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【助産師解説】産褥ショーツ の意義は?普通のショーツとの違いと選び方のコツ

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産褥ショーツってどんなもの?なぜ必要なの?買わなきゃダメ?という疑問に、助産師がお答えします。機能とメリット・デメリットはもちろん、サイズの合わせ方や購入するときに見ておきたいポイントについてもチェック!

この記事を解説してくれた先生 坂田 陽子先生 看護師、助産師、国際認定ラクテーションコンサルタント。 葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院のNICU・産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。その後、都内の産婦人科病院で師長を経験。現在は出張専門の助産院”My Midwife”を開業している。

HP:http://ameblo.jp/mymidwife-yoko/

産褥ショーツはなぜ必要?使用のメリットとは

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産院の入院準備リストに入っていることが多い「産褥(さんじょく)ショーツ」。これは具体的にどのようなもので、なぜ必要なのでしょうか?産褥ショーツの機能とメリット・デメリットについてお伝えします。

産褥ショーツとは

産褥ショーツとは、産後の悪露(おろ)に対処するために作られたショーツです。防水や撥水(はっすい)加工になっており、クロッチ(股布)の部分がマジックテープで開閉できるという特徴があります。

産褥ショーツを入院準備リストで指定する産院は多く、中には、分娩前に内診を頻繁にすることを考え、出産時からの着用を促す産院もあります。

なお、産後の悪露の排出が完全に止まるまでにはおよそ4~6週間かかりますが、その間ずっと産褥ショーツが必要なわけではありません。悪露の量が多い産後2~3日の使用が基本ですが、入院中は診察が続くので、その間は着用するママが多いようです。

産褥ショーツのメリット

では、産褥ショーツは必ず購入しなければならないのでしょうか?

答えから述べると、絶対に必要なグッズというわけではありません。サニタリーショーツに産褥パッドをつけてもかまいません。産院で準備するようすめられるのには、以下のようなメリットがあるためです。

1.脱がなくても産褥パッドを交換できる

出産直後は悪露のチェックを含め助産師や看護師が産褥パッドを交換するので、寝たままでもスムーズに交換できる産褥ショーツの使用はとても便利です。出産直後で疲れ、痛みもまだ残っている母体にとっても楽でしょう。

2.診察や傷の確認に便利

また、入院中の診察にも便利です。退院までは会陰(えいん)などの傷の状態や悪露の量・性状の変化を観察するために毎日診察が行われますが、そのたびにいちいちショーツを脱がなくてもいいので診察をスムーズに進めることができ、ママもわざわざ起き上がる必要がないので楽です。

3.防水加工

ほとんどの産褥ショーツには防水加工がしっかりされているので、出血の漏れなどを防げるメリットもあります。

産褥ショーツのデメリット

メリットが多く、できればそろえておきたい産褥ショーツですが、デメリットがないわけではありません。産褥ショーツのデメリットは、何と言ってもコスパの悪さ。使用期間が短いわりに値段が高いのがネックと言えます。産褥ショーツの平均使用期間は、悪露の量が多い産後2~3日。便利という意味での使用も、入院中のおよそ5~6日となります。

もちろん、退院後も生理時にショーツのひとつとして使い続けるのはかまいませんが、使う必要があるか?と言われれば、特にありません。

このように、必要性のある期間が短いにもかかわらず、1枚の値段相場は1,000円前後と、コスパを考えればそれほど安いとは言えない値段です。産院で特に指定がなければサニタリーショーツでも対応可能なので、お値段との兼ね合いも考えて購入を決めるといいしょう。

ただ、診察のたびに脱ぎ履きするのはやはり不便なので、入院期間は産褥ショーツの使用がすすめられます。防水加工がなされており、産褥パッドを付けられるよう大き目の作りにもなっているので、産後生理が再開したらサニタリーショーツとして利用するのもありですね。

サイズや素材はどう見る?産褥ショーツの選び方

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産褥ショーツを選ぶときは、どのような点に注目すればいいのでしょうか?ここからは、産褥ショーツの種類と、失敗しないための選び方についてお伝えします。

産褥ショーツには2つのタイプがある

産褥ショーツには、通常タイプと全開タイプの2つの種類があります。具体的には、以下のような違いがあります。 ・通常タイプ:クロッチ(股布)部分のみがマジックテープなどで開閉できるようになっているもの。 ・全開タイプ:クロッチ部分だけでなく、お腹の部分も横に開くようになっているもの。 帝王切開を予定している場合は、下腹部の傷の観察や処置の際に便利な全開タイプがおすすめです。普通分娩の場合は通常タイプで問題ありませんが、全開タイプだとダメなわけでもないので、自分の使いやすさで選ぶといいでしょう。

産褥ショーツを選ぶときに知っておきたい4つのポイント

では、産褥ショーツを選ぶときに見ておきたいポイントをご紹介します。どのようなタイプであれ、以下の点を必ず確認したうえで購入しましょう。

1.サイズ

産褥ショーツのサイズは、妊娠前のサイズをもとに、出産後直後の体型変化を考慮したゆとりを持った作りになっています。よって、妊娠中のサイズではなく、妊娠前にはいていたショーツのサイズを目安に選びましょう。ただし、妊娠中に体重が増えすぎた場合は、妊娠前のサイズでは小さい可能性も。心配なときは、産褥ショーツに表示されている具体的なサイズを確認したうえで購入すると失敗がありません。

2.素材

妊娠中や出産直後は肌が敏感になることも多いので、綿100%などのできるだけやさしい素材を選ぶとトラブルの心配が少ないです。

3.防水加工

産後は横になって休んだり、授乳で座っている時間が長くなります。動作によって血が漏れてしまうこともあるので、後ろまで防水加工がしっかりなされているものを選びましょう。

4.デザイン

長時間の使用でも肌に負担のないデザインを選ぶことも大切です。特に、かぶれの心配がないよう、マジックテープの部分が肌に触れないような設計になっているのがおすすめ。また、股の足回りの部分が丸くなっていると、内ももが痛くなりにくいです。

何枚必要?産褥ショーツのよくある疑問Q&A

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最後に、必要な枚数など、産褥ショーツについてよくある疑問にお答えします。

Q.産褥ショーツは何枚準備する?

A.2枚ぐらい

産褥ショーツは、毎日の交換に加え、出血で汚れることもあることを考え、少なくとも2枚はそろえておきたいですね。入院中に洗濯をこまめにできるか(生活を手伝ってくれる人が付き添えるか)なども考慮して枚数を決めるといいでしょう。

産院によっては支給されることもあるので、支給があるかどうか、あるなら何枚かも事前に確認しておくといいですね。産後すぐは病院から配られる産褥ショーツ、少ししたら元々持っているサニタリーショーツと使い分けすることも可能です。

Q.いつまで準備すべき?

A.8ヶ月ぐらいまでに

産褥ショーツは、通常は出産後から使用します。病院によっては分娩時から着用することもありますが、どちらにせよ出産直前までに用意しておけば問題ありません。

とはいえ、直前になって焦ることのないよう、余裕を持って購入しておきましょう。予定日はあくまでも予定なので、いつ陣痛が来てもいいように入院準備は早めに終えておくことが大切です。比較的体調がよく、お腹も大きすぎない妊娠5~6ヶ月頃から徐々に始め、8ヶ月頃にはほぼそろえておくと安心ですね。

まとめ

産褥ショーツは出産後の悪露対策を目的に使用するもので、防水や撥水加工がなされ、クロッチ部分が開閉できるようになっているのが特徴です。股の部分が開くので産褥パッドの交換に便利で、入院中の診察をスムーズにするメリットもあります。洗い替えなども考え、2枚ほど用意しておけるといいですね。ただ、使用期間のわりには価格が高いので、節約したい場合はちょっと不便ではあってもサニタリーショーツで代用するという方法もあります。病院によっては支給するところもあるので、事前に確認しておましょう。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:坂田陽子先生)

※画像はイメージです


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情報提供元:マイナビウーマン子育て



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