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#145 何か起こる⁉ 40代独女、初めての「二人きり」【40代編集長の婚活記】

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目次

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40代、絶賛婚活中のOTONA SALONE編集長アサミ。44歳から婚活を始めて約2年半になる。婚活パーティや婚活アプリ、個室婚活、知人の紹介などでさまざまな出会いを求め続けていた。しかし、誰ともうまくいかず、好きになることもなかった。

しかし、49歳・アーティストのジェントルさんに久しぶりに恋をする。告白しようと決意した6回目デートで新たな展開が……⁉ これは40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。

 

彼のアトリエに誘われる

食事を終えて店を出たのは20時半を過ぎたころだった。まだそんなに遅い時間ではないから、お茶にでも誘おうと思ったときだった。

ジェントル「もしよければなんですけど、さっきお話した僕のアトリエ、寄っていきませんか?」

食事のときにアトリエの話を聞いていた。店から歩いて5~6分くらいの場所、と言っていた。

ジェントル「今日、美術館は間に合わなかったけれど、ちょっとだけ僕の作品も置いてあるので、もしよかったら」

アサミ「いいんですか?」

ジェントル「はい。コーヒーだけでも飲んでいってください」

これはもしかして、初めて二人きりになるパターンってことじゃない⁉

 

ほのかに漂う、いい香り

アーティストのアトリエに入るのなんて初めてだ。マンションの一室。スケッチブックやキャンバス、オブジェなどが置いてある。

そして部屋からは、ほのかにいい香りが漂っていた。

アサミ「いい香りがします。なんの香りですか?」

ジェントル「あ、これですね。乳香。フランキンセンスです」

といって、玄関のそばに置いてあった小さな壺を見せてくれた。お香だった。

ジェントル「僕、好きなんです。この香り」

心が落ち着く、穏やかな香りだった。私もこの香り、好きだな……。

ソファに座ってあたりを見る

部屋の片隅に置かれたソファをさして

ジェントル「どうぞ、そこ座っててください。コーヒー淹れますね」

ソファに座りながら、アトリエに置かれている彼のものであろう作品を眺めていた。

こんな作品をつくるんだ……すごいな。スケッチブックに描かれた絵は、彼の繊細な感性とやさしさがにじみ出ているような気がした。

 

二人きりの空間で……

静かなアトリエに二人きり。一つの空間で彼と二人きりになるのは初めてだ。なんだか緊張する。

コーヒーを持って彼が来た。

ジェントル「砂糖やミルクは使いますか?」

アサミ「いいえ、大丈夫です」

ジェントル「OK。はい、じゃどうぞ」

彼も一緒のソファに座った。めっちゃ近い。さっきのエスニック料理店での距離より近い。

お店で飲んだカクテルが少し強かったのだろうか、それとも彼との距離感のせいなのか。トクトクトク……脈が早くなっている。

 

ぴったり隣に座るジェントルさん

近すぎる距離に照れてしまう……! 沈黙の状況を避けるように、急いで次の言葉を探した。

アサミ「ここに置いてあるの、ジェントルさんの作品ですよね? ステキです。こんなすごいものを作るなんて」

ジェントル「そんな、僕はたいしたことないですから」

アサミ「いえ、すごいです。私は手先が不器用なので、こういう才能ある方を尊敬します」

ジェントル「ありがとうございます。アサミさんは魅力的な文章、書かれるじゃないですか」

アサミ「文章は誰でも書けますもの」

ジェントル「いいえ。魅力ある文章は誰にでも書けるわけじゃありませんから」

アサミ「ありがとうございます……」

なんか誉め合いになってしまって、また照れてしまうのだった。

どうしよう、ドキドキしてる

ちょっと落ち着こう。

コーヒーカップを手に取ろうとして、ソファの背もたれから体を離した。コーヒーを口にする。

ジェントル「髪、キレイですね。ツヤがあってサラサラ」

ソファにもたれていた彼が言った。

アサミ「ありがとうございます。でも最近ちょっとエイジングを感じてますけど(苦笑)」

ジェントル「それに肌もキレイ」

また恥ずかしくなった。コーヒーカップをテーブルに置き、手で顔を覆った。

アサミ「そんな見ないでください。恥ずかしい……小ジワとかシミとかそばかすがありますし」

ジェントル「そんなことないです。キメが細かくて、スベスベ」

そう言って、左手だけ私の顔からはずし、彼は自分の太ももの上に置いて撫でている。わ、どうしよう!

 

手を撫でているジェントルさん

しばらく沈黙が続いた。その間、ジェントルさんはずっと私の手を撫でていた。そして、指を絡ませながら手をギュッと握ってきた。

彼と手をつないでる……! 手を持たれたり、手のひらを合わせたことは何度もあったけれど、手をつなぐのは初めて! 体温が伝わってくる。あったかい。

ジェントル「アサミさん、今日は誘ってくれてありがとう。お待たせしちゃって、美術館も行けなくてごめんなさい」

アサミ「いいえ、今日、お会いできただけでうれしかったです」

素直な気持ちを伝えた。

 

「会えてうれしい」ことを伝える

私の手を撫でるのをやめ、こちらを向く彼。

ジェントル「ホントですか?」

アサミ「私、ジェントルさんと一緒にいるのがうれしいんです。優しいし、お話し楽しいし、色んな事教えてもらってるし」

ジェントル「僕もうれしいです。いつも僕のとりとめのない話を聞いてくれて」

そして彼は私の肩に手をまわし、そのまま引き寄せた。

ジェントル「アサミさん……」

彼の香りにふわりと包まれる。ドキドキドキ。いままでで一番、脈が早くなった。これは、この展開は……!

この展開は、もしかして⁉

ジェントル「アサミさん、いいんですか? 僕で」

その言葉が何を意味するのか理解できず、彼の顔をのぞきこんだ。目と目が合った。

ジェントル「僕バツイチで、子持ちですけど……いいんですか?」

なるほど、いいんですかっていうのは、僕とこういう状況になっていてもということか。それは遠回しにお付き合いすることを示してる? ちょっと抽象的だから私が具体的な言葉にしよう。

アサミ「はい。全然。バツイチとかお子さんがいるとか、そういうこと関係なく、私はジェントルさんが好きです」

言った! 自分から告白したといえるかどうか微妙だけど、言った!

 

ついに「好き」と告白を!!

あれ、先走りすぎた? いいんだよね、こういう発言して。好きと言っておいて内心オロオロする。

ジェントル「ありがとうございます。僕もアサミさんのこと、好きです」

アサミ「うれしい……」

目がうるんできたのがわかる。うれし涙。やだな、私ったらホント泣き虫だ。

アサミ「むしろ私こそ、こんなんですけどいいんですか?  なんかいろいろ経験不足で、たぶん幼いと思うんです」

ジェントル「いいんです。可愛らしい」

ギュッと抱きしめられた。あったかい。そして心地いい……。

婚活歴2年半以上の46歳独女。恋人いない歴9年半という歴史は、この日、幕を閉じたのだった。

 

【彼氏いない歴がついに終了! 二人の今後は…⁉ 5月22日(水)17時をお楽しみに!】

【前回はコチラ】

#144【あるある】恋愛下手な40代独女にありがちなこと【40代編集長の婚活記】

  40代編集長の婚活記まとめ

 


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執筆者:OTONA SALONE|オトナサローネ



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