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慣らし保育を乗り切るには? よくある悩み別対処法4選

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子どもが保育園に通うことが決まったとほっとしているのもつかの間、「慣らし保育」がやってきます。子どもがこれから保育園に通うことを楽しみにしてもらえるようになるために、ほんの少しの間は子どもとママの根気比べのような時間が続くかもしれません。保育園に通う習慣をしっかり身につけてあげましょう。

慣らし保育とは

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保育園では、ママとはなれて一日を過ごします。毎日通うことになる保育園だということを、子どもはまだきちんと理解することができません。何より、子どもにとっては、することなすことが初めてのことばかり。しかも「ママと引き離される」「知らない人のなかに置いてけぼりされる」場所であることは間違いありません。

初めての登園で、いきなり長時間ママと引き離されるのは、子どもの心に大きな負担となります。そのために、一日目は短い時間からスタートして、保育園の滞在時間を延ばしていきながら慣れてもらうことを、「慣らし保育」と呼んでいます。

慣らし保育ってどんなもの?

慣らし保育では、まず保育園の様子を子どもに知ってもらい、興味を持ってもらうこと。そして保育士と仲良くなってもらい、一緒にいて頼りになる大人だと認識してもらうことから始めます。保育園に通う小さな子どもや赤ちゃんは、ママやパパ以外の大人とそれまで長時間かかわるようなことはなかったでしょう。しかも、ママやパパがいない空間、知らない人ばかりの部屋の中で一緒に過ごすことは、とっても不安で泣いてしまうでしょう。

少しずつの時間を毎日繰り返すことで、保育園に行く習慣を子どもに理解してもらいます。そしてだんだん滞在時間を延ばしていって、最終的には毎日通う場所だということを子どもにわかってもらうことが大切です。その間に園の友達と遊んだり、一緒におやつを食べたりしながら体験を重ねて、面白いところ、楽しいところだということを感じてもらうために必要な時間なのです。

慣らし保育の期間とスケジュール

慣らし保育を行うスケジュールは、保育園ごとによって異なりますが、一週間ほどを目安にして行うところが多いでしょう。まず一日目は、園の様子を知ってもらうことから始めます。朝登園をして、先生に挨拶をしてから親がいなくなるという体験をします。初日は2、3時間程度を目安にし、長くても昼までの間にママがお迎えに行きます。

一日目と同様に二日目、三日目を過ごし、四日目あたりから午前中いっぱいを保育園ですごします。同じ位の年の子が集まる楽しい場所というだけでなく、ご飯も一緒に食べるところということを理解してもらうために、四日目から給食をみんなで食べることも始めます。給食を食べる日が2〜3日あり、週末を迎えて翌週からは一日預かりをスタートさせるというスケジュールを組む保育園が多いようです。

慣らし保育の目的

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慣らし保育は、時間預かりの施設以外では、多くの保育園が実施しています。毎日通っているうちに自然と子どもも慣れてくるんじゃないの?と思ってしまいがちですが、この慣らし保育をすることに実は大きな目的と意味があるのです。

子供を慣れさせる

赤ちゃんの場合は、初登園の日に保育士の先生に抱っこしてもらったり、入園式で見た教室やおもちゃに気を取られたりして、しばらくしてから、ママがいないことに気づいて大泣きしてしまうというパターンが多いようです。

興味を持つ楽しそうなおもちゃや絵本はたくさんあるけれど、この場所に「ママがいない」ということが、もっとも大きく、超えなければならない壁になります。保育園に行けば、ママと離れて友達や先生と過ごす時間が始まる。ということを子ども自身が知って、その状況に慣れるという目的が重要になります。

親を慣れさせる

保育園に通うことを、子ども自身だけではなく実は親も非常に不安に感じるのではないでしょうか。ちょっと前まで、一日中同じ時間をすごしていたのに、突然子どもと離れる時間が生まれることで、不安や虚無感を抱くママもいます。職場復帰を目指し、子どもを保育園に通わせることを決めたのは自分のはずなのに、離れていることが心配で仕方がない…。こんなママの気持ちも、慣らし保育をすることで次第に冷静になって「保育をお任せするところ」と割り切れるようになるでしょう。

保育士と子どもの距離を縮める

慣らし保育期間中は、どんな子と一緒に毎日を過ごすことになるのか、保育士が徐々に把握していくためにも大切な時間です。子どもたちのお世話を安心して任せてもらえるようになるためにも、子ども一人ひとりの特徴や性格、好きな遊びなどを知りながら、子どもとの関係を作っていきます。

慣らし保育の悩み別対処法

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慣らし保育が何の問題もなくスムーズに終わった、と感じるママはほぼいないでしょう。登園のとき、お迎えに行ったとき、家に帰ってから。この3つの時間的ポイントで、いつもと違う様子の子どもに驚いたり、泣いてしまうわが子を見ていて心が締め付けられるような思いを感じたりするかもしれません。

家から出るのを嫌がる

では、子どもが家から出るのを嫌がった場合はどうしたらいいでしょう。嫌がるのは子どもなりの理由があるのです。第一に、出かけたらママと離れなければならないことがわかったということ。そして、第二に、ママと離れる時間が長く、しかも家以外の場所で過ごさなければならないことを知っているからです。 さびしい、離れたくないというそぶりを親が見せてしまうと、子どももその感情に引きずられてしまいます。保育園は楽しい場所だと感じられるよう明るい表情でママが子どもをリードしてあげましょう。新しいバッグを持って、楽しい場所にお出かけするんだ、という気分の切り替えポイントを作ってあげるといいかもしれませんね。

保育園で大泣きしてしまう

保育園で大泣きしてしまう理由も、「ママがいない寂しさ」「ママに会いたい」という気持ちの現れです。楽しいことに集中している時は問題なく過ごせていても、ふと我に返るとママがいないことを思い出して、探してしまうというのも良くあることです。

ママがいない環境に慣れるまでは、ふとしたきっかけで大泣きしてしまうのを止める術はありません。その代わり、お迎えに行ったときに「会いたかった・がんばったね」と明るく褒めてあげましょう。そして、家に帰るときもママがニコニコと笑って、スキンシップを多めに愛情表現するのも大切です。保育園から帰ればママに会えるという気持ちの切り替えが次第にできるようになってくるでしょう。

保育園で発熱してしまう

朝や夕方は元気なのに、保育園に行ってしばらくすると熱を出してしまう子どもも少なくありません。これは、極度の緊張や生活の変化に体が反応している気持ちの問題の場合が多いようです。緊張しながらも、子どもはどうしたらいいかわからない中で、きっと一生懸命がんばっています。そのがんばりはしっかり受け止めてあげてください。

子どもが保育園に行っている間に、「楽しい」「面白い」「おいしい」と感じる体験をして、環境に慣れてくると、次第に発熱も収まってくるもの。泣いてしまう子どもと同じく、お迎えに行ったときには存分に褒めてあげましょう。

慣れるのに時間がかかる

同じ時期に入園して同じように慣らし保育をしているはずなのに、わが子だけどうしても園に慣れてくれない、と感じることもあるかもしれませんね。泣きやまずにばたばたと暴れて止まらない、保育士にも近寄れない、お友達と遊ぼうとしない。こんな様子を保育士から聞くと、親としては大丈夫なのか不安になるでしょう。

ただし、この様子をほかのお友達と比べる必要はまったくありません。わが子はわが子です。そして、ママやおうちですごす時間が何より大好きなお子さんなのでしょう。帰りたいと泣き叫んだり、ママを呼んだり探したり…。一見すると、慣れるまでに時間が掛かってしまうという風に感じるでしょうが、この一つ一つの行動を積み重ねながら、子どもはきっと、保育園で過ごすことやママがいないことを自分なりに確認しているのです。時間が掛かることが悪いことではありません。きっと慎重なだけです。毎日一歩一歩進んで、自然と楽しい場所だとわかってくれるといいですね。

慣らし保育を乗り切るために

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復職直前から慣らし保育を開始すると、思わぬお迎え要請に慌てて、復帰早々トラブル発生か?となってしまいます。慣らし保育の期間も、子どもによっては時間が足りないというケースもあるかもしれません。スムーズに職場復帰するためにも、慣らし保育で気にかけておきたいポイントを整理します。

スケジュールは余裕をもって

慣らし保育では、親の思い通りに行かないことを痛感するでしょう。保育園に通えれば仕事に戻れる!と楽観的な気分でいても、通常通り登園が始まったとたんに「お迎え連絡」が入ることも十分にありえます。

子どもは、その環境になじむことができれば、しだいに園に通うことを楽しいと思い始めます。実際にお子さんを保育園に預けて仕事に行き、お迎えに行く流れを思い描いて、どのポイントでどのくらい時間が掛かるかも把握しておくようにしましょう。

子どもの様子をしっかり把握する

日中を離れて過ごす間の子どもの様子は気になりますよね。連絡帳を通して、子どもの様子を保育士が記録してくれるでしょうが、実際にどんな様子だったのかを保育士に尋ねてみてもいいでしょう。そして園の様子を聞くだけではなくて、保育園に通いだしてからの変化を見逃さないようにしましょう。

たとえば、家に帰ったら突然かんしゃくを起こして機嫌が悪くなる、よく泣くようになった、という様子が現れたら、一日ママと離れて過ごしたことへのストレスのようなものでしょう。家にいる時間は、慣れるまで存分に甘やかせてあげましょう。そして甘えたがるポイントを把握して、いろんなことを褒めて笑顔で話しかけてあげるように意識しましょう。

まとめ

慣らし保育は、ママと子どもが離れて生活をするためにとても必要な準備です。預ければどうにかなるだろうという思いから、登園直後にたくさん我慢をさせてしまうと、子どもにとって保育園は楽しくない場所になってしまいます。保育園で過ごす時間は、ママと離れた外の世界を感じる初めての体験になります。お子さんとのコミュニケーションを多くして、家では安心して、たくさん笑って過ごせるようにしてあげましょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年5月30日


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