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「自然にお金がたまる人」は腰を曲げない?言われてみればその通りの小さな習慣

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目次

「あっちのスーパーのほうが安いわあ、ちょっと遠いけど行っちゃおうかしら」

数百円や数十円を追い求めて、スーパーやドラッグストアを移動していませんか。少しでも価格の安いものを求めるのは大切ですが、下がった価格以上のコストがかかってしまっては本末転倒です。

コストとリターンを比較するのは投資のときだけではありません。日常生活でも、意識する必要があります。

 

1・いつも自分の時給を念頭に置いてコスパを考える

この記事をご覧のみなさまのお給料は、時給に換算するとどれくらいでしょうか。2000円か、はたまた3000円か、4000円や10000円という方もいるかも知れません。

 

少なくとも、みなさんの時間にはそのくらい価値があるわけです。ちょっとベーコンが安いからと行って、歩いて向かってはいけません。多少高くとも、会社の近くや駅前のスーパーで買い物をして、浮いた時間で休息をとったり仕事をしたりするほうが良いのです。

 

「あたしってば、また横着して、特売日にスーパーに行かなかったわ」などと悔いる必要はありません。特売のためにスケジュールを調整して、混雑する店内に闖入し、果てしなく並ぶレジで順番待ちをして、ストレスを貯めなくてよいのです。それだったら、15分残業して超過勤務手当をもらうほうが、効率的。それが、稼ぐ力がある人のアドバンテージです。

 

 2・「無料」には、特別な効用があるということを意識する

何も「特売に行くな」というわけではありません。商品が通常の取引価格より安いって、魅力的ですよね。

 

人は安いものに、その値引き分以上の価値を感じます。

 

例えば、1000円のチョコレートが800円になっているのを見つけるより、100円のチョコが無料になっているのを見つけるほうが、興奮しませんか。前者は200円引き、後者は100円引きです。でも、後者のほうが嬉しく感じる。無料には、とてつもない価値があります。

 

無料とまではいかなくとも、著しく値引きされた商品を購入できれば、あなたの満足度は高まり、ストレスが軽減されるでしょう。そのためには、多少長距離を移動しても良いかもしれません。でも、少々の値引きで、あなたの貴重な時間を消費するのは絶対にやってはいけないのです。

 

 3・「駅の向こう側のドラッグストア」には行かない

今、あなたがいるスーパーではトイレットペーパーが400円で売っています。でも、駅の向こう側のドラッグストアでは200円です。この後、駅の向こう側に行く予定はありません。あなたならどうしますか。シングルかダブルか迷いながら、駅を越えますか。

 

トイレットペーパーの価格差は200円です。あなたの時給が2000円なら200円は6分の労働で稼ぐことができます。駅の向こうのドラッグストアが往復6分以内なら買いに行っても良いでしょう。

 

時間とお金は等価です。

 

6分以上かかるのに買いに行くのは、自分の財布からお金を捨てながら歩いているのと同義です。ドラッグストアの店員が俳優並みにカッコいいか店長に弱みを握られていない限り、行くのは控えましょう。

 

4・腰を曲げて手を伸ばすと、お金は貯まらない

お金の価値は、その人によって異なります。これを“お金の相対的価値”といいます。芸人チームは交通費で1000円もらったら大喜びですが、パパ活している女の子は1000円もらったら悪態をつくでしょう。

 

昔、代官山の2畳の家に住んでいたとき、「どうして住んでいるんですか?」とよく聞かれていました。僕の答えは「治安がいいからです」。いっしょに治安の良いエピソードも紹介していました。それは「今日、家を出たときに家の前で見つけたんですけど、1週間前に落ちてた500円玉が、まだ落ちていた」というものです。

 

代官山の住人にとって、500円は膝を曲げて手を伸ばすことより価値が低いわけです。

 

安売りや移動時間も同じです。時給が低い人にとっては有効ですが、こちらの読者のような仕事ができる女性やアンテナを貼っている主婦の方には無用の節約です。

 

わざわざ、ドラッグストアに腰を曲げて手の伸ばす必要はありません。そんなことをするくらいなら、残業をしたり、夕飯のおかずを一品多くしたり、子供の雑巾を縫ったり、趣味のミシンに精を出したりするほうがよっぽど有意義です。

 

お金と時間を使うときは、常にリターンとの比較をするとお金が貯まりやすくなります。

 

 


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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