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新生児の授乳の基本、回数・間隔・時間はどれぐらい?

目次

初めての授乳は、戸惑う事も多いですよね。新生児の授乳はどのような点に注意すればよいのでしょうか?今回は、新生児の授乳の回数や間隔、授乳時間のほか母乳の仕組みなどについてもご紹介します。

母乳の仕組み

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赤ちゃんの大切な栄養源となる母乳。そもそもどうしてママのおっぱいから出てくるのか不思議ですよね。まずは、ママの身体でどのように母乳がつくられるのか、その仕組みを解説します。

母乳はどのように作られるの?

女性は妊娠すると、エストロゲンという女性ホルモンが増加し、乳腺が発達します。その一方で、エストロゲンには母乳の分泌を抑える作用もあるため、妊娠中は母乳が出ないようになっています。

そのエストロゲンは、出産すると胎盤とともに排出されます。そして今度は、プロラクチンというホルモンが分泌されます。このホルモンによって、ママの血液から母乳が作られていきます。

赤ちゃんが母乳を吸うようになると、今度はオキシトシンというホルモンが分泌されるようになります。それにより、母乳が次々と出てくるようになります。

新生児の授乳の特徴

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産まれたばかりの赤ちゃんは、一体どれぐらいの母乳を飲むものなのでしょうか?次は、新生児の授乳の頻度・回数・量についてご説明します。

頻回授乳が基本

新生児のうちは母乳を吸う力が弱く、少し飲んだだけですぐに疲れて眠ってしまいます。そのため、1回の授乳にかかる時間も授乳の間隔も短いのが特徴です。赤ちゃんに1日8回以上母乳を与えることを「頻回授乳」といいますが、新生児はこの頻回授乳が基本となっています。

頻回授乳の時期は個人差があるものの、生後3ヶ月頃からは徐々に回数が少なくなってきます。ただし、頻回授乳の必要性については、月齢よりも体重の増え方で判断するようにしましょう。

間隔や回数は?

新生児の場合は、基本的に1日何回飲ませてもOKです。赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげましょう。母乳育児の場合は、授乳の間隔は1時間〜2時間おきが目安となります。

ここで気にとめておきたいのが、授乳時にママの体内で分泌されるプロラクチンの事情。プロラクチンの分泌は授乳が始まってから30分〜40分後にピークとなり、2時間を経過すると元の状態に戻ってしまいます。プロラクチンの分泌を保つためにも、授乳間隔は3時間以内とすることが望ましいとされています。

授乳回数については、欲しがるだけあげて良いという事から、1日10回〜12回ほどの授乳をしているママも多いようです。日本助産師会では、1日に8回以上授乳することにより、プロラクチンの濃度の低下を防ぐことができるとしています。

完全ミルクの場合には、ミルク缶に1日に与える分が記載されているので、基本的にはそれに沿った分を与えます。ちなみに、生後2週間の赤ちゃんでは1日560g、生後2週間〜4週間の赤ちゃんでは720gグラムが目安となっています。

母乳とミルクの混合の場合には、ミルクは母乳よりもカロリーが高いため、与えすぎに注意が必要です。ミルクを与える時には、3時間の間隔をあけるようにします。

1回の授乳時間は?

授乳時間は、1回につき5分〜10分、両方で10分〜20分が目安となります。授乳時間が長くなりすぎてるとママにも赤ちゃんにも負担になります。片方に時間がかかるようであればいったん切り上げ、様子を見てからもう片方で与えてみましょう。

授乳時間が長いのはどうして?

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1回の授乳時間が長いと、ママが疲れてしまうだけでなく、赤ちゃんにも負担になります。それでも授乳時間が長くなってしまうのはなぜなのでしょうか? 授乳が終わらない状態というのは、赤ちゃんが十分に母乳が飲めないケースと、赤ちゃんがおっぱいから口を離さないケースがあり、具体的には次のような理由が考えられます。

母乳が上手に飲めない

新生児のうちは母乳を吸う力が弱いため、母乳がよく出ていたとしてもほとんどこぼしてしまっていることがあります。また、新生児は胃腸の働きが弱いため、いったん母乳を飲んでも吐き戻してしまうこともあります。こういったことから母乳が足りなくなり、授乳時間がどうしても長くなってしまうのです。

対処法としては、母乳を吸う力については赤ちゃんが成長して力をつけるまで見守る姿勢でOKです。母乳をたくさんこぼしてしまうのは、母乳の勢いに赤ちゃんが追いつけていない可能性があります。授乳の前に少し搾乳をして、母乳の出を赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。

吐き戻してしまうのは、ゲップが上手にできていない可能性があります。片方の授乳ごとにゲップをさせるようにしてみましょう。

母乳が足りない

ママの身体で生産された母乳の量が足りないと、全部飲み終えても赤ちゃんは満腹になりません。そのため、いつまでもおっぱいを吸い続けることになります。

この場合は、母乳量を増やすことを心がけます。母乳は水分あってのものなので、水分補給は必要不可欠になります。また、乳房は胃の経路とつながっているため、胃を温めることによって母乳が出やすくなります。母乳が足りてないのかも…と感じたら、温かく胃に優しい飲み物をとるようにしましょう。

母乳がつまりやすい

乳管がつまっていると、当然ながら母乳が出にくくなります。このような場合も赤ちゃんが十分な量の母乳を吸うことができず、授乳時間が長くなってしまいます。

乳管のつまりの原因として多いのが、油分や糖分の高い食事。母乳の出が悪いと感じたら、和食中心の食生活を心がけましょう。そのほかには、ストレスや疲労が関係している場合もあります。その場合には、リラックスできる時間をとり、できる限りストレスを溜めないように心がけましょう。

不快感をまぎらわしている

新生児は、オムツや汗、気温などで不快になりやすいもの。オムツが汚れていたり暑すぎたりなどで不快を感じると、母乳を飲むことでそれを紛らわせようとし、必要な母乳の量は飲んでいても授乳をやめないことがあります。

この場合、授乳する前に赤ちゃんが不快になる原因・環境がないかチェックしておきます。不快の原因を解消してから授乳すれば、赤ちゃんは母乳を飲むことに集中できるようになります。

母乳の質を良くするために

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母乳が満足に出ていない、満足に出ているのに赤ちゃんがしっかり飲んでくれない、そんな心配事を持つママもいるのではないでしょうか。母乳の量や質を十分なものにするために、日常生活を見直してみましょう。

水分をたくさんとる

赤ちゃんが飲む母乳の量は、1日あたり1リットルほどとなります。そのほか、当然ママの体にも水分は必要となりますから、これらを考慮すると1日2リットルほどの水分摂取が理想となります。

とはいえ、この水分量はみそ汁やスープなど食事の際に摂れる水分を含めての量なので、大量に水を飲まなければならないという事ではありません。

また、授乳を始めて母乳を出すようになると喉が渇きやすくなり、水分を求めるようになるので、多くの水分を飲むことは苦にならないと考えられます。

栄養バランスの良い食生活を

ママの食事と母乳の質や量の関係性は、実のところまだはっきりと解明されていません。しかし、脂肪分や糖分の摂り過ぎは乳腺をつまらせたり母乳の質を悪くすることにつながるとして、母乳外来や育児相談などではなるべく控えるように指導されています。

母乳は血液から作られていることから、血液循環を良くする食事は母乳の分泌を良くし、身体を冷やしたり血液をドロドロにしてしまうような食事は母乳の分泌・質を悪くすると考えられます。脂っこいものや甘いもの、塩気の多いものなどはできるだけ控えるようにしましょう。

母乳育児中は、血の巡りが良くなるよう、できるだけ栄養バランスの良い食事を心がけたいですね。

休養・睡眠をしっかりとる

身体を休めている間は、母乳が作られやすくなります。たくさん眠った後おっぱいが張った、という経験をもつママも多いでしょう。

しかし、育児中は夜の授乳もあり満足に眠れないことも多くあります。赤ちゃんが昼寝をしている間も、家事を済ませたりとやらなければならない事があり、結果、昼も夜も十分に眠れず睡眠不足になってしまうこともあります。身体が疲れると母乳の分泌も悪くなるため、なんとかして身体を休めたいものです。

この時期は、なによりママの休養を優先したいところ。赤ちゃんが昼寝しているときに一緒に寝るなどして身体を休めましょう。家事は、赤ちゃんが必要としている母乳のためだと割り切り、ある程度の横着や手抜きも許容してしまいましょう。

血行を良くする

母乳はママの血液で作られています。そのため、血行が悪いと母乳の分泌も悪くなります。育児中のママにありがちなのが、毎回同じ体勢での授乳。これは、身体が凝り固まってしまい、母乳が出にくくなる原因になります。授乳を始める前に、軽く伸びや肩回しをしながら身体をほぐすようにすると良いでしょう。

そのほかには、パパの協力のもとゆっくりと入浴をするのもおすすめです。

まとめ

新生児は胃が小さいため、一度にたくさんの母乳は飲めません。そのため、頻繁に授乳することになります。初めての授乳で、なかなか思うようにいかない事も多いでしょう。しかし、回数を繰り返しているうちに赤ちゃんもママも上手になっていくはずです。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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