陶した角皿に、兄の光琳氏が五重塔を絵付けしたものだ。同様の作風の角皿は、国立博物館等にも所蔵されており、同時期に作られた1枚と考えられている。


また、田中本家には、中国製の陶磁器・漆器も数多く伝えらており、信州の小藩であるこの町にも多くの文物が届けられていたことがわかる。

清時代の「螺鈿楼閣人物図高卓」は、楼閣とそこに集う人々が螺鈿文様で細かく表現された高卓。高卓とは、香炉や花生をのせる台のことだ。

そのほかにも、なんでも鑑定団に出品された須坂藩からの拝領品の「青井戸茶碗」や、蓋の模様をあわせると一つの模様が表れる料紙箱と硯箱なども特別公開している。

田中本家との交流から伝えられた書画


田中本家を訪れた文人墨客との交流の中で残された品々もあり、浮世絵師・河鍋暁斎氏が描いた「牽牛織女図」(慶応元年)もその一つだ。

そのほか、今回の展覧会では、晩年の小林一茶氏が同家に泊まったときに、庭園をみて詠んだ俳句の掛軸や、小諸市出身の洋画家・小山敬三氏が田中本家の子ども達を描いた洋画なども公開されている。

貴重な所属品の数々を楽しめる“開館30周年記念 特別展「豪商田中本家の至宝”に、足を運んでみては。

■開館30周年記念 特別展「豪商田中本家の至宝」
会場:豪商の館 田中本家博物館
住所:長野県須坂市穀町476番地
会期:9月16日(土)~12月11日(月) ※11月7日(火)に一部入れ替えあり
時間:10:00~16:00 ※12月からは11:00~15:30
料金:大人1,000円、中高生350円、小学生250円
公式HP:https://tanakahonke.org/

(ソルトピーチ)



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STRAIGHT PRESS

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